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KL2020・OD・037
賃貸物件では、前の入居者が退去したあと、清掃作業をします。通常業者を雇い大規模なクリーニング作業を行い、新築同然になっているものです。
清掃がされていなかったHさん
4月に東北から関東へ引っ越してきたHさんは、そんな当たり前の清掃作業がされなかったことに怒りを感じています。
仲介業者からは「清掃が終わっている」と説明されていましたが、行ってみるとビックリ。風呂にはカビが生えている状態で、トイレや流しにも汚れが目立つ状態。
管理会社に連絡し再度清掃作業をするよう要求し、立ち会いのため部屋で待っていましたが、業者は現れず、連絡も取れませんでした。
既に前の賃貸マンションを退去し、行き場を失っているHさん。満足の行く清掃がなされなければ、業者を自ら呼び、その費用を管理会社に請求することを考えているそう。
また管理業者への不信感から別部屋の契約も考えていて、家財道具など「置き場所」の確保やホテル・マンスリーマンションなどの契約代の請求などを考えているそうです。
清掃作業が行われないことで発生する費用を管理会社に請求することはできるのでしょうか? 銀座さいとう法律経済事務所の齋藤健博弁護士に聞いてみました。
「契約内容次第ですが、おおむね可能でしょう。風呂へのカビが、実際の引き渡しの時点において生じていたのであれば、最低限の文化的生活ができないことを意味しています。そうすると、現在支払っている家賃は、生活が十分できることを前提として設定されている対価ですので、その分を割っています。清掃に関して特別の費用が生じたのであれば、請求する余地はあるでしょう。」
「損害賠償請求という形で、費用相当分・ホテル代請求も視野に入りますが、その範囲は制限される傾向にあります」
通常賃貸マンションやアパートなどは清掃しているのが当たり前。しかしレアケースとしてHさんのように満足行くような清掃がなされず、汚れが気になり入居を止めたいと考えるようなこともあるようです。
あまり費用をかけたくないとは思いますが、そのような場合は契約内容や一般的な不動産の知識などが必要になってきます。仲介業者や不動産会社に1人で立ち向かうのは不安なもの。そんなときは弁護士への相談を検討しましょう。
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KL2020・OD・037
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