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KL2020・OD・037
架空請求メールには「有料コンテンツ利用料」の名目で高額なお金を請求され、支払いがない場合は法的手段に訴えるなどと書かれているため不安になるかもしれません。しかし、架空請求メールが届いたときの対処法は難しくはありません。基本的に無視でOKなのですが、それだけでは安心できない人もいるでしょう。
そこで、今回は架空請求メールの特徴や対処法をご説明しますので、架空請求について理解し、少しでも不安を和らげる一助にしてください。
目次
まず、架空請求メールの特徴を見ていきましょう。
引用元:大阪府|架空請求の一例
架空請求の請求手段はメール、電話、ハガキなどです。メールが届いたということは、メールアドレスが漏えいしているということなので、複数の業者にアドレスを売買され、延々と迷惑メールが届く可能性が高いです。無視していれば良いのですが、うっとうしいと思うならアドレスを変える必要があります。
架空請求とは文字通り、実際には交わしていない契約を交わしたと思い込ませてお金を支払わせる手法です。なので、料金名を見たとき、被害者が「もしかしてアレのことかな…」と感じるような名目を使用してきます。例えば、
上記のような料金名がよく使われます。
ただ、どのサイトを見てどんなサービスを利用したからいくらかかるという内訳に関しては明確に伝えてきません(そもそも契約した事実がないので具体的な話ができません)。
また、例えば、「あなたが利用しているスマートフォンのログイン情報からIPアドレスを取得し、回線事業者に問い合わせてこちらのメールアドレスを取得しました。」などと、いかにも「私たちはあなたの個人情報を取得している」と思わせるような内容が書いてあることもあります。しかし、これは全くのデタラメで回線事業者が一般人にお客様の個人情報を教えることはありません。
実際は他のゲームアプリやサイトに登録する際に記入したアドレスが漏れているだけなのですが、もしその事実を知らなければ相手の言うことを真に受けて不安になってしまいます。
実在する企業名を騙り架空請求をする手口が多発しているそうです。誰もが知っている企業名を使われると信用してしまいそうなものですが、記載されている電話番号と本物の電話番号が違うか確かめたり、ネットで調べた企業の正しい電話番号にかけて事実確認をしたりすればいいだけなので、この手口の対処法はシンプルです。もちろん気にならなければ無視してOKです。
など、何も知らない被害者が不安になるような脅し文句が書かれているのが架空請求メールの特徴です。これは、被害者が不安を解消するために電話で問い合わせをしたり、泣き寝入りでお金を支払うように仕向けたりするのが目的です。
また、難しい言葉や法律名を使ってくることもよくあります。
架空請求ではこの2つがよく使われます。一般人は法律をよくわからないので、それっぽいことを書いておけば信じてしまう人も一定数いるようです。なんだかよくわからない難しい言い回しを多用してきますが、そもそも不安になるのは
などとあれこれ想像してしまうからではないでしょうか。
架空請求がきたら、まず一度冷静になりましょう。架空請求メールに書かれていることが事実である根拠はどこにもありません。そもそも、相手はあなたの個人情報を何も知りません。IPアドレスは簡単に取得できますし、IPアドレスはだけではメールアドレスはおろか、住所や電話番号を取得することはできません。住所がわからなければ、身辺調査も民事訴訟も取り立てもできません。
これ以上個人情報を渡さないのが大切で、メールに載っている電話番号には間違えても連絡しないようにしましょう。「見に覚えがない方はこちらの電話番号にご連絡下さい」と書いてありますが、電話をしても、「登録していなかったんですね、私どもの手違いでした」とはなりません。
架空請求メールが届いた際の対処法に関しては基本的に無視でOKですが、ウイルスに感染したときと裁判所から封筒が届いた場合は無視しないようにしましょう。
もし、それでも不安なときは国民生活センターに相談してみましょう。消費者被害に関して無料で相談に乗ってくれる機関で、架空請求に遭ったときにどうすればいいのかなど助言をもらえます。無視していいのはわかったけど、それでも不安という方は連絡してみてもいいかもしれません。
架空請求として届いたメールは無視してOKです。コールセンターに電話してさらに個人情報を流さないようにしましょう。
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本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
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