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KL2020・OD・037
ネット上での匿名掲示板と言えば2chが代表的ですが、爆サイでもそれに劣らず誹謗中傷が蔓延っています。地域のローカルコミュニティという性質が災いしてか、特定個人を特定できる内容の書き込みがあふれているのが現状です…。
しかし、いくら誹謗中傷があふれているからと言っても、地域掲示板で個人を特定される可能性がある書き込みを放置するのは危険なので、直ぐに対処をしなければいけません。
この記事では爆サイの削除の方法について紹介していきますので、心ない書き込みに悩まされている状況ならばぜひ参考にしてみて下さい。
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目次
爆サイは利用規約に以下の違反行為を設定しているので、これらのいずれかに該当する書き込みであれば削除申請を出すことが可能です。
- bakusai.comドメイン以外のURLの記載
- 各掲示板に指定されたテーマや情報から逸脱した内容の投稿
- 同一内容の多数投稿や無意味な文字の羅列等の行為(マルチスパム投稿)
- 出会いを求める投稿及び援助交際目的の投稿
- 他人の名誉、社会的信用、プライバシー、肖像権、パブリシティ権、著作権その他の知的財産権、その他の権利を侵害する行為(法令で定めたもの及び判例上認められたもの全てを含む)
- 本名、住所、メールアドレス、電話番号の記載(一般に公開されている情報・公人に関してはこの限りではありません)
- 指定された掲示板以外での物品売買行為
- 指定された掲示板以外での求人関連投稿
- 有害なコンピュータプログラムなどにリンクするもの
- 当サイトまたは当サイトに接続しているサーバーもしくはネットワークを妨害したり、混乱させたりすること
- 犯罪予告、自殺への誘引その他他人を威迫・脅迫する旨が看取される内容を含むもの
- 当サイトを利用しての宗教の宣伝を含む宗教的行為、および宗教団体の設立・活動、宗教団体への加入等宗教上の結社に関する行為
- 詐欺、強迫、マルチ商法、ネズミ講もしくはその他の違法取引行為またはかかる取引への勧誘
- 「麻薬及び向精神薬取締法」「銃砲刀剣類所持等取締法」によって所持、取引または取扱が規制される引き及び物質等の所持及び使用への勧誘
- その他、日本国の法令が禁止する事項
- 上記以外の、管理者が不適切であると判断する行為
引用元:利用規約-爆サイ
上記の通り様々な規定が設けられており、これらに該当しない書き込みは削除申請しても却下されることが多いです。では、個人が削除申請をする理由となることが多い誹謗中傷と個人情報について下記で補足させて頂きます。
誹謗中傷とは、他人を罵ったり、根拠のない悪口を言う行為全般を指します。具体的な内容であれ抽象的な内容であれ、相手を罵る行為は全て誹謗中傷に該当します。なお、誹謗中傷のうち、公然と事実を摘示して相手の外部的評価を低下させる行為を名誉毀損といいます。行為です。
「あいつは夜のお店で働いている」「過去に3回も不倫が原因で離婚をしている」など悪評の書き込みは、誹謗中傷であるとともに名誉毀損にも該当するため、規約違反の削除対象であると判断できるでしょう。
イニシャルでの書き込みで直接的な表現を避けていたとしても、他者から見てそれが誰であるか容易に特定ができる書き込みであれば、個人情報が晒されたと判断できるので削除対象として扱われます。
例えば「駅前ファミレスのH.Iって店員が…」「〇〇公園の管理人のおじさんが…」など、このように少し調べれば誰だか分かるような書き込みなら、規約違反に該当すると判断される可能性が高いです。
ただし、「〇〇中の豚オンナ」といった当事者にしか分からない他者から見ても個人の特定が難しい書き込みだと、利用規約違反に該当しないと判断されるのでご注意下さい。
明らかに利用規約違反である書き込みの削除申請をしても、以下の理由により削除をしてもらえない場合があります。
掲示板の削除申請なんて大抵の人は初体験の手続きのためやり方を間違えてしまう人は意外と少なくありません。なので、爆サイの削除申請をする際は必ず下記の項目に注意をしながら手続きに臨むようにして下さい。
爆サイの削除申請は各スレッド(1つの話題に関連した投稿の集まり)の下部にある削除依頼フォームから行います。
引用元:爆サイ
運営元に直接メールや電話を入れた方が早く対処してもらえると考える方もいるかもしれませんが、この専用フォーム以外からの削除依頼は何も受け付けてもらえないのでお気を付けください。
爆サイの削除申請では1回で1つのコメントしか指定することができません。1回の削除申請でいくつも申請をしてしまうと、削除するかどうかの検討もされずにそのまま放置されてしまうので注意が必用です。
また一度の大量の申請を送っても対応してもらえる可能性が低くなるので、1つ申請を送ったらその対応が済むまで待ってから次に申請をすることをおすすめします。
爆サイでは72時間以内に同一の書き込みに対する削除依頼を出してしまうと、威圧的削除依頼として捉えられてしまい、今後の依頼に一切応じてもらえなくなる場合がるのでご注意下さい。
直ぐに削除してもらえないからと何度も申請をしてはブラックリストとして扱われる可能性があるので、焦らずに落ち着いた態度でのやり取りを心がけましょう。
「この書き込みは嘘だから直ぐに削除しろ!」このような感情的な申請では削除依頼をしても書き込みは削除してもらえません。削除の判断は個人の感情ではなく、利用規約に反しているかどうかで決定されるからです。
「このスレッドの14番の書き込みが利用規約の5の名誉侵害に該当するため、削除の手続きをお願い致します」
削除申請は上記のように簡潔に利用規約違反の書き込みがある事実を伝えるだけで問題ありません。削除してもらえる可能性を高めるには如何に論理的に違反を指摘できるかが重要になります。
正しい方法で削除申請をしても爆サイの削除人に利用規約違反に該当しないと判断されると書き込みは削除されないですが、削除人の判断が必ずしも正しいとは限りません。
もし削除申請の対応に納得がいかないようなら、外部に削除代行を依頼すれば削除申請を拒否された書き込みでも削除してもらえる可能性があるので、何としても書き込みを削除したい場合は以下の対処をご検討下さい。
警察にはサイバー犯罪対策課というネット犯罪を専門とした部門があるので、そこで自分が爆サイの書き込みで被害を受けている旨を相談して被害届を提出しましょう。被害届を提出するには以下のものを用意しておく必要があります。
警察は「誹謗中傷を受けているかも」という曖昧な状況では被害届を受け取ってくれません。警察に動いてもらうには、それが犯罪行為であること(名誉毀損や業務妨害に該当すること)を客観的に証明できる証拠を用意しておくことが重要です。
弁護士に削除代行を依頼すれば、その書き込みの違法性を整理してくれる可能性があります。そのように整理して削除申請をすれば、書き込みを削除してもらえる可能性がかなり高くなると言えるでしょう。
なお、プロバイダが削除申請に応じない場合、弁護士に依頼すればプロバイダ責任制限法に基づいて投稿の削除や投稿者の特定等の処理を行ってくれるでしょう。
削除依頼の費用は弁護士によって少し異なりますが、着手金5~10万円+成果報酬5~10万円が大体の相場額です。
メリット | デメリット | |
警察 | 費用がかからない | 動いてもらえない可能性あり |
弁護士 | 依頼成立後は必ず対応してくれる | 依頼に費用がかかる |
警察は被害届を受理しても必ず対応してくれるとは限りません。ネット問題は法の整備が追いつかない部分も多く、警察が刑事犯と断定できずに介入できないようなケースも多くあります。
弁護士は警察と異なり、民事・刑事いずれにも対応可能であるため、投稿の削除だけを目的とするのであれば、警察に依頼するよりも弁護士に依頼をした方が良いでしょう。
ただし、弁護士の削除代行は当然費用が必用になるので、それらを踏まえ依頼をするかどうかの判断をして下さい。とりあえず先ずは警察に相談をして動いてもらえなければ弁護士への依頼を検討することをおすすめします。
「書き込みを削除してもまた直ぐに同じ書き込みをされてしまう」「自分を誹謗中傷した相手をどうしても許すことができない」このような状況で書き込み相手への告訴や訴訟を考えている場合、弁護士に書き込み主の情報開示を依頼しましょう。
弁護士はプロバイダ責任制限法に基づいて、サイト管理者に対して書き込み主の情報開示を爆サイに請求して以下の情報を特定することを求めてくれるでしょう。この場合、プロバイダは通常任意での開示請求には応じないため、裁判所に開示の処分を求めることになります。
書き込み主の情報が開示されれば、あとはその相手に対して告訴なり損害賠償請求なりを求めていくことになります。
削除代行と同じく犯人特定と損害賠償請求の費用は弁護士により様々ですが、全ての手続きの費用を合わせると50~70万円が相場だと言われています。
着手金 | 報酬金 | |
削除請求(仮処分・裁判) | 10万円~ | 10万円~ |
発信者特定(訴訟) | 20万円~ | 10万円~ |
損害賠償請求(裁判外) | 10万円~ | 成果報酬の10%~ |
損害賠償請求(裁判) | 20万円~ | 成果報酬の10%~ |
請求できる損害賠償額も被害の状況によって変動してきますが、大体は以下の数値の範囲内で収まることが多いようです。
基本的には書き込みによって多額の経済的被害を受けたという場合でない限り、勝訴しても費用を差し引くとマイナスになるケースが多いのでご注意下さい。
弁護士が情報開示請求をしても爆サイ運営者がそれに応じなければ書き込みの情報を得ることはできません。プロバイダ責任制限法による開示請求は100%上手くいくとは限らず、成功率は弁護士の腕が大きく影響してきます。
もしネット分野に疎い弁護士に依頼をしてしまえば、着手金を支払うだけで書き込みの削除も書き込み主の特定もできないという最悪の状況に陥る可能性もあるので、依頼は必ずネット分野に精通している弁護士から検討するようにしましょう。
弁護士のHPを見れば何が得意分野なのかすぐに確認できますし、法テラスなどの無料相談サービスを利用すれば自分に合った弁護士を紹介してもらえますよ。
爆サイに限らず個人の特定が可能な誹謗中傷をされた場合は、その事実を客観的に証明できればその書き込みの削除は可能です。
ネットの何気ない書き込みであっても重大な事件の火種になる可能性は十分にあるので、もし悪質な書き込みの標的にされてしまった場合は、なるべく早めに対処しておくことをおすすめします。
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本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
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