医療過誤
20歳の息子が3月初旬に右手人差し指の第一関節をドッヂボールで突き指し総合病院で診察を受けると骨折しているので経皮ピニング術を受けるよう勧められました。
手術をすると早く治り仕事復帰も早いと聞き受けました。が、5月初めになっても腫れが引かず骨折も治っていないとのことで説明を聞きたく一緒に病院へ行き話を聞くと、ピニングのバネの部分から化膿して骨が溶けていて指が曲がり始めていて一生治ることはないと言われました。
毎週診察を受けレントゲンを撮りなぜ気付かなかったのか、そもそも指先の骨折で手術が必要だったのか、担当医に聞きたかったのですが退職されたとかで会うことはできませんでした。
総合病院に不信感しかなく他院で受診するとそこの先生が、残念だけど完治することはないけど、うちで面倒みるからおいでとおっしゃってくれ転院しました。これから腫れが引き骨折が治ったら大学病院で形成手術を受けることになります。
指は曲がったまま、20歳の若い息子の将来を思うと総合病院に過失は全くなかったのか、心の傷がかなりあり出掛けるときは手を隠す格好をします
相談者(ID:1707)さん
弁護士の回答一覧
ご回答が大変に遅くなり申し訳ございません。 おそらく、ピンを挿入したときに感染が生じたものと...
おそらく、ピンを挿入したときに感染が生じたものと思われます。感染を完全に防ぐことはできませんので、感染を生じさせたことの責任を追及することは容易ではありません。
ただ、御相談においてご指摘のとおり、医師は、骨折部の経過観察をしていたのですから、レントゲン画像で異常所見(正常ではないおかしな画像と判断できること)が得られたか、そうでなくても、人差し指に感染による炎症を示す所見、発赤、腫れなどが得られたのではないかと思います。
それを、医師が、得られたのか、得られたとして、いつ、得られたか、そのときに感染に気が付いて治療をしていれば、重篤な後遺症は残らなかったかが、病院の法的責任を判断するうえで重要になります。
そして、これらが肯定されれば、病院に法的責任があることになります。
弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
身内が心臓カテーテル手術を受けました。手術を受ける前にリスクが高いなら引き返し、確実にカテーテルを通せる場所だけで良いというお願いのもと、手術が始まりました。
結果として病院側の判断の元、リスクの高い場所にチャレンジしたようで、大動脈穿孔、心タンポナー...
息子が仕事のことで長い間不眠不休の期間が長かったためか発作を起こし救急車で大学病院に搬送したのですが、部屋が空いてないということで大学病院側が探して転院しました。それが精神科の病院でした。
治療のための保険証の提出など事務処理が息子を帰宅させるとで...
整骨院での施術直後に右ふくらはぎに激痛がはしり、その場で歩けなく成りました。翌日整形外科でMRI検査を受けた結果、右下腿筋肉内血腫で約4週間の通院加療を要する(完治迄は3~6ヶ月掛かる可能性が有る)と診断されました。整骨院では、施術ミスを認めており、『損...
とある産婦人科で中絶手術を行いました。話とは違い、麻酔がほぼ効かず、半分意識のある状態で手術をされました。死ぬほど痛かったです。
その後、頂いた止血剤を飲んでも溢れ出てしまうほどの出血が2回あり、再び診察に行きました。しかし、何も言われず、止血剤も出ず...
医療問題に関する法律ガイドを見る
インプラント治療で失敗・トラブルにあった場合の相談窓口5選 | 治療費の返金方法や判例も紹介
一般的になりつつあるインプラントですが、実は治療の失敗などによって問題が起こる事例も存在します。インプラントに失敗した又は不調を抱えている際はどこへ相談したらいいのかについてお伝えします。続きを読む
医療過誤の裁判は、医療に関する知識が求められるため、一般の民事裁判と性質が異なります。医療の性質を前提に話を進めていくため、医療過誤は法律で線引きすることが難しく裁判が終わるまでに数年の歳月を要するのが一般的です。一般的な裁判と違い、...続きを読む
医療訴訟が得意な弁護士を探す3つのポイント|医療訴訟の流れまとめ
自分の大切な人が医療事故で大きな後遺症を抱えてしまった場合どのように裁判に臨んだらよいのでしょうか。ここでは、弁護士の探し方や依頼するメリット、相談のタイミング・費用・訴訟の流れなど起訴するにあたり最低限把握しておいてほしい知識をまとめました。続きを読む
医療過誤トラブルにおいては、病院側へ責任追及することで賠償金を受け取れる可能性があります。しかし、その際は証拠準備や交渉などの対応が必要となりますので、外部の相談窓口を頼ることをおすすめします。この記事では、医療過誤の相談窓口や相談準備などを解説します。続きを読む
医療訴訟における賠償額の内訳と相場とは?ケースごとの計算例を紹介
医療訴訟で請求可能な損害賠償(治療費や慰謝料など)の種類や算定基準について解説しますので、医療過誤事件の被害者になってしまった場合にご参考いただければと思います。続きを読む