医療従事者による認識不足で障がい者になりました。
昨年4月1日に子宮頸癌 広汎子宮全摘術を行いました。仰臥位で9時間ほどかかりました。術後ICUに入りました。19時半頃に麻酔が切れたあと左足にとてつもなく激痛が走りました。痛みを訴えましたがその時は特に異常は診られないとのことで『こむら返り』との診断でした。術後採血のCPKは164でした。それでも激痛は止まず鎮痛薬投与で経過観察でした。鎮痛薬の効果が切れるずっと前から激痛を訴えましたが『まだ時間の間隔が達していないから鎮痛薬投与できない。我慢してね』と看護師に言われ、規定の時間がきたら鎮痛薬投与するの繰り返しでした。翌朝6時半頃ICUの当番医師はまた『こむら返り』と診断しましたが、7時半頃に採血したところCPKは19469まで上昇していました。9時46分左下腿の腫れが悪化、高次救命治療センター整形外科医コンサルトの結果コンパートメント症候群と診断され緊急筋膜切開術が行われました。数日後、左足首の筋肉を上下させる筋肉が壊死していたので取り除く手術が行われ、結果、左足関節背屈不可、腓骨神経麻痺となり歩行の際は装具装着・杖が必要となりました。現在身体障がい者5級です。この事について病院側は、子宮頸癌広汎子宮全摘術からコンパートメント症候群が起きる確率は数%であること、手術を行った病院では初めての症例であったこと、そのため、当該科担当医やICU看護師は術後にコンパートメント症候群が生じる可能性を認識していなかったことから、事前に認識があれば頻回に採血を行うなど患者観察を頻回とした可能性について、また、ICU入室後良好であった左足背動脈の触知が翌朝弱くなっていた時点で気付けた可能性について発言があったと病院側から説明を受けました。その時の会話は録音してあり、資料もいただいてます。結局認識不足によって私は障がい者になったんだということです。なんだか悔しくてやりきれません。医療過誤による裁判は大変困難であると聞きます。泣き寝入りするしかないですか?
相談者(ID:20684)さん
弁護士の回答一覧
大変なご苦労をされたことと思います。 病院側からの謝罪、慰謝料等の話は出なかったですか? ...
病院側からの謝罪、慰謝料等の話は出なかったですか?
詳しい話を聞いた上でないと何とも言えませんが、泣き寝入りする必要はありませんので、お近くの弁護士に相談した方が良いかと思います。
頑張ってください。弁護士回答の続きを読む
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