決して安くない弁護士費用。いざという時に備えてベンナビ弁護士保険への加入がおすすめです。
離婚、相続、労働問題、刑事事件被害、ネット誹謗中傷など、幅広い事件で弁護士費用の補償が受けられます。
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KL2020・OD・037
被害に遭ってしまった場合の慰謝料はとても気になりますよね。実際どのくらい慰謝料として払われるのか、相場と実際の判例を紹介します。
また、示談交渉に被害者が応じるメリット・デメリット・犯人特定から慰謝料の請求までをまとめました。
今回はリベンジポルノの慰謝料相場に関する知識に焦点を当てて解説します。
リベンジポルノについて弁護士に相談する 電話相談可・初回面談無料・完全成功報酬 |
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北海道・東北 | 北海道 | 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島 |
関東 | 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 群馬 | 栃木 |
北陸・甲信越 | 山梨 | 新潟 | 長野 | 富山 | 石川 | 福井 |
東海 | 愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重 |
関西 | 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 |
中国・四国 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 |
九州・沖縄 | 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄 |
目次
リベンジポルノの被害に遭った時、名誉棄損やプライバシー侵害なども問われます。ここでは名誉棄損・プライバシー侵害・ストーカー法違反の3つの慰謝料や算定基準をまとめました。
一般人と一般人 | 10~50万 |
著名人・公人と報道機関 | 50万~100万 |
慰謝料額の算定基準(加害者側の事情) | ・動機・目的・記事内容・真実性・相当性・配布の方法と範囲・配布による利益 |
慰謝料額の算定基準(被害者側の事情) | ・社会的地位・社会的評価の低下・営業上の不利益・社会生活上の不利益・配布後の加害者の態度 |
(参照元:東京地判平成17年2月22日|慰謝料算定の実務|ぎょうせい)
一般人と一般人
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10~50万 |
著名人・公人と報道機関
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50~100万 |
(参照元:東京地判平成17年2月22日|慰謝料算定の実務|ぎょうせい)
慰謝料相場 | 100~200万 |
高額な慰謝料が認められるケース |
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減額が認められるケース |
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さらにリベンジポルノのようなわいせつな写真や動画を公然陳列したとなると、慰謝料は数百万に上がるでしょう。
また精神的負担で「後遺障害」や「労働能力喪失のため収入減少」が認められた場合、慰謝料は数千万まで上がる可能性もあります。
上記の最後に触れたように数百万に達した事例にどのようなものがあるのか紹介します。
【事件概要】元AV 女優の引退後週刊誌が過去の私生活・家族関係・裏ビデオを文章で詳細に紹介したもの・出演していたAVのコマ送り等を承諾なしに掲載。
【判決】
参照元:裁判所|裁判例情報
【事件概要】
インターネットの掲示板上に原告が無実であるにも関わらず、盗撮したことをうかがわせるような内容を書き込んだ
【判決】
(参照元:東京地判平成17年2月22日|慰謝料算定の実務|ぎょうせい)
こちらはリベンジポルノではありませんが、Twitterなどインターネット上でリベンジポルノに遭い、容疑者を調査して特定した場合の調査費(配信者情報開示請求などに)を損害として認められる可能性のある判決です。
リベンジポルノの被害に遭った場合、示談交渉に応じた方がいいのか、訴訟した方がいいのかで、被害者側のメリットとデメリットがあります。
ここでは示談交渉や訴訟をするメリット・デメリットをまとめました。
メリット
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デメリット
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メリット | デメリット |
・損害賠償金を請求し続けることができる | ・弁護士費用・裁判費用や時間が掛かってしまう |
示談交渉が持ち掛けられた時は素直に応じて示談金交渉をする方がメリットは多いです。
また示談をする時はしっかり弁護士を雇いましょう。また示談交渉の時には、弁護士の費用も負担してもらえるように交渉することも大切です。
ネットに投稿した人物が自分の知り合いではない場合や、嘘などをつかれていて特定できない場合はサイトの運営やプロバイダなどに対し配信者情報開示請求することができます。
開示情報の書き方から書きこまれた投稿の削除請求・慰謝料請求までのポイントやコツをまとめました。
年 月 日 至 [投稿されたサイト等の会社の正式名称]御中 [権利を侵害されたと主張する者] 住所 氏名 印 連絡先 ※個人の場合:運転免許証やパスポートなど顔が分かる身分証明書 法人の場合:資格証明書の添付
発信者情報開示請求書
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(参照元:プロバイダ責任制限法発信者情報開示関係ガイドライン)
侵害された権利や理由・どのような被害が出ているのかを正確に記述するのは難しいので、請求書を書くときはネットに強い弁護士に相談しましょう。
またリベンジポルノで自分だと明らかにわかる場合はまず先に警察に相談しましょう。
ネット上で権利侵害された場合、サイト運営者やプロバイダに対し、情報の送信の停止を求めることできます。
私事性的画像侵害情報の通知書兼送信防止措置依頼書 年 月 日 ]至 [投稿されたサイト等の会社の正式名称]御中
[被害に遭った人の名前] 住所 氏名 印 連絡先(電話番号) (e-mailアドレス) □撮影対象者以外の場合にチェック(撮影対象者が死亡している場合のみ可能)
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(参照元:侵害情報の通知書兼送信防止措置依頼書)
掲載されている場所はもしかしたら消されているかもしれないので、見つけたらURL以外にも印刷して手元に残しておきましょう。
また依頼書を書くときは、被害状況など整合性をもって書かなければならないので、ネットに強い弁護士に相談しましょう。
情報開示請求や送信防止措置依頼をしても開示や削除されない場合、裁判所で2つの仮処分の申し立てができます。ではどのようなものなのか見てみましょう。
本起訴では時間がかかってしまい画像等の拡散を早く止めるためには削除の仮処分を申し立てます。書き込み削除の仮処分が決定すれば、一回応じてもらえていなくても答えてもらえる可能性が一段と高まります。
また仮処分命令が発令された後、執行官に対し保全執行の申立をする必要があります。申立の詳しい手続きはこちら「保全執行段階|裁判所」をご覧ください。
記事の削除の仮処分の費用は30~50万円程度が担保費用としてかかってしまいます。ですが、被害を拡大させないためにも申立をしましょう。
また申し立ての手続きや書類が必要な方はこちらを「保全事件の申立て|裁判所」ご覧ください。
発信者情報開示請求の処分の申し立てを行うことで、相手の情報を入手できる可能性が高まります。
内容証明とは、差出人・受取人・文章の内容を証明してくれる郵便になります。内容証明はあくまで手紙の一種なので法的効果や強制力はありません。
内容証明で得られる4つの利点を紹介します。
内容証明とは、差出人・受取人・文章の内容が証明されますので、裁判において「聞いてなかった」「受け取ってない」等の言い逃れができなくなります。
これは裁判や告訴前の最終通告という意味も持っています。また、正式な証拠にもなることと、普段見慣れない書き方がされていることからプレッシャーを与えることができるのです。
裁判では日付がとても重要な場合があります。内容証明の日付は公的に証明されているので法的な効力が得られるのです。
内容証明には催告という6ヶ月間時効を中断させる効力があります。なので、裁判を起こすのに時間が掛かってしまい、時効が成立しそうな時の一つの有効手段です。
内容証明は細かい決まりはほとんどありません。例として書いたのを参考にしてください。
リベンジポルノの慰謝料は、自分の社会的評価の低下や精神的負担・加害者の利益や配布方法によっても変わってきます。示談に応じるときや書類を書くときはネット問題に強い弁護士を雇いましょう。また被害に遭わないための最大の防止策はリベンジポルノにつながるような写真を撮らない、取らせないことを徹底することです。友人・恋人・夫婦間でも気を付けましょう。
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本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
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