後見人と被後見人の財産分与の比率について
離婚している親が亡くなった為、施設で暮らす兄(知的障害)の後見人になり、これから、その兄と財産分与の手続きに入ります。
そこで、財産分与の比率のご相談です。二人兄弟なので、だいたい半々になるように申請しなければならないのでしょうか?兄の施設では、保護者会等の参加や、絶対ではありませんが、夏・冬休みの帰省などがあり、私自身働きながら、多少なりとも面倒をみなくてはなりません。
それに加え、私自身の住居は、ワンルームのため、兄の帰省が可能なように、広めの部屋に引っ越そうと考えています。そういったことも含め、多少なりとも多めに私が相続するよう申請しても大丈夫でしょうか?出来るとしたら、その比率はだいたいどのくらいまで可能でしょうか?
ちなみに兄は、国から年金が支給されているので、生活費を、私が出すことはありません。
お手数をおかけいたしますが、アドバイスのほうお願いできればと思います。よろしくお願いいたします。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
おっしゃる事情も分からなくはないですが、広い家に居住する利益について主にご質問者様が受けて、...
また、利益相反に当たるため、後見監督人、又は遺産分割協議限りの特別代理人を選任しても、監督人や特別代理人としては法定相続分を下回る協議は難しいと思われます。弁護士回答の続きを読む
不動産や預貯金が相続財産に含まれる場合、後見人と被後見人間での遺産分割協議はできないことになり...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
この質問に関連する法律相談
母が先日亡くなり、既に亡くなった父名義のままのマンションがあります。父名義のマンションを代表相続人に名義変更して売却し、相続人で分割する予定です。その際の手続き方法はどう言う流れになるのでしょうか?また、売れるまでの固定資産税、管理費、光熱費、司法書士の...
お伺いさせてください。父は25年前に亡くなりました。昨年末に母も亡くなり、残された相続人は私と姉の2人です。8年前にクモ膜下出血で倒れたのを皮切りに最後は癌を患い亡くなった母をずっと看てきたのは私でした。昨年春には、死期を悟った母が姉夫婦を呼んで「この家...
昭和39年に旧借地法に基づく借地権を父から相続しました。
原契約書のまま現在まで更新中です。(契約者は父のまま名義変更はしていない)
同時に、その土地上の家屋も父から相続しました。(これについては私名義で所有権保存登記済)
この状態では、第...
私は四人兄弟の三男ですが、母親は7年間認知症で介護は私一人がやり、精神的にも金銭的にも大変でした。他の兄弟は介護も葬儀にもきませんでした。自宅の名義は父親のままで、父親は25年前に亡くなっています。
母親の遺産に関しては公正証書で私が相続するように...
30年ほど前、夫と結婚しました。私は初婚、夫は離婚歴があり、前妻が二人の娘を養育していました。離婚時に相応の一時金を渡し、養育費等は払っていなかったと聞いています。
15年前に前妻が職を失い経済的に困窮していた際、長女さんから夫に連絡がありいろいろ...
相続に関する法律ガイドを見る
相続放棄と代襲相続の関係|放棄した相続権は子供へ移動するのか?
被相続人が死亡したときに、すでに本来の相続人が亡くなっているか、相続人としてふさわしくないなんらかの理由があると、本来の相続人の子どもが代わりに相続人となります。これを代襲相続といいます。例えば被相続人が亡くなったとき、すでに被相続人...続きを読む
【事案別】相続問題が得意な弁護士の選び方と注意すべきポイント
2017.2.24相続問題が生じた場合、専門家の選択肢として弁護士を考える方も多いかと思いますが、数ある弁護士事務所の中からどうやって選んだら良いのか悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。一口に弁護士と言っても得意分野は人それぞれで、民事も...続きを読む
家族信託を頼むとき、弁護士ではなく行政書士に依頼する人もいるでしょう。弁護士と違って格安で依頼することができるので、負担を減らしたいとお考えの方は検討してみるのも手です。記事では家族信託を行政書士に依頼したときについて、ご紹介しています。続きを読む
家族信託は ・適正な判断力の低下に備えたい ・遺言以外の資産継承をしたい という方にとっては非常に便利な制度ですので、今回はそんな家族信託について解説していきます。続きを読む
遺留分減殺請求訴訟の管轄に要注意|調停と訴訟では裁判所が違う!
遺留分減殺請求をする場合、調停と訴訟とで裁判所の管轄が異なるとされています。管轄は、簡単に言えば「どの裁判所がその事件を担当するか」を決めたものになりますが、これを守らなければ手続きを受け付けてもらえないので注意しましょう。続きを読む
家族信託にかかる税金|家族信託の活用で贈与税や相続税が変わるのか
家族信託を利用する際の課税関係としては、主に受益者に対して贈与税や相続税といった税金が問題になりますが、信託財産に不動産がある場合には受託者に対して固定資産税などが課されます。続きを読む