遺言書での財産目録
遺言には財産目録を記載しておくのが良いといわれていますが、これについての質問です。
1.財産目録は遺言書を書いた時点での財産となりますが、遺言書を書いてから死ぬまでには年数が経ち、財産の内容がどんどん変わっていきます(金融機関名、新しい口座、金額変更など)。
死んだ時には、遺言で残した財産目録とは大きく変わることがありますが、それでも遺言書に財産目録が必要ですか? その都度改定すれば良いのですが、毎年遺言書を書かなければなりません。
2.財産の変化を一覧にした表を逐次作成しており、遺言書には入れずに別に保管しているのですが、これではだめですか?
3.財産目録は手書きでなく、パソコンで作成したものでも良いですか?
相談者(ID:819)さん
弁護士の回答一覧
自筆証書遺言についてのご質問としてご回答いたします。 1.について 遺言書には遺産目録を付...
1.について
遺言書には遺産目録を付すのが通常です。たしかに、その後の経過によって目録の内容が変化することが想定されますので、5年経過したら見直す(作り直す)というような対応もあるかと思われます。
2、3 について
自筆証書遺言はすべて自身の手書きで作成する必要があります。
法改正の話はありますが、遺言書と別に作成した表は遺言書の内容とはならないと考えられますし、パソコンで作成したものは無効となると考えられます。
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