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KL2020・OD・037
M&Aの仲介業者を利用した場合、手数料の相場はどのくらいになるのでしょうか。仲介業者を利用しなくても、売り手側と買い手側の合意が得られれば、M&Aを成立させることは可能です。
しかし、より多くの利益を生み出す可能性を秘めた企業を見つけるには、M&Aのノウハウだけでなく、多くの企業とコネクションを持っていることが大切です。そこで今回は、M&A仲介手数料の相場と、良い仲介業者を見つけるためのポイントについてご紹介します。
M&Aについて弁護士に相談する 電話相談可・初回面談無料・完全成功報酬 |
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目次
まず始めに、M&A仲介御者の報酬となる手数料の相場について確認していきましょう。契約合意までに必要な手数料や、成功報酬の計算方法や計算例なども含めて以下にまとめました。
M&A仲介業者と契約合意に必要な手数料の相場を確認していきましょう。
最近では着手金無料で完全成功報酬型の業者も増えていますが、50~100万円が相場です。下図の中間金とは、M&Aの相手企業と基本合意契約を結んだときに支払うお金のことを言います。
事業譲渡の依頼 |
株式譲渡や合併、 第三者割当増資などの依頼 |
|
事前相談料 |
無料 |
無料 |
着手金(仲介契約締結時) |
50万円~100万円 |
50万円~100万円 |
中間金 |
50万円 |
50万円 |
*中小企業を前提としております。
M&A仲介に関する相談料は原則無料がほとんどです。代わりに着手金が50万円~100万円程度かかるケースもありますが、契約意思を固めた後の支払いとなるため、気軽に相談しやすいのもM&A仲介業者を利用するメリットでしょう。
成功報酬の手数料相場を確認してみましょう。多くのM&A仲介業者はリーマン基準と呼ばれる計算方法を用いており、下図のパーセンテージに当てはめて成功報酬額を定めています。
譲渡価格 |
手数料 |
1,000万円以下 |
150万円 |
3,000万円以下 |
250万円 |
6,000万円以下 |
350万円 |
1億円以下 |
500万円 |
1億~5億円以下 |
5% |
5億円~10億円以下 |
4% |
10億円~50億円以下 |
3% |
50億円以上 |
2% |
報酬額を算出する際、上図の譲渡価格の金額に売り手側の負債額も含めて金額計算をする「移動総資産ベース」と、「取引価格ベース」の2種類があります。M&A仲介業者と契約する際は、後者の取引価格ベースでの契約がコスト削減に繋がるためおすすめです。
成功報酬の計算例を挙げました。例えば、仲介業者に依頼して譲渡価格が1億円だった場合、1億円に手数料の5%をかけます。すると手数料が算出でき、この場合の成功報酬額は500万円となります。
成功報酬計算例:100,000,000円×0.05%=5,000,000円
M&A仲介専門業者に依頼するメリットは4つあります。ひとつ目はシナジー効果が大きい企業を見つけてくれること、ふたつ目は的確なトラブル対処をしてくれること、次に買い手側からの信用が得やすいこと、そしてM&Aに関するノウハウを持っていることです。
シナジー効果とは、相乗効果のことを言います。つまり、売り手側も買い手側どちらも利益が生まれる相手を見つけてくれるということです。双方に利益が生まれることで、企業間での信頼関係も生まれやすくなります。
M&Aの成立までに発生したトラブル対処をしてくれることも、仲介業者に依頼するメリットだと言えます。様々な企業間のM&Aを成立させてきたプロですから、迅速かつ適切な対処が期待できます。
M&Aのプロである仲介業者に依頼するメリットは、買い手側からの信頼を得やすいことも挙げられます。売り手側が依頼したケースに限りますが、企業だけの売り込みよりも、買い手側のメリットや得られる点を客観的に聞くことができるためではないでしょうか。
仲介業者は、多くの経験で得た知識を元に、企業のマッチングからM&A成立まで手厚くサポートしてくれます。仲介業者に依頼する最大のメリットは、なんと言ってもM&Aに関するノウハウをたくさん持っていることでしょう。
M&A手数料相場以外にも、以下に挙げた基礎知識についても心得ておきましょう。契約後になって、実は契約書作成料が別料金だったなどのトラブルを生まないためにも、依頼者側が基礎知識を得ることは非常に大切です。
M&Aは、対応経験が豊富な仲介業者が介入しても必ず成功するとは限りません。少なからず依頼者側にもリスクが伴います。そのため、完全成功報酬制または中間金などにして依頼者が利用しやすい料金形態にしている業者が多いようです。
弁護士事務所がM&Aの仲介を行っている場合、M&A成立後のトラブルなどを円滑に対処するため、顧問契約を勧めるケースがあります。顧問契約を結ぶことにより、突発的なトラブルも迅速に対処できるため、十分に検討する価値はあるでしょう。
M&A仲介業者が提示している成功報酬の中に、契約書作成料やデューデリジェンスの料金は含まれていないことがほとんどです。依頼する場合は、原則別料金となると覚えておくのが良いでしょう。
M&A仲介業者を利用する際、最低手数料というものが発生します。業種や規模にもよりますが、一般的な費用相場は2,000~3,000万円と言われています。着手金や中間金、成功報酬とは別の手数料となりますので、費用を見積る際は「最低手数料」も含めて計算してみてください。
仲介業者選びのポイントは、M&A成立件数が豊富かどうか、多くの企業とコネクションがあるかどうかを基準に選ぶことが大切です。また、依頼者のニーズを察知して適切にマッチングできる力があるかも重要なポイントだと言えます。
M&A仲介業者を利用する際の手数料は、中間金や成功報酬型など、ある程度の成果が出た時点で発生するケースが多いことが分かりました。専門家のノウハウを手軽に利用できる意味で、利用するメリットは大きいのではないでしょうか。
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KL2020・OD・037
本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
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