決して安くない弁護士費用。いざという時に備えてベンナビ弁護士保険への加入がおすすめです。
離婚、相続、労働問題、刑事事件被害、ネット誹謗中傷など、幅広い事件で弁護士費用の補償が受けられます。
【ベンナビ弁護士保険が選ばれる3のポイント】
- 保険料は1日あたり約96円
- 通算支払限度額1,000万円
- 追加保険料0円で家族も補償
保険内容について詳しく知りたい方は、WEBから資料請求してみましょう。
KL2020・OD・037
「モラハラ」という言葉を近年耳にする機会が増えたように思えますが、もともとはモラルハラスメントを略した言葉になります。
言葉の暴力や嫌がらせ行為によって相手へ精神的苦痛を与えることをモラハラといいますが、現代では、なぜこんなにもモラハラを行う人が増えてしまったのでしょうか。
モラハラの原因を探ってみると意外なことが関係していることがわかりました。そこで今回はモラハラの原因について考えながら、モラハラと心の病気の関係性についても詳しくみていきたいと思います。一体なぜモラハラをしてしまうのか…モラハラと心の闇についても迫っていきましょう。
モラハラについて弁護士に相談する 電話相談可・初回面談無料・完全成功報酬 |
|
---|---|
北海道・東北 | 北海道 | 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島 |
関東 | 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 群馬 | 栃木 |
北陸・甲信越 | 山梨 | 新潟 | 長野 | 富山 | 石川 | 福井 |
東海 | 愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重 |
関西 | 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 |
中国・四国 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 |
九州・沖縄 | 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄 |
目次
モラハラを行ってしまう人には多くの共通点がみられました。ここではモラハラの原因となる6つのことをお伝えします。
幼少期に両親の一方がもう一方に対して日常的にモラハラをしていた姿をみてきたことから、モラハラに対する罪悪感がないことが原因になっている場合があります。
自分の親も同じことをしてきたのだから自分のしていることも悪くないと開き直る ケースと、自分の親と同じことをしていると気づかず無意識のうちにモラハラをしてしまう2つのパターンに分かれます。
幼少期に親から心無い言葉をかけ続けられた結果、自分も同じような言葉を発するようになってしまった場合もあります。例えば親に「あなたは何をやってもうまくいかない」と育てられた場合、自分の配偶者や子どもに対して全く同じような言葉をかけるようになってしまうことが考えられるでしょう。
両親からいつも守られる人生を送ってきたり、ピンチに直面したときに自分で解決をせずに親が全てを解決してきたような人は、どんな状況でも自分が1番で何かあっても周りが動いてくれるだろうと過度な期待をするようになってしまいます。
親が子どもの人生に口を出し、なにをするにも親の決めたことだけをやってきたような人は自ら失敗して学ぶことや自己肯定感が失われています。
こうして、自分の存在価値の分からないまま大人になってしまった人は相手に自分の主張をするために行き過ぎた強い言動や主張により支配力を発揮しようとするのです。
自分が1番と思っているわりには、誇れるような経験や自慢できることがない人が非常に多いです。そんな弱い自分を隠すためにわざと横暴な態度をとり、自分を守っている場合もあります。
幼少期に親と離ればなれになってしまったり、心から信頼していた人に裏切られた経験がある人は、人に対して心を開けない傾向にあります。その結果、人に捨てられることを恐れて異常なほど相手を束縛したり、言葉や権力をふりかざし恋人や配偶者を支配しようとするのです。
モラハラをする人に共通することは、結婚する前は周りも羨むほど、とても優しい人だったということです。
そのせいで結婚してからモラハラをし出した相手に対し、またいつか優しい姿に戻ってくれるのではないかという期待をしてしまうことから、モラハラを受ける側もモラハラに耐えてしまうことがあるようです。
モラハラは残念ながら心の病気です。また、1つに限らず様々な障害を抱えているケースが多いのです。ここではモラハラをする人に共通する障害について考えていたいと思います。
あるがままの自分を受け入れられずに、自分は特別な存在じゃなればならないと思い込むことをいいます。一見、自信家にみえますが実は心の奥底に大きな劣等感やコンプレックスを抱えているのです。
人から心配されたい、構ってもらいたいという欲望が強いので人から注目されるためには人を傷つけることも平気でしてしまうのです。
以前、無差別殺人を行った人が「世間に注目されたかった」という理由から犯行に及んだ事件がありました。こうした人も自己愛性パーソナリティ障害である可能性が非常に高いことがわかります。
幼少期に体験したことや家庭環境が原因で大人になっても過去の傷を抱えながら生きていることをいいます。
アダルトチルドレンになる要因は様々ですが、例えば幼少期に親から精神的虐待を受ける、親の暴力を近くでみてきた、親に異常なほど干渉されたことで物事を決断できない人になってしまったなど、あらゆることが考えられます。
自分自身を愛せる状態であることを自己肯定感といいますが、自己肯定感が失われていることでモラハラに繋がることが非常に多いです。自分に自信がない、相手を失ったら怖いという気持ちから言葉や態度で相手を支配しようとしてしまうのです。
モラハラを受けることで過度なストレスがかかったり、モラハラ前の優しい姿を知っているため「いつか昔の姿に戻ってくれるのではないか」と期待して我慢を続けてしまうなどの原因で、うつ病や精神病にかかってしまう可能性があります。
また、うつ病が悪化すると自殺をしてしまうという最悪なケースも考えられます。以下の図は平成27年度にうつ病を含む精神病が原因で自殺をした人数です。この中にもモラハラを受けたことで精神病になってしまい、命を絶った人がいるかもしれません。
モラハラを撃退するためにどんな方法があるかを考えていきたいと思います。
モラハラは一種の心の病気です。自分を守るために攻撃的な言葉や態度で相手を威嚇してくると思いますが、まずはモラハラをする人の言う ことに対して無視してみてください。言うことを聞いたり、言い返すことは逆効果です。
どちらにせよモラハラの人を構っていることになりますので、無視したり関心を示さないことが効果的といえるでしょう。
はじめにモラハラの原因は幼少期に作られることを説明しました。幼少期に根付いたことを大人になってから払拭することは大変難しいです。
また、想像以上にモラハラを行う人の心の闇が深いことから、モラハラを行っている人自身が自らの非を認め、心の闇と向き合わなければなりません。そのためには臨床心理士などの専門家の助けが必要になることでしょう。
モラハラを続ける夫は、支配権を握っているため中々離婚してくれないことも多々あります。
もし、配偶者がモラハラを行っている場合 は離婚を考えることも1つの方法です。モラハラは幼少期からの境遇が原因であることが多いので改善するには相当の努力が必要になります。それでも一緒に頑張りたいという気持ちがないのであれば早めに離婚を検討することをお勧めします。
お互いのためにも傷つけ合うことはよくありません。これ以上モラハラを受けて傷つく必要はないですから、離婚を選択することを検討しても良いのではないでしょうか。
モラハラによる離婚はモラハラを受けている証拠集めや立証の仕方を考える必要があります。
弁護士に相談することで、具体的な集めるべき証拠やモラハラを受けていることを立証する具体的な手順が明らかになるためお勧めです。
モラハラの原因には幼少期の過ごし方が大きく関係していることがわかりましたね。また、ひとことでモラハラといっても想像以上に心の深い闇の部分も見えたかと思います。
どんな理由があれ、人を傷つける言動はとってはいけません。しかし、モラハラをするようになった多くの人が、様々な事情がある境遇の元で育ってしまったことは同情できる部分のように思えます。
モラハラを行う相手とどう付き合っていくのかは、あなたの気持ち次第です。くれぐれも無理だけはしないように、ご自身にとって最良の道を見出していただければと思います。
モラハラについて弁護士に相談する 電話相談可・初回面談無料・完全成功報酬 |
|
---|---|
北海道・東北 | 北海道 | 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島 |
関東 | 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 群馬 | 栃木 |
北陸・甲信越 | 山梨 | 新潟 | 長野 | 富山 | 石川 | 福井 |
東海 | 愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重 |
関西 | 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 |
中国・四国 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 |
九州・沖縄 | 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄 |
決して安くない弁護士費用。いざという時に備えてベンナビ弁護士保険への加入がおすすめです。
離婚、相続、労働問題、刑事事件被害、ネット誹謗中傷など、幅広い事件で弁護士費用の補償が受けられます。
【ベンナビ弁護士保険が選ばれる3のポイント】
保険内容について詳しく知りたい方は、WEBから資料請求してみましょう。
KL2020・OD・037
本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※あなたの弁護士に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
詳しくはあなたの弁護士の理念と信頼できる情報提供に向けた執筆体制をご覧ください。
※本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。