児童相談所誤認保護
高3の娘が7/1から児童相談所に逃げ込みました。母親からの「心的虐待」「身体的虐待」との事。
厳しい家庭ですが、虐待なんてありません。
いくら説明しても児相は娘を返してくれません。半年が経ちます。娘本人が「帰らない」と言うので仕方ない部分もあります。しかし、娘の素行が悪く、家出する前には親に嘘をつきテスト中にも関わらず男と県外まで遊びに行っていました。「テスト勉強する」と平気で嘘をついて。
出ていく2日前のことです。
初めは「1時保護」。同意書『サインを求められましたが虐待してないのでサインできません』と断りました。2ヶ月後、家庭裁判所に申立られました。「一時保護の延長」と言うことで。その次は「里親委託」を申し立てられました。また家庭裁判所で「里親委託」が承認されました。それによって、扶養者の支払いが生じます。我が家は高所得家庭なのでMAX69000円/月取られるのではないでしょうか?これから源泉徴収票と市県民税納付証明書を提出します。
子供も奪われ、お金も取られ。黙っているしかないのでしょうか? 児童相談所誤認保護など、半年前、我が家がこんなことになり初めて知りました。保護が必要な子が保護されず、保護が簡単なこが保護させる。そして1人保護につき30万円/月児相に支給される。
本当に児童相談所ってこんなに怖いのですか?
私たちは何も反論出来ないのでしょうか?理不尽すぎて辛い半年を過ごしました。
相談者(ID:15101)さん
弁護士の回答一覧
お気持ちお察しいたします。さぞや悔しく情けない思いでおられることと存じます。 >保護が必要な...
>保護が必要な子が保護されず、保護が簡単なこが保護させる
まさしくその通りです。
保護ではなく、実際には拉致であるとしかいいようがない場合は悲しいかな、相当件数、存在します。
で、必ず児童相談所は、「同意書」という踏み絵を踏ませようとしますからね。同意書にサインしないと「子供に会わせることはできない」とか「家庭裁判所に親権の停止の申し立てをする」とか、言葉遣いこそ丁重ではあっても、早い話が脅迫までされるのです。
このように児童相談所のやり方には大きな問題があるのですが、児童相談所の怠慢で虐待による事件を防げないというケースが頻発することで、誰も問題に気づかず見過ごされたままになっていますし、世間の空気が児童相談所を却って増長させているようにも感じます。
しかし里親に委託されたということは必ずしもあなた方ご両親が娘さんを虐待したと認定されたということを意味しないのかも知れません。
あなた方に何の責任がなくても、娘さんがあなた方を嫌い、避けている状況が長期間にわたって継続している事実がある以上、娘さんをあなた方ご両親の元に戻しても良い親子関係が回復するとは思えず、あなた方ご両親にとっても、娘さんにとっても不幸でストレスだらけの日々が続くことになることは明らかです。
だからといって、まだ高校生の娘さんに一人で自立するようにというわけにもいきません。あなた方の代わりに里親に親代わりになってもらおうというのも理解できることではあります。
焦ることなく少しずつ娘さんとの関係を修復していければよろしいのではないでしょうか。
なかなかに受け入れがたいことだとは存じますが、こうなってしまった以上、前向きにお考えになられた方がよろしいかと思います。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 |
【まずはメールでご相談ください!】弁護士歴25年以上●離婚・不動産などご相談ください。あなたの事情に合わせたベストな解決を目指します
この質問に関連する法律相談
児童相談所との面談の際は弁護士の方に同行してもらうのが早期解決(子供を返してもらう)につながりますか? 児童相談所の方は、弁護士の方に来てもらっても判断が変わることはない、とのことでしたが。
こんばんは。どうしてよいか分からず、相談致します。
現在、中学2年生の娘が、今年の3月末から施設に入所しております。
原因は高1のお兄ちゃんによる暴力(兄弟げんかで、妹も相当やりかえしています)でありました。
同意の上の入所でありました。
ですが...
行政事件に関する法律ガイドを見る
B型肝炎訴訟で本人死亡時の給付金額は3,600万円|給付金に関する知識
B型肝炎訴訟を起こして和解に至ると国からの給付金を受け取れます。本人が死亡した場合は、感染から20年経っていなければ3,600万円、20年経っていれば900万円の給付金を受け取れます。ただ、本人が亡くなっている場合は書類集めが難航し...続きを読む
取消訴訟の出訴期間は行政事件訴訟法第14条で規定されていて、正当な理由を除いて原則としては、処分または裁決があったことを知った日から6ヵ月以内であるか、処分または裁決があった日から1年以内であることが決まっています。平成17年4月1日...続きを読む
黒染めの強要・下着のチェックなどブラック校則は違法ではないの?
2018.5.14“黒染めの強要”“丸刈り”“下着をチェックされる”など、問題視されているブラック校則。学校独自の理不尽なルールである“ブラック校則”は、違法行為ではないのでしょうか?続きを読む
B型肝炎訴訟には各種費用がかかりますが、弁護士費用の一部や特定の検査費用に関しては、和解時に給付金として国に補てんしてもらえます。今回は、B型肝炎訴訟でかかる費用について具体的に確認していきましょう。 目次1 B型肝炎訴訟の費用1.1...続きを読む
行政訴訟で和解が行われることが少ない理由|和解の否定説と肯定説
行政訴訟で和解が行われることが少ない理由を含め、原告側である一般市民が行政訴訟で不利になる背景について説明していきたいと思います。続きを読む
『不良な遺伝子は残さず、良い遺伝子だけを後世に残す』という考えのもと作られた法律『旧優生保護』をご存知ですか。1996年まで日本に実在していた法律ですが、この法律の存在で、遺伝性疾患を持つ未成年は強制的に生殖機能を奪われていました。続きを読む