生前贈与と寄与分が認められる範囲
10年前に父が亡くなり、2年前に祖父が亡くなった事で代襲相続をすることになりました。父の兄弟は弟が一人いますが20歳から県外に住み実家に帰省するのは盆、正月程度で病気の祖父の世話は一切していません。
自分は父が亡くなる1年前程から自分の仕事(夜勤有)もしながら家の農業(梨、ブロッコリー、米等)も主でやっていました。祖父の生前、家のトラクター買換え資金も家族が出し合って購入したのですがその資金を生前贈与になるだとか、父、祖父の生前に祖父から父へ土地の名義を変えてしまったのも今更自分は何ももらってない、不動産も遡ってキッチリ相続したいとか言って未だに解決出来ていません。
こちらとしては不動産を分けてもいいが叔父はもらってもしょうがないと現金を要求してきます。
現金の持ち合せもないので売りに出そうと思うのですが、支払は売れてからでいいでしょうか?現在父名義の相続は終了し自分の名義になっているのもやり直しをしないといけないでしょうか?それと家のトラクター購入で祖父に出してもらった100万円は生前贈与になるでしょうか?それと農業で家計に貢献した分の寄与分(父分、母分、自分)はどの程度認められますか?
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
質問者の姿勢としては、「父の相続」は終わっていて「祖父の相続」だけである、ということになるので...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
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対応地域 | : | 全国 |
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トラクターをお父様の名義で購入されたのであればその代金の一部100万円を祖父が負担したというこ...
なお、寄与分については、特別な貢献や財産の維持増加との因果関係等の要件が必要となりますので、資料等を持参して遺産分割調停をするかどうかも含めて一度専門家にご相談されてはいかがでしょうか。
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