交通事故の示談金と慰謝料
先月私の乗っていた車が信号無視の自動車に追突され、横転転覆させられました。
何とか車から脱出したのですがその時シートベルトを外した瞬間席から落下し頭をぶつけ頭部の痛みと首、鎖骨に強い痛みを感じ救急搬送される程の事故だったのですが、幸いレントゲンやMRI等では命に別状はないとの事でレンタカーで家まで自力で帰ったのですが、翌日より強い痛みがあったりして今現在、整形外科に通院中なのですが、先日相手方保険会社から車の示談を持ちかけられたのですがその金額にとても納得いかず弁護士特約を使う事にしたのですが、車の示談の金額の低さから、相手の保険会社の怪我や精神的ダメージの慰謝料に納得出来る気がしないのですが(まだ怪我の示談交渉は来ていないのですが…)とても不安です。と言うのも、今年4月から原因不明の体調不良が続き、強い頭痛や吐き気、顔面痛、目の奥の痛みで自力で動く事も出来ず1ヶ月ほぼ寝たきり状態にあり5月に入院するもハッキリした原因が分からず(鬱病と線維筋痛症)ということで鬱病の薬と線維筋痛症の薬を出され退院したのですが、現在その病気でも通院中で何とか今は少しづつ回復して来ていた矢先に今回また事故に遭い(実は去年も6月に交通事故に遭いむち打ち状態でした)少しづつ回復していた状態がまた、頭の痛み、顔の痛み、目の奥の痛み、首の痛みが出て来ていて今後が心配です…。。。物損も納得いかないのですが、慰謝料も正直納得いってないです。その場合、現在物損で弁護士特約を使って弁護士お願いする事にしているのですが、物損で弁護士特約してしまうと慰謝料や、怪我に対する損害賠償金に納得いかなかった場合もう使えなくなるのでしょうか??正直、その際弁護士さんに自費で依頼するのは収入的にとても苦しいのでどうすれば良いのか分からず苦しいです…。。。
相談者(ID:7797)さん
弁護士の回答一覧
あっころん様 初めまして。弁護士の齊藤宏和と申します。 この度は、事故に遭われて...
初めまして。弁護士の齊藤宏和と申します。
この度は、事故に遭われてお怪我を負われたこと、大変なご苦労であったことと拝察致します。
ご相談の内容につきまして、結論から申し上げますと、物損で弁護士特約を利用されても、利用額が累計300万円(保険会社にもより多少金額が変わります)を越えていない場合は、傷害部分の示談交渉でも弁護士特約のご利用が可能です。
したがいまして、本件交通事故に関しても、あっころん様のご加入の弁護士特約をご利用されることにより、弁護士費用の負担なく示談交渉は可能かと思います。
保険会社からの示談金の提示につきましては、物損につきましては、どのような車種や年式に乗られていらっしゃるかにもよりますが、基本的には、保険会社からの提示額を大きく上昇させるのさ難しいのが現状です。例えば、車に高価品を積んでいらっしゃったり、又は、購入して半年以内の新車の外国車に乗っていたりされている場合は、車の修理費+αの請求が可能にはなります。
また、傷害部分につきまして、事故により負ったお怪我にたいして、相手方の保険会社に治療費や慰謝料を支払わせることはもちろん可能です。
ただし、一点お気をつけいただきたいのが、おそらく、保険会社としては、事故前にご通院されていたお体の痛みによる通院であり、事故による怪我の通院ではないと言ってきて、途中で治療費の支払いを打ち切ったり、低額な慰謝料の提示をしてくる可能性がございます。
そうならないためにも、初期の段階から、今までのご通院では無かった体の痛みが、事故後に生じてることと、仮に事故前に痛みがあった部分であったとしても、痛みの程度や痛み方が事故前と違うということを、整形外科の医師にしっかりとお伝えいただき、カルテに残させるようしてください。
そうすれば、事故前と事故後の痛み・怪我の違いを明確にしやすくなるため、保険会社に請求しやすくなります。ただし、途中の対応として、治療費の支払いを打ち切ってくる可能性があることや、元々の既往症が最終的な慰謝料の金額に影響があることはご承知おきください。
その他、詳しいことにつきましては、ご相談等をさせていただけます際にお伝えできるかと思います。
1日も早い回復をお祈り申し上げます。弁護士回答の続きを読む
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