財務省差押物件 相続放棄
父と父の会社に合わせて700万ほどの借金があります。唯一の財産は父の居住用の土地建物ですが、登記簿謄本で確認したところ財務省の差押、参加差し押さえ、市役所の参加差押が記載されています。
日に日に父の体が弱り、会社の業績も低迷していますので、父の死後相続放棄を考えています。しかしネットで調べてはいるのですが放棄した後の流れがよく分かりません。よろしければ放棄した後の流れを教えてください。
また生存中の今対応できることがあったら教えてください。
相談者(ID:5167)さん
弁護士の回答一覧
相続放棄は、家庭裁判所で申述する手続きによって行われます(民法938条)。 その手続きを行わ...
その手続きを行わずに、「相続放棄しました」と言っても通りませんので、ご注意ください。
また相続放棄をするための期間は、相続開始を知ったときから、3カ月以内に行わないといけませんので(民法915条1項)、今のうち財産を調査しておくことができれば調査したほうが良いです。なお、3か月の期間は家庭最暗所に請求して伸長することができます(同条2項)。
相続放棄をするまでに、財産の処分をした場合には相続放棄ができなくなります(民法921条1号)。ただし、不動産の維持管理などの保存行為等は、行っても相続放棄をすることができます(同号但し書き)。
その他、相続放棄の手続きで細かい点は、直接最寄りの弁護士にご相談ください。
不動産を所有しているのであれば、真に債務超過なのか否か、調べたておいた方が良いでしょう。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区南池袋1-16-15ダイヤゲート池袋5階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 |
【池袋駅より徒歩3分】【初回のご相談料無料|土日祝日や夜間相談へも対応】弁護士への相談は敷居が高いと感じていらっしゃる方も、お気軽にお電話ください。親身にお話をお伺いいたします。
この質問に関連する法律相談
主人が亡くなり多額の借金が発覚した為相続放棄しました。
府営住宅に住んでるのですが契約者が死亡したら届け出なくてはならないと契約署に書いていたので届けて住宅も駐車場も全部私の名義に変えました。その後に負債が発覚した為相続放棄の手続きをとり受理されました...
他兄弟との言い争いに嫌気が差して相続を放棄してしまいましたが
今になって少し後悔してきました。
まだ、遺産分割協議は完了していないのですが、相続放棄を取り消すことは可能でしょうか?
親が生前クレジットカードで買い物をしていたみたいでその請求といいますか確認書みたいな物が届いたんですが、親が亡くなってから2年たってから借金がある事を知ったんです。
親もまた生活保護を受けながら生活してましたし、当時親は大阪で私は兵庫に住んでましたので...
相続に関する法律ガイドを見る
兄弟姉妹で適切な遺産相続を進める3つの方法|相続割合の基準まとめ
親が遺した相続財産では遺言書の内容にもよりますが、基本的にはその子供に相続されることが多く、法律上で規定されている相続順位でも第一順位に該当します。その場合、兄弟姉妹間で相続財産を分け合うことになります。ほかにも兄弟姉妹が亡くなった時...続きを読む
著作権は相続できる?著作権の種類による違いや手続き方法について解説
著作権は相続財産として、遺産分割の対象になります。 そこで今回は、著作権を相続する際に頭に入れておくべき大切なこと、または相続の際にトラブルにならないよう気をつける点などについて、詳しく解説していきたいと思います。続きを読む
兄弟姉妹が被相続人の遺産を受け取れる可能性があるのは、被相続人に子どもがおらず、配偶者+兄弟姉妹が法定相続人のパターンか配偶者もおらず兄弟姉妹のみが法定相続人になるパターンです。被相続人の兄弟姉妹は血族相続人としては第三順位なので、直...続きを読む
自筆証書遺言(じひつしょうしょゆいごん)とは遺言者が自筆で書き記す遺言書の形式です。自筆遺言書は、紙とペンがあればいつでも書くことができる遺言書ですが、民法で定められた要件を満たさない自筆証書遺言は遺言書として無効になってしまう場合も...続きを読む
代襲相続の範囲やルールとは|親や姪甥・配偶者や兄弟姉妹はもらえる?
2017.9.26相続というのはとても複雑で、知っているようで知らなかったこともたくさんあるために、いざ自分事となった時に大きな問題へと発展してしまうことも多々あるようです。 ぜひこの記事をご覧いただき、その理解を深めていってほしいと思います。続きを読む
遺産分割を行う際は弁護士に依頼するのがおすすめです。弁護士であれば、法的視点から分割手続きを一任できるため、個人で行うよりもスムーズな解決が見込めます。この記事では、弁護士に遺産分割を依頼するメリット・費用・弁護士の選び方などを解説します。続きを読む