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KL2020・OD・037
誰でも匿名で個人の意見を配信・受信できるツイッターは、その手軽さもありSNS未経験の人でも知らない人はいないほど有名になりましたが、それに従いツイッターが原因の様々な社会問題が起きるようにもなりました。
この記事ではその問題の一つであるネットストーカーについて触れていきますので、ツイッターでストーカー被害に悩まされている場合はぜひ参考にしてみて下さい。
目次
ネットストーカーの判断は普通のストーカーと変わりなく、以下のストーカー規制法に当てはまるかどうかで決定されます。
参照元:ストーカー規制法より|警視庁
ストーカー規制法とは、上記の迷惑行為を繰り返す相手に警告・逮捕を実施できる被害者を守るための法律ですが、5をご覧いただくとSNSでの迷惑行為もストーカーに該当することがお分かりいただけると思います。
ちなみに、以前は5の事項にSNSが含まれておらずネットでの被害を訴えるのは困難でしたが、2016年の5月にネットストーカーにより女性が殺害された事件がきっかけとなり、2017年1月にストーカー規制法の改正が行われました。
なので、当然SNSであるツイッターでの迷惑行為もストーカーに該当するので、罰せられるべきであると言えるでしょう。
他人のなりすましアカウントを作り個人情報の公開や周囲に誤解を与え、相手の生活に悪影響が出るようなツイッター活用法は名誉棄損等に該当するので、ストーカー規制法に当てはまらなくても罰せられる可能性は高いです。
また他人を陥れるツイートはもちろん、過去の失敗を公開することは例え事実であっても誹謗中傷に該当します。
例えば、「今あいつは教師なんてやっているけれど、昔はバイクの無免運転をして少年院にいたろくでなしだ!」このような他人を貶めることが目的のツイートは、内容の真偽を問わず誹謗中傷として扱われることがあります。
一度やめて下さいと忠告したにも関わらず、DMやリプをしつこく送り続けてくる相手は上記ストーカー規制法の5に該当するので、ストーカー行為だと判断できます。
ツイッターは相手をブロックすれば向こう側からの接触を断つことができますが、それでもアカウントを作り直して絡み続けてくる場合もあり、中には自分が親しいフォロワーに向けて連絡を送りつけるようなケースも見られます。
アカウントが変わっても同一人物だと判断できるなら、それはストーカー規制法の規制が及びますし、他人を通じて接触を図ろうとする行為も歴としたストーカー行為だと判断できるでしょう。
プロフィールやツイートから個人を特定し、実際に会おうとしたりメールや電話をするのは上記規制法の3に該当するストーカー対象行為です。
また接触はなくても「今日の白のワンピース似合っているよ」とか「さっき電車で一緒の車両だったね」など監視していることを示唆するツイートやDMがある場合、上記規制法の5に該当するので、ストーカー行為であるといえるでしょう。
また拒否しているにも関わらず、直接的に会おうと何度もリプとDMを送ってくる場合も上記規制法の3に該当するストーカー行為になります。
ツイートを基に自分が今どこで何をしているのかを徹底的に調べ上げられ、逐一観察されているような状況であっても、それはツイッター上に自ら公開した情報を見られているに過ぎないためストーカーと判断するのは難しいです。
自分のツイートだけでなく、お気に入りやフォロワーとのやり取りまで全部チェックされていたとしても、法律上でもツイッターの規約上でも何も問題がありません。
上記のように、観察されていることを自覚すると気持ち悪いと感じるかもしれませんが、それらは自らの意志で公開したものなので、他人に見られるのが嫌ならばツイートを控えて鍵アカウントにするなど、自分で対策していく必要があります。
ツイッター上の情報から『本名』『電話番号』『住所』『家族構成』が特定されたとしても、相手がただ個人情報を調べただけで何もしてこないようなら、それをストーカー行為だと判断するのは難しいです。
基本的にストーカーは相手からの接触により被害を被っている状況を指すので、接触するための情報を知られただけの状態では罰することはできません。
相手が「お前の本名も職場も特定したぞ!」など脅しをしてきた場合は別ですが、ただ個人情報を知られただけという状況では、残念ながらそれを可能にしてしまった自分に落ち度があると言えるでしょう…。
ツイッターで個人特定に至るのに最も大きな材料となるのは写真です。特に顔が映った写真はネット上での情報収集だけでなく、実際にストーカーから現実に探し出される目的で利用されることもあるので安易に投稿しないようお気をつけください。
近所の風景の画像であっても画像を保存され、他サイトで「ここどこか分かる人いますか?」など調べられてしまえば、どこで撮影されたかすぐ発覚し住所の特定につながってしまいます。
顔写真と自分の生活範囲内の風景写真は投稿数が多いほど特定につながりやすいので、安易に不特定多数の目に触れるアカウントで投稿するのは絶対に止めておきましょう!
「今日大学に映画の撮影で俳優の○○がきた!」一見なんの変哲もないツイートですが、検索力のあるストーカーだとここから個人情報を特定される可能性があります。
上記のツイートは大学名を伏せているので個人情報はないですが、このような出来事は他者もツイートをする可能性が高く、下記のようなキーワードで検索されてしまうと他者が大学名をつぶやいていたら大学がどこなのか特定されてしまいます。
『俳優名 大学』
『大学 映画撮影』
このように該当者しか知らないようなツイートをしてしまうと、検索により個人情報が発覚してしまう恐れがあるので注意が必要です。
自分が個人情報の流出に注意していても、友人が自分と遊んだ様子のツイートや写真投稿をしてしまえば、その友人のツイートから自分の情報が特定されてしまう可能性があります。
こればかりは自分の注意だけでは防ぎようがないので、不特定多数から回覧可能のアカウントでは極力リアルの友人をフォローせず、リプのやり取りがあったとしても現実で繋がっていることを悟られない配慮が必要です。
なので、個人情報の流出を絶対に防ぎたいのなら、ツイッター上でリアルに関係がある人とは関わらないもしくはリアル専用の鍵アカウントを作るなど、やり取りを他人から見られる状態を作らないようご注意ください。
「近所の小学校でボヤがあったみたい」
「ゲリラ豪雨で洗濯物がびちゃびちゃに…」
「すごい雷がなって停電した!」
上記のような自分が住んでいる地域にあった出来事をツイートすると、自分の居所が特定される可能性があります。
ネットでは停電状況や全国の気象情報の確認は容易に行えるため、例えばもし自分が「停電なう」とツイートした時間に停電だった地域が1つだけだったら、簡単に在住地域を特定されてしまうでしょう…。
これらは小さな可能性ではありますが、個人情報の流出を徹底して避けたい場合には地域に関するささいなツイートも自粛するのが賢明です。
ネットストーカーに悩まされている場合はまず警察に相談をしましょう。何も対策せずに放っておくとストーカーの行動がどんどん過激になっていく恐れがあるので、被害にあったらなるべく早めに対処しておく必要があります。
そしてストーカーの行動が明らかに常軌を逸しているのなら、相談だけでなく被害届を提出し、相手への処罰を求めたいとハッキリ伝えることが重要です。警察に緊急性があると判断されれば迅速に対処をしてもらえる可能性が高くなります。
ネットストーカー被害の相談はサイバー犯罪対策課をお訪ね下さい。
警察に相談をしても上手く解決できなかった場合は、弁護士に相談して対策を考えてもらうことをおすすめします。
弁護士にはネット被害へ重点的に取り組み、法律だけでなくネットの仕組みにも詳しい人もいるので、まずは相談料が無料の弁護士に話を聞いてみるだけでも状況を改善する方法を得られるかもしれません。
弁護士のHPを見れば何を重点的に扱っているか判断ができますし、自分で探すのが手間であれば『法テラス』のような無料弁護士紹介サービスを利用しても良いでしょう。
ネットの知識がある人からすれば、ツイッターなどのSNSから個人情報を特定するのは容易なことなので、ストーカー被害者にならないためには安易なツイートをしないよう注意が必要です。
手軽に発信ができるのが魅力のツイッターですが、その手軽さゆえに危険もあることを忘れないようお気を付け下さいませ。
ツイッターでのネットストーカーから解放されるためにはどうすればいいかをインターネット案件が得意な弁護士にアドバイスを無料でもらうことが出来ます。
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本記事はあなたの弁護士を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。
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