長男の独り占め
今年初め、母が亡くなりました。父は20年前に他界しており、母は 実家を建直し長男一家と同居していました。母は、収益物件を所有しており 年金と合わせて 毎月70万円近くの収入がありましたが、長男が同居し始めた頃から、その母の収入を ほぼ取り上げ、あげく 母が亡くなる数年前からは 家賃収入分を全額長男名義の口座へ振り込ませ 自由に使っていたようです。同時に、その母所有の収益物件を担保に借金もしています。母が亡くなり、相続分割の話しになると『全て俺の物だから、お前達は委任状か放棄の書類を書け!』の一点張りで 全く分割協議の話しに応じてくれません。不動産を分割して困るのなら と、代償分割を提案しても『お金も無い!』と 開き直られます。法定相続人は、長男 長女 次男(私)の3人です。3人はそれぞれ遠方に住んでいて 全員が揃うことがなく 話が進みません。母が亡くなってからの家賃収入分も『俺の口座に入金されるものだから 俺のもの!』と言って、全く聞く耳を持ってくれません。
どうすれば 分割協議に応じてもらえるのでしょうか?
相談者(ID:3889)さん
弁護士の回答一覧
お兄様は、独り占めして当然という態度を一向に改めないとのことですし、あなたとお姉さま(妹さんで...
最寄りの法律事務所で遺産分割調停についてご依頼しましょう。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 |
【まずはメールでご相談ください!】弁護士歴25年以上●離婚・不動産などご相談ください。あなたの事情に合わせたベストな解決を目指します
相続人である長男、長女、次男はそれぞれ3分の1ずつの法定相続分があります。ですから、長男の要求...
任意での遺産分割協議が困難のように思われますので、長女とも連携して、次のステップである遺産分割調停に向けた動きをとるべきではないでしょうか。
この段階で、一度専門家にご相談されてみてはいかがでしょうか。
弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
家族構成:父親(死亡)、母親、長男、次男、三男
先日、父親が無くなりました。
祖父は公正証書遺言の残し、その内容には遺産の全て(財産、土地)を長男に与えるという内容でした。
それを知らせると母親は納得しましたが次男と三男は反対しました。
...
母親が亡くなって7年経つのですが遺産があったこと知らず去年の9月に実の兄から遺産分けは済んでると聞いて兄弟で話合いをしたのですが今更と弟に言われ喧嘩になり遺留分減殺請求権を申請して自分の分を取ろうとしていたのですが、昨日弟が仕事中転落事故で死亡してしまっ...
私の母事で相談です。母には姉と弟がいます。今年2月14日痴呆症の祖母が亡くなりました。公正証書遺言が出てきて母には貯金の中から100万と郵便局の生命保険100万のみ。長女、長男には東京北区にある30坪ある土地家屋(アパート収入ありを半分ずつ)、同じく長女...
相続に関する法律ガイドを見る
遺言書を開封するときの正しい手順|トラブルを防ぐために知るべきこと
家族や親戚などが亡くなって維新を整理している時に「遺言書」と書いてある封筒を見つけても、うっかり開封してはいけません。遺言書は、開封にも手続きが必要な場合があります。今回は、相続トラブルに巻き込まれないための遺言書の開封手順や遺言書に...続きを読む
相続放棄で借金をゼロに | 相続放棄手続の手順と主な相談先まとめ
相続放棄をしたとき、あなたが借金を負担する必要はほぼなくなります。しかし、相続とは不動産や現金といったプラスの財産と債務のようなマイナスの財産がセットになっているので、マイナスの財産を放棄するということはプラスの財産も放棄するというこ...続きを読む
失敗しない遺言書の書き方とすぐに使える文例集|正しい遺言の作り方
遺言書(いごんしょ、ゆいごんしょ)とは、故人が死後の財産等の用途や処分方法を指定するための文書で、法律上はいわゆる遺書と区別して扱われます。日本では、民法が遺言の作り方や効力をきちんと規定しており、民法上の定義としては「人がその死亡後...続きを読む
遺留分減殺請求は一定の法定相続人に保障された権利ですが、この請求を拒否したいという悩みを抱える人も少なくありません。とはいえ、請求自体を無視するというのは得策ではなく、ある程度は対応しなければ後々大きなトラブルになりかねませんから、対処法をご紹介いたします。続きを読む
遺留分減殺請求を行政書士に頼む際の注意点と行政書士の業務範囲まとめ
遺留分減殺請求を専門家に依頼する際に、多くの方が検討するのが「弁護士」「司法書士」「行政書士」といった法律の専門家かと思います。このうち最も費用面で安価といえるのが行政書士ですが、他の士業と比べて業務の範囲が限られていることから、依頼...続きを読む
家族信託は ・適正な判断力の低下に備えたい ・遺言以外の資産継承をしたい という方にとっては非常に便利な制度ですので、今回はそんな家族信託について解説していきます。続きを読む