パワハラを訴えたことによる退職勧奨
中小企業に勤める入社1年目の新入社員です。
出向先の上司Aから『気に入らない、生意気だ』という理由でパワハラを受け、
上司Aより権限のある上司Bへ相談するも
協調性がない、という報告をされ、本社へ戻ることへなりました。
本社では1ヶ月の間に社長から退職勧奨に伴う
精神的侵害・人間関係の切り離し・過小な要求・個の侵害に該当する強いパワハラを受けました。
個人で労働組合に加入し、団体交渉を行ったところ
退職勧奨の事実はないと会社から主張があり、現在は仕事を与えられない状況で放置されています。
できそうな仕事をしようとしても
「立ち居振る舞いが異常だから座っていろ! 勝手なことをするな!」と社長より他の社員の前で罵倒されます。
時折、声をかけられても
「こんな仕事振りではとても次の出向先へは行かせられないな」
「金に困って行くところが無いからいるだけなら仕事をする気がないと思われても仕方が無いぞ」という言葉を
社長から他の社員の目の前で言われる程度で、先輩社員の方からも腫れ物扱いでまったく輪に入れてもらえなくなりました。
会社の勤務体制や仕事は大変気に入っているので辞める意思はありませんが
このままなにもキャリアを積めないままデスクに座っているだけの日々がつらく感じています。
1.再び出向させていただけるよう業務の改善をお願いする。
または
2.転職するとしてパワハラに対する慰謝料を請求する。
ということは可能でしょうか。
また2.の提案の場合、慰謝料の金額はどの程度の設定となるのでしょうか。
弁護士費用はどの程度かかることが予想されますでしょうか。
証拠となるものは下記のみです。
・上司Aからの高圧的なメールの印刷(「お前は生意気だから気に入らない、社長に本社に差し戻すよう訴えかけるぞ」という内容)
・社長より言われた言葉はメモに日時を付けて詳細に残しています。
四ヶ月程度の記録ですのでどの程度の金額を搾り出せるのか分かりかねています。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
あいさん びっくりするような会社の対応です。ここに書かれていることをもとにするならば違法...
びっくりするような会社の対応です。ここに書かれていることをもとにするならば違法なパワハラであることは明白です。
2についてはもちろん可能です。
1について、弁護士が介入して交渉することも可能です。
ただ問題は2に関する弁護士費用と請求額ですよね・・・
これらの点は、直接面談して詳しく事情をお伺いする必要があります。
これだけの情報ではお答えができないです。
私の一経験を申し上げますと、上司からの罵倒、叱責
(3週間ほど、毎日1から2時間なされた)で
テープ録音があるものがあった事案で(自主退職に追い込まれました)
労働審判で和解で200万を得た事件があります。
いっそ解雇してくれた方が、戦いやすいのですが、会社は自主退職に追い込もうとしているのでしょうから・・・
労働法の理論と実務、労働裁判・労働審判にかなり精通した弁護士に相談に行かれることを強くおすすめいたします。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
この質問に関連する法律相談
ある株式会社の介護施設で管理者をしております。
今、圧力をかけられてる件をご相談します。
先週、経営者から
昨年より今年の稼働率が月100床も落ちているのは何故だと思うと問われたので
長期利用の方が、特養やサービス高齢者住宅への入居が決まったり、...
本社採用(海外駐在)にて採用され、7月程の歳月が経つ者です。先月の5月13日に外部契約総務部長がベトナム工場へ訪越し、来月6月の生産をもって工場の閉鎖をすると口頭で告知がありました。また私達海外駐在員2名には5月末までに日本の本社(京都)へ戻り勤務を続け...
先週会社からタイトルについて呼び出しがありました。原因はパワハラ加害者と証拠を突き出されました。被害者とされた方から訴えた訳ではないのですが、被害者の方は1年前に退職されました。今から4ヶ月前の出来事ですが、その方が復職希望を会社の同僚、部下に話をされた...
質問について回答させて頂きます。
前の会社に対しての籍は抜けています。
その理由として転籍の際Bから12月1日付けでこちらの社員となったので雇用保険をこちらでかけるからAの雇用保険を抜いて欲しいという旨をAの事務員の方が受けていて今まで入っていた...
2か月ぐらい前に、SNSに会社の愚痴を載せている事を第3者から勤めている店に『ここに載せているのは事実か?』『会社が書けと言っているんじゃないか』等と言うクレームが入りました。
その日に上司から『こういうクレームが入ったんだが心当たりはないか』と聞かれ...
労働問題に関する法律ガイドを見る
パワハラで悩んでいる方は、退職や転職を一度は考えると思います。パワハラ問題は年々増加しています。パワハラ被害にあった方のなかには、パワハラで退職したというのも少なくありません。パワハラ被害にあった方はどのように対応したのか、厚生労働省...続きを読む
「お金を払って働いていただく」という求人がSNSで話題に…これって違法では?
先月、中部地方のとある企業が、『お金を払ってでも働きたい人、積極的に学びたい人』を募集していました。ブラック企業が問題視される昨今、このような労働契約は法律的に認められるのでしょうか?弁護士に聞いてみました。続きを読む
解雇予告の基礎知識|予告された際の対処法と手当の請求方法について
「お前はクビだ!もう明日から会社に来るな!」このような事前予告のない即日解雇は原則として違法であり、認められていません。この記事では解雇に必要な手続きである解雇予告について紹介させて頂きます。続きを読む
「毎日通勤してね!」 テレワークを認めてくれない会社に法的問題はないの?
2020.4.20オフィスワーク中心で、テレワークでも問題ない仕事なのに、会社が認めてくれず困っている人は多いのではないのでしょうか。外出自粛要請がでている中で、テレワークを認めてくれない会社に対し、法的な責任はないのか弁護士に聞いてみました。続きを読む
みなし残業制度とは|定義や違法となるケース・未払い残業代の請求方法
みなし残業制度が適用されている会社でも、適正額が支払われていない場合は、会社に対して未払い分を請求することができます。この記事では、みなし残業制度の定義や違法となるケース、未払い残業代の請求方法などを解説します。続きを読む
スモークハラスメント(スモハラ)は法律違反?職場での事例と対策まとめ
非喫煙者にとってタバコの煙は不快に感じることが多いですが、それを無視して非喫煙者に害を与えるこの行為のことを、スモークハラスメントと呼ぶことがあるようです。 今回はそんなスモークハラスメントについて、簡単に解説していきます。続きを読む