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KL2020・OD・037
あおり運転に対して、「急ブレーキで仕返ししてやった」話を掲示板や動画サイトで時々見ますが、これって本当にいいのでしょうか?
一般的に考えて、あおり運転者が急ブレーキに対応できなければ、衝突は免れませんよね。
追突事故の場合、追突された車両の運転者には事故の責任が生じないのが通常。後方車両には前方車両が急停止しても対応できる車間距離を保つ義務があるため、前方車両が急ブレーキを踏んだだけで、ただちに何らかの責任が生じるものではありません。
ただし、上記はあくまで危険を回避するためやむなく急ブレーキを踏んだ場合を想定してのこと。正当な理由のない急ブレーキは道路交通法で禁じられています。
車両等の運転者は、危険を防止するためやむを得ない場合を除き、その車両を急に停止させ、又はその速度を急激に減ずることとなるような急ブレーキをかけてはならない。
【引用】道路交通法第二十四条
仕返し目的の急ブレーキが原因で、追突事故が発生すれば前方車両にも何らかの責任が発生する可能性もあり得ます。例えば、行政・刑事の責任として、上記の法律に違反するような急ブレーキについては、
の罰則が科される可能性があります。
自分が違反なく走行していた場合、煽ってくる行為に問題があるため、過失割合も相手が高くなるでしょう。
しかし、高速道路での急ブレーキによる追突事故の過失割合は『前方車両50:後方車両50』が目安になります。こうなると、煽られた上に「あなたにも非があった」として、事故になった場合でも本来もらえたはずの慰謝料を逃すことにもなりかねません。
そうなったら、余計に悔しいですよね…。
あおり運転の被害に遭ったときの最善の対処法は、相手にせずに道を譲ることです。スピードを落としても、脇に逸れて道を譲ろうとしてもあおり続けてくる場合には、車を一時停止してやり過ごすようにしてください。ただし、人によっては、車から降りてくる人もいますので、絶対にドアや窓は開けず、すぐに警察を呼びましょう。
ただ、「我慢するだけでは納得できない」という人もいると思います。そういった場合はナンバーを控えておき、ドライブレコーダーの記録と共に警察へ通報し、法的な罰則を科してもらうことをおすすめします。
最近では、ネット上に晒してしまう人もいますが、別の問題として法律に抵触する可能性がありますので、感情に任せてSNSなどへの投稿は絶対にやめましょう。
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KL2020・OD・037
本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
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