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KL2020・OD・037
ネットストーカーとは、SNSなどに執拗な書き込みをするなど、ストーカー行為をインターネット上で行うことをいい、サイバーストーカーとも呼ばれる比較的新しい言葉で、2016年に起きたネットストーカーから発展した傷害事件をきっかけに、ネットストーカーに対しても罰則が設けられています。
ここでは実際にネットストーカー被害を受けた女性の実体験を紹介しながら、ネットストーカー被害を受けないためにできることと、被害を受けたときに相談できる場所をご紹介したいと思います。また、これを機にSNSの利用方法も改めていただければと思います。
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目次
ネットストーカー被害を受けないためにも、ストーカーを寄せ付けないSNSの利用の仕方が重要になるのではないでしょうか。ここではネットストーカー被害を受けないためにできる3つのことをお伝えしたいと思います。
これは一番初めの段階でできることですが、ネットストーカーから来たメッセージに対して無視を続けることは望ましくありません。「メッセージを送ることはやめてください。」とはっきり伝えましょう。それでも酷かったときに初めて無視やブロックをしてください。
実名や自分の住んでいるところ、行動範囲を把握されるような写真の投稿はやめましょう。ネットストーカーが、目の前に現れる可能性が高くなります。実名のアカウントは友達限定公開にするなど工夫をしてくださいね。
やり取りするコメントやメッセージ上で思わせぶりな発言をしないことは当然ですが、写真を投稿する際に「さみしい」や「誰かと遊びたい」などといった内容も、ネットストーカーに勘違いされる恐れがあるので、発信をするのはやめましょう。ストーカー気質のある人は非常に勘違いしやすいという共通点があるので注意してください。
ネットストーカー被害を受けたときの対処法をお伝えします。
まずは、送られてきたメッセージやコメントのスクリーンショットを保存しましょう。このあとに警察に相談することになった場合、証拠を見せることが不可欠になりますので必ずやり取りは消さずに残しておいてくださいね。
まずは、警察に相談しましょう。ただし、事件性が高いものと判断されない限りすぐに動いてくれない可能性が高いです。事件性があるものとして挙げられる例は「明日の何時に殺しにいく」といった内容や実際に付きまとわれているような場合です。
ネットストーカー被害はサイバー犯罪対策課というところで相談できます。全国に設置されていますので以下からお近くのサイバー警察をお選びください。
ネットストーカーの犯人を罰したい場合や、近寄らせたくない場合は弁護士に相談することをおすすめします。ネット被害案件に注力している弁護士も多くいますのでまずは無料相談などを利用してみるとよいでしょう。依頼する弁護士の目星がついていない場合は法テラスの無料相談を使って弁護士を紹介してもらうと良いでしょう。
執拗なネット上での嫌がらせやネットストーカー被害を相談できる機関としておすすめなのが「社団法人探偵興信所」です。電話やメールによる被害相談は全て無料で行っています。犯人の特定やストーカー被害を受けないためのサポートを行ってくれますので、まずは無料相談を受けてみてはいかがでしょうか。
ストーカー規制法とは、つきまとい行為等を繰り返す相手に対して警告を与えたり、逮捕することで被害者を守る法律のことをいいます。実は、従来のストーカー規制法ではネットストーカーによるインターネット上での執拗な書き込みやメッセージは対象になりませんでした。
しかし、2016年5月、20代女性がネットストーカー被害を受けた末、刃物で刺された事件をきっかけにストーカー規制法が改正されたことでネットストーカーの行為もストーカー規制法に適用されるようになったのです。
本件は,①芸能活動をしていた被害者に恋愛感情を抱いていた被告人が,手渡したプレゼントを返送した理由を被害者に問いただそうとしたが,相手にされず拒絶されたことで憤激し,殺意をもって,被害者を折りたたみ式ナイフで多数回刺し,入院加療約107日間を要する内頸静脈損傷等,全治不明の口輪筋力低下等及び心的外傷後ストレス障害の傷害を負わせたという殺人未遂,②その際,本5件ナイフを正当な理由なく所持したという銃砲刀剣類所持等取締法違反の事案である。
引用元:裁判所|平成28年 944号 殺人未遂,銃砲刀剣類所持等取締法違反被告事件
ネットストーカーはブログやツイッターなどSNSによるメッセージも対象となります。執拗なコメント、メッセージはれっきとしたストーカーとして認めることで、ネットストーカー被害の拡大を防ごうと考えているのでしょう。
会員制交流サイト(SNS)での付きまといを新たに規制対象に追加し、罰則を強化することを柱とした改正ストーカー規制法が3日、施行された。中高生らを中心に深刻化しているインターネット上の付きまとい「ネットストーカー」に幅広く規制の網を掛け、凶悪事件を未然に防ぐのが狙いだ。
今回規制対象に追加されたのは、拒まれているのにSNSでメッセージを連続送信したり、ブログに執拗な書き込みをしたりする行為。
改正のきっかけは昨年5月、東京都小金井市で音楽活動をしていた冨田真由さん(21)がファンの男にツイッターに執拗な書き込みをされた末、刃物で刺されて一時重体となった事件だった。
冨田さんは昨年12月に手記を公表。男から生死に関するSNSの書き込みが一日に何件もくるようになり、警視庁に「殺されるかもしれない」と何度も相談したのに、危険性がないと判断されたことを「今でも理解できません」とつづった。
改正法は事件を防げなかった教訓から、SNSなど電気通信を使った付きまといを広く定義し、規制できるようにした。
引用元:日本経済新聞
実際にネットストーカー被害を受けた20代女性の体験談をご紹介します。
ある日突然SNS上に行動を監視されているような内容のメッセージが届いたという20代女性。
「今日はピンクのTシャツだね」「白のスカートはいているね」といった気味の悪いメッセージに対し、無視を続けますが、1ヶ月が経つころには「いつか殺す」と書かれたメッセージが届きました。さらに1ヵ月後、突然メッセージの送り主が自宅の前に現れて女性は殴られ、男は逮捕されました。
参照元:クローズアップ現代
“サイバーストーカー”被害者の女性「どんどん近づいてきているというのは、全く分からなくて、顔が見えないから、ただ怖いもあるし、“殺す”って思ってないかもしれないし、本当に思っているかもしれない。どっちだか分からないから怖い。」
引用元:クローズアップ現代
実際にネットストーカーを受けた女性は自分の元に犯人が近づいていることに全く気が付かなかったと言っています。インターネット上の書き込みやメッセージだけで事件性があるかどうかを判断するのは難しいですが、ネットストーカー被害者からしたらただただ恐ろしいという不安で一杯になることがわかりますね。
ネットストーカーはどこまでが本気なのか判断しにくい分、対処をするのも難しい場合があります。それでも、ストーカー被害を受けた側からしたら大変恐ろしい体験をしていることに変わりありませんので、不安であれば1人で悩まずにすぐに専門機関に相談しましょう。
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KL2020・OD・037
本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
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