持ち家の相続
家族構成 父 兄 私の3人で母は亡くなっております。
父が養護施設に入り、兄が実家に1人で暮らしております、私は結婚して他県に在住。
兄は実家に住むにあたり、施設のお金も厳しいので家賃として父に毎月お金を払っています。
今まで父の名義で電気ガス水道などずっと払って来ていたのですが、今回住んでいる兄の名義に変えることにしました。
そこで質問なのですが、家賃と言う名のお金を入れ、これから先光熱費などの名義人も兄になり
ずっと住んでいた場合に父の遺産相続の時に実家を分ける場合に兄に有利な相続になったりするのでしょうか?
相談者(ID:471)さん
弁護士の回答一覧
家の所有者は父であり、父の相続の際どうなるかという前提でお答えします。 まず、兄が実家の利用...
まず、兄が実家の利用について家賃を支払い、今般、新たに水道光熱費の支払者になるとのことですが、そもそも当該費用はそもそも兄が支払わなければならないものであると考えられます。ですから、それらを支払ったからといって相続の際、特別兄に有利になることにはならないものと考えられます。
ただ、実家を兄が取得する希望があるような場合には、もちろん通常代償金の支払いは必要になりますが、実際に兄が居住しているのですから、その方向で協議が進むことにはなるのではないかと思われます。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
未婚の叔父が亡くなりました
兄妹が3人既に両親は他界してます
私は次女の長男になるので甥になります
生前、叔父に何かあったら全て任せると言わてました
葬儀の施主もしました
今後についてどうするか話し会いをしたら、叔父の兄妹は私に財産全て任せたい...
公正証書遺言で長男が土地の大半を相続、小生にはその土地のほぼ真ん中、公道に面していない、いわゆる飛び地状態の小規模土地のみの相続となりました。
不動産業者によるとその土地には買い手がつかず、長男に買い取ってもらうのが現実的といわれました。
遺留分...
私は遺産分割協議中の相続人です。
現在遺産分割協議中ですが、私は話し合いや論理的な思考が苦手です。そこで私の実子である長男に遺産分割協議の代行を依頼したいのですが遺産分割協議上、何か問題はありますでしょうか。
ちなみに実子は成人しており、今回...
私は姉と妹がいる3人兄弟の長男です。全て既婚者です。母がガンで週単位の余命と言われてます。妹が母の遺産金の総額を母の意思で自分に任され管理してるからと言い通帳を見せることに応じません。全て自分に管理を任せるという内容で母に一筆書いて貰ってるとも言ってます...
実家の姉が(一度は結婚して戸籍からはずれ離婚後また実家の籍に戻っている)17年前父の死亡時に不動産は自分が金融財産は母がということで受け継ぎ、わたしには印鑑証明書を用意させました。実印を押すようなことはなかったのです。今回は一次相続だから実をとって諦めて...
相続に関する法律ガイドを見る
遺留分は遺言に優先する|遺留分を侵害する遺言は無効になる場合も?
遺留分は、兄弟姉妹を除く法定相続人である配偶者・子・直系尊属に保障された最低限の遺産の取り分のことを言い、被相続人がこの遺留分を奪うような内容を遺言で残していたとしても、遺留分を侵害する部分の遺言については遺留分減殺請求を受ければその限度で無効となります。続きを読む
『両親どちらかが亡くなって、独り身になってしまった際は、長男夫婦が実家で同居する』という約束で、父親が一千万円かけて実家を改築。数ヶ月後父親が急逝。その時、長男夫婦は母親との同居を拒否。1千万円を無駄にした長男夫婦に対する遺産相続はどうなる?続きを読む
相続放棄申述書を自力で作る全手順|書き方・手続方法・注意点を徹底解説
相続放棄は、被相続人について一切の相続を拒絶するための制度で、これを希望する場合には、自己のために相続のあったことを知った時から3箇月以内に家庭裁判所へ放棄の申述を行わなければならないことから、早めに申述書を作成・提出する必要があります。続きを読む
遺言書には、遺産(財産や資産)を相続させるか否か、相続させる場合の分割方法、相続分の指定などを行うなどの効力があります。遺言を残すことによって自分が残した財産や資産の活用方法を決めることができ、また、残された家族や親族の相続手続きを手...続きを読む
一定の法定相続人に保障された最低限の遺産の取り分のことを「遺留分(いりゅうぶん)」と言いますが、遺留分は法律によって割合や計算方法が決まっています。遺留分の計算は、基礎財産(相続財産)と総体的遺留分(相続財産に占める遺留分全体の割合)...続きを読む
遺留分減殺請求訴訟の管轄に要注意|調停と訴訟では裁判所が違う!
遺留分減殺請求をする場合、調停と訴訟とで裁判所の管轄が異なるとされています。管轄は、簡単に言えば「どの裁判所がその事件を担当するか」を決めたものになりますが、これを守らなければ手続きを受け付けてもらえないので注意しましょう。続きを読む