公正証書遺言について
母と4年前に再婚した相手(継父)が亡くなり、公正証書遺言に全額を実子2人に相続と書かれていました。
10年ほど前に書かれた遺言であり、再婚した時には脳梗塞による麻痺と軽度の認知症により、遺言の書き換えは難しいと司法書士に言われた為、書き換えが出来ませんでした。
実子は2人とも親権から離れており、継父の見舞いや葬式にも出席しないにも係わらず遺留分を除く全てを相続する事が許せません。
遺留分を超える相続や請求などは可能でしょうか。
よろしくお願い致します。
相談者(ID:8078)さん
弁護士の回答一覧
人は財産を自由に処分することができ、遺言は最後の財産の処分です。これに制限を加えるのが遺留分で...
ただし、相続人全員の同意があれば遺言書と異なる遺産分割をすることはできますので、実子2人が同意すれば遺留分を超える遺産を得ることができます。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
祖母が4年前に亡くなりました。先週祖母の戸籍上長男の方から、普通郵便で自分には遺産相続の権利があるといった手紙が送られてきました。
その方とは母(長女)はもちろん、祖母とも役60年疎遠となっておりました。
2年前に親戚の1人がその方と偶然行き合った際...
基本的なことだとは思いますが相続分と遺留分はどう違うのでしょうか。また、相続が発生してからいつまでにどう分けるかを決めなければならないのでしょうか。
よろしくお願いします。
私には、妻と2人の息子がいます。
息子の両方は大学を出ており、次男は大学卒業後銀行に勤め、結婚もし落ち着いた生活をしているのですが、問題は長男の方で、大学を中退したにもかかわらず、5年たっても定職に就かず、私から生活費を取ってはギャンブルや風俗通いなど...
私は、遺留分の請求範囲は、死亡した者の配偶者・子供までであると長い間思っていましたが、最近、孫にも遺留分の請求権がある事を偶然知りました。
現在、私は金銭の必要度が高い状況にあるため、私の祖父母(計4人)の遺留分を請求する事を考慮し、遺留分に関して調べ...
祖母が亡くなり財産の相続が行われることになりました。
祖母は生前に遺言状を残しており、そこには長男の息子である私に財産をすべて譲る(長男である父は既に死亡している為)と書かれているとのことです。(祖母が遺言状を作成する際に立ち会った母から聞きました)
...
相続に関する法律ガイドを見る
失敗しない遺言書の書き方とすぐに使える文例集|正しい遺言の作り方
遺言書(いごんしょ、ゆいごんしょ)とは、故人が死後の財産等の用途や処分方法を指定するための文書で、法律上はいわゆる遺書と区別して扱われます。日本では、民法が遺言の作り方や効力をきちんと規定しており、民法上の定義としては「人がその死亡後...続きを読む
遺留分権利者が遺留分を失う相続人廃除とは|廃除の効果と代襲相続人
相続人廃除(相続廃除)とは、推定相続人について著しい非行など一定の事由があった場合に、被相続人の意思に基づいてその人の相続権を剥奪する制度のことをいい、その対象者は「遺留分」を有する推定相続人に限られ、遺言による廃除もできるようになっています。続きを読む
遺言書には、遺産(財産や資産)を相続させるか否か、相続させる場合の分割方法、相続分の指定などを行うなどの効力があります。遺言を残すことによって自分が残した財産や資産の活用方法を決めることができ、また、残された家族や親族の相続手続きを手...続きを読む
家族信託は ・適正な判断力の低下に備えたい ・遺言以外の資産継承をしたい という方にとっては非常に便利な制度ですので、今回はそんな家族信託について解説していきます。続きを読む
遺留分の請求期限はいつまで?知っておくべき遺留分減殺請求の時効
特定の相続人に認められた最低限の遺産の取り分のことを「遺留分」といいますが、これは無条件に保障されるわけではなく、請求しなければもらえない上に請求できる期間が決まっています。遺留分をもらうための手続きを「遺留分減殺請求」と言いますが、...続きを読む
兄弟姉妹が被相続人の遺産を受け取れる可能性があるのは、被相続人に子どもがおらず、配偶者+兄弟姉妹が法定相続人のパターンか配偶者もおらず兄弟姉妹のみが法定相続人になるパターンです。被相続人の兄弟姉妹は血族相続人としては第三順位なので、直...続きを読む