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KL2020・OD・037
近隣住民から生活音がうるさいと言われ静かに生活をしていたのに、何度も「うるさい」と言われるのも騒音トラブルの1つです。
文句を言いたいだけのケースもあると思いますが、相手が音に過敏な人であれば深刻なトラブルに発展する可能性もあります。
騒音トラブルは深刻な問題マンションなどの集合住宅でよく起こる騒音トラブルですが、殺人事件など深刻な事態に発展することもあります。
階に住んでいる家族の生活音や長女のピアノ音による騒音に悩まされ、抗議しても応じない家族を殺害した事件や、2017年に庭でバーベキューをしていたところ、隣人に刃物で刺され死亡するなどの事件もありました。
早い時点で管理会社や大家に相談して解決するようにしましょう。
マンションなどの集合住宅や家同士の隙間が狭い地区で、隣近所の生活音が一定の大きさで聞こえてくるのは仕方ありません。
ただし、他人の生活音によって自分の生活に影響がでた場合は「騒音」になり得ます。
「騒音」には受忍限度(じゅにんげんど)があり、「生活音が聞こえることは仕方のないことなのである程度は我慢しましょう」というものです。我慢の限界が超える音は騒音に該当します。
受忍限度の目安は、環境省が定めている環境基準を参考にしましょう。住居に指定されている土地で、周囲の音を昼間は55db(デシベル)以下、夜間は45db以下が望ましいとされています。
引用元:環境省|環境基準
騒音による隣人トラブルは状況別に相談先を変えましょう。適切な相談先に相談することで解決が早まります。
静かな生活に他人の生活音が入り気を取られるようになると、かなりのストレスになり得ます。
人によって音の聞こえ方が違うので、お互いストレスなく生活できるように配慮しなければなりません。
もし、静かに生活しているのに何度も抗議をされる場合、放置すると悪化する可能性がありますので、管理会社や大家などに連絡した上で適切な相談窓口に相談してみてください。
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本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
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