決して安くない弁護士費用。いざという時に備えてベンナビ弁護士保険への加入がおすすめです。
離婚、相続、労働問題、刑事事件被害、ネット誹謗中傷など、幅広い事件で弁護士費用の補償が受けられます。
【ベンナビ弁護士保険が選ばれる3のポイント】
- 保険料は1日あたり約96円
- 通算支払限度額1,000万円
- 追加保険料0円で家族も補償
保険内容について詳しく知りたい方は、WEBから資料請求してみましょう。
KL2020・OD・037
クレジットマスター(くれじっとますたー)とは、プログラムを悪用して、実際に使われているクレジットカードの番号と有効期限を不正に見つけ出す手口のことです。犯人が勝手にカード番号を割り出しているため、残念ながら現段階で被害を未然に防ぐ手段はありません。しかし、不正利用が明らかであれば盗難保険が適用され、あなたがお金を負担する必要はなくなるのでご安心下さい。
こちらの記事では、クレジットマスターの手口や被害に遭った際の対処法などをお伝えします。
目次
まず、クレジットマスターの手口を確認しましょう。
クレジットマスターとは、利用可能なクレジットカードの番号を割り出すプログラムを悪用した詐欺のことを指します。16桁のクレジットカード番号には規則性があるため、プログラムが算出した番号を手当たり次第に利用し、実際に使えるカード番号を割り出すのだそうです。
クレジットカードを悪用する手口に、磁気ストライプカードから個人情報を抜き取り悪用するスキミングがあります。スキミングの場合は怪しい店に行かないようにするなどの対策ができますが、クレジットマスターは犯人が手当たり次第にクレジットカード番号を発見して悪用をしているため、個人ができる有効な対策は今のところありません。
ただ、クレジットカードの不正利用が証明された場合、盗難保険が適用されあなたの自己負担が発生しない場合もあります。詳細は『クレジットマスターでカードを悪用された時の対処法』で後述しています。
番号が割れたクレジットカードの情報は、悪徳業者などの第三者に売却され、暗証番号が要求されないネットショッピング等で悪用される可能性があります。カードの利用明細を確認し、見覚えのないショップからの請求がないか確認するようにしましょう。
お伝えした通り、クレジットマスターは手当たり次第にクレジットカードの番号を割り出す手口です。今のところ未然に防ぐ手段はなく、クレジットカード利用者であれば誰もが被害に遭う可能性があります。
クレジットマスターで被害に遭った事例をご紹介します。
10月21日放送のラジオ番組『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送)で、元SMAPの中居正広氏が「クレジットカード詐欺」の被害に遭ったと告白した。突然、クレジットカード会社から「中居さんが知らないところで、カード使われてます」と告げられたそうで、中居氏は身に覚えのない買い物の履歴に衝撃を受けてしまったようだ。
クレジットマスターの被害に遭うと、この事例のように見に覚えのない請求をされます。今回のようにクレジットカード会社が不正利用に気付いて教えてくれる場合もありますが、クレジットカード会社でも見逃してしまう場合も大いにあります。
被害を確実に防ぐ手段はありませんが、できるだけ早く不正利用を発見することで、被害を最小限に抑えることは可能です。
クレジットカード利用者は利用明細が届いたら毎月確認し、覚えのない請求がないか確認しましょう。
クレジットカード会社が気付いてくれる以外に不正利用に気づく方法はこの程度しかないので、過去のお金の使いみちを振り返る意味でも確認するクセをつけておいて損はないでしょう。
未然に防ぐ手段はないものの、不正利用が明らかであれば盗難保険が適用され、あなたの自己負担は発生しませんのでご安心下さい。最後に、クレジットマスターでカードを悪用された可能性がある場合の対処法をお伝えします。
請求名義は必ずしも店舗名ではなく、運営会社の名義で請求が来る場合があります。請求名義に馴染みがない場合でも、不正請求ではない可能性がありますので、念の為に請求名義をGoogle等で検索し、確認をしてみましょう。
まずはクレジットマスターに遭っているのか、遭っていないのかを特定しましょう。覚えのない請求が来ていた場合は、まず家族にクレジットカードを使った覚えがないか確認してみましょう。
請求名義を検索してもあなたや家族に心当たりがなかった場合や、海外のショップなど明らかに利用していない所から請求が来た場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡をしましょう。すでにお伝えしているように不正利用が明らかになれば、盗難保険が適用され自己負担は発生しません。
何の落ち度がなくても被害に遭う可能性があるクレジットマスターですが、不正利用であった場合、負担が発生しないので、あまり心配しすぎることはないでしょう。クレジットカード利用者は利用明細をキチンと確認し、覚えのない請求があれば気づけるようにしていただければ幸いです。
決して安くない弁護士費用。いざという時に備えてベンナビ弁護士保険への加入がおすすめです。
離婚、相続、労働問題、刑事事件被害、ネット誹謗中傷など、幅広い事件で弁護士費用の補償が受けられます。
【ベンナビ弁護士保険が選ばれる3のポイント】
保険内容について詳しく知りたい方は、WEBから資料請求してみましょう。
KL2020・OD・037
本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※あなたの弁護士に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
詳しくはあなたの弁護士の理念と信頼できる情報提供に向けた執筆体制をご覧ください。
※本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。