決して安くない弁護士費用。いざという時に備えてベンナビ弁護士保険への加入がおすすめです。
離婚、相続、労働問題、刑事事件被害、ネット誹謗中傷など、幅広い事件で弁護士費用の補償が受けられます。
【ベンナビ弁護士保険が選ばれる3のポイント】
- 保険料は1日あたり約96円
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KL2020・OD・037
「過払い金請求をしたいけど弁護士費用が高そう・・・」
「過払い金はあるけど弁護士費用が高くて手元にお金が残るか心配・・・」
などと悩んでいてなかなか過払い金請求に今一歩踏みだせない人は少なくありません。
結論からいうと、弁護士に依頼をしても過払い金は手元に返ってくる可能性は高いといえます。
弁護士への依頼料には上限が設定されているからです。
今回は、
について徹底解説していきますので参考にしていただければ幸いです。
目次
弁護士費用の項目ごとに相場をご紹介します。
ほとんどの事務所が無料で相談ができます。ただ相談が無料とはいっても何時間もできるわけではありません。時間は30分~1時間ほどで、相談できる内容は「債務整理」など分野が絞られます。
着手金(ちゃくしゅきん)とは、貸金業者1社ごとにかかる依頼料のことです。相場は大体1社2~3万円かかり、事務所によっては無料のところもあります。
解決報酬金(かいけつほうしゅうきん)とは、過払い金が返ってくると決まった時の成功報酬のことです。相場は大体1社につき2万円かかり、事務所によっては無料のところもあります。
減額報酬金(げんがくほうしゅうきん)とは、借金を減額させた金額の割合を報酬金として支払う費用のことです。弁護士は借金をいくら減額できたとしても、日弁連のルールで減額報酬金というのは10%までしか受け取ることができません。
※10%の事務所が多いです。
例えば、100万円減額になれば、減額報酬金10%で10万円を弁護士に支払います。弁護士には200万円なら20万円、300万円なら30万円の減額報酬金を支払うことになりましょう。
過払い金報酬(かばらいきんほうしゅう)とは、回収した過払い金の割合に応じて金額の変わる成功報酬です。和解なら20%、控訴なら25%が相場となっています。
過払い金報酬は日弁連の規定で上限金額が定められています。弁護士は高額の依頼料を受け取りたくても和解なら20%、訴訟なら25%までしか受け取ることができません。
(参照元:債務整理事件処理の規律を定める規定|日本弁護士連合会)
事件の処理に必要な費用で、収入印紙代・郵便切手代・通信費などがかかります。
1社から過払い金が100万円ある場合のケースをまとめました。
2万円+2万円+16万円+3万円=23万円。
100万円の過払い金を和解した時にかかる弁護士費用は23万円です。
※完済をしている場合、減額報酬金は発生しません。
2万円+2万円+25万円+3万円=32万円。
100万円の過払い金を訴訟した時にかかる弁護士費用は32万円です。
※完済をしている場合、減額報酬金は発生しません。
貸金業者もお金を払いたくないので和解の場合だと減額交渉を要求してくるでしょう。しかし、訴訟の場合だと裁判所の判決なので逆らうことができず、和解の時より多くの過払い金の返還ができます。
あなたに返還される金額はほとんどの場合、過払い金の70~80%です。ただ倒産している業者だと、返還される金額がかなり低い可能性があります。
和解より過払い金の返還が多く期待できるので満額返還も十分に狙えます。ただ回収できる金額は期待できますが、支出も増えるので和解の時より手元にお金が残らない場合もあります。増える支出は以下です。
2つの理由により過払い金の返還金額によっては損をする可能性もあります。訴訟を起こすべきか否かは弁護士に相談しましょう。
弁護士・司法書士の費用に明確な基準はありません。明確な基準がないことを日本司法書士連合会・日本弁護士連合会を元に表にまとめました。
費用項目
|
弁護士 |
司法書士 |
基本報酬 |
5万円まで/1社 |
5万円まで/1社 |
成功報酬 |
20%まで |
20%まで |
成功報酬 |
25%まで |
25%まで |
減額報酬 |
10%まで |
10%まで |
(参照元:債務整理事件における報酬に関する指針|日本司法書士連合会)
(参照元:債務整理事件処理の規律を定める規定|日本弁護士連合会)
弁護士より司法書士の方が全体的に依頼料は安い傾向にあります。
※事務所によって違います。
弁護士に依頼をしても過払い金は残るといっても、少しでも手元にお金を残したいですよね。弁護士費用を節約する2つの方法をご紹介します。
着手金は1社につき相場が2~3万円かかりますが事務所によっては無料です。着手金ありの事務所に依頼をすると、貸金業者の数によりますが1社なら2~3万円、3社なら約10万円のお金を払うことになります。安い金額ではありませんよね。手元にできるだけお金を残したいのであれば着手金無料の事務所に依頼をしてください。
着手金と同じように解決報酬金が無料の事務所も存在します。ただ着手金無料より解決報酬金無料の事務所の方が少ないです。
過払い金請求にかかる弁護士費用は安くはありませんが、弁護士に依頼をしても手元に過払い金は返還されます。また弁護士費用を節約したい人は以下の方法を使いましょう。
このどちらかかの方法を利用することで少しでも費用を抑えることが可能です。他にも自分で過払い金請求すれば時間はかかりますが費用をもっと抑えることができます。
自分で過払い金請求をしたいと思う人はこちらもチェックしてみてください。
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KL2020・OD・037
本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
※あなたの弁護士に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。
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