公正証書遺言書の扱い
去年、母が他界しました。
相続権利者は長男の私と弟の二人です。
母は、生前、公正証書遺言書を残し、遺産の相続方法を決めていました。
それによると、母の遺産の2/3を長男である私に、1/3を弟にと記載されていました。
相続の執行人は長男の私となっています。
遺言書を弟に見せたところ、弟はその内容に納得せず、半分をもらいたいと言っています。
こんな場合、どのように対処すべきなのでしょうか。
ご教示ください。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
相続人があなたと弟さんの二人であれば、遺言は遺留分を侵害していないので、法律上は遺言通りの割合...
遺言内容の変更に異議がなければ分割協議で取得を決めることができますが、遺言書通りと言うことであ...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
遺言は、被相続人の最後の意思表示です。たとえ弟さんが遺言の内容に納得しないとしても、遺言の内容...
なお、弟さんの遺留分を侵害するなどの事情がある場合の遺留分減殺請求権の行使は弟さんが考えるべきことです。弁護士回答の続きを読む
公正証書遺言書があれば、被相続人の意思ですから、その内容で相続手続が執行できます。 弟さんの...
弟さんの遺留分権は遺産全体の4分の1ですから、弟さんの意見を無視でします。
ただ、生前贈与(特別受益)等の具体的相続分が計算が必要なのか、手続きの進め方等を弁護士
に相談されるのが良いと思います。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
先日父がなくなり、遺品の整理していたところ遺言書が見つかり、
私と姉の2人に半々で遺産相続をさせるという内容でした。
その内容通りに手続きを進めていたのですが、全く音沙汰のなかった叔父(父の弟)が遺産相続を求めてきたのですが、
この場合、遺言書には...
父親が亡くなり、相続人は、弟と私です。父親の遺言書が1通あり、リゾートマンションを除いたすべての資産は、兄弟二人で均等に分けること、と記載されています。ほかに、遺贈書が1通、記載のリゾートマンションが1室あり、弟に遺贈すると書かれています。もし、弟が要ら...
先日、認知症で入院中の祖母の身辺を片付けていたら公正証書の遺言を発見しました。
その内容というのが、「現金・預金の半分を募金団体に寄付する」というものでした。
法定相続人は父一人だけで、祖母は父と血はつながっておらず亡くなった祖父との再婚相手...
相続人は2名だが一人の行方が10年以上分からない為
一切の財産を所在が分かっているAに相続させる、執行人もAにするという遺言を書きたい場合。
不在者に相続させない理由などは書かないといけませんか。
また不在者から遺留分の請求があった場合、金額が妥当...
父は平成4年に没、母が2月に亡くなり、遺言書は公正遺言書があり、相続人は4人です、女房と6年間母の介護をしてきました。介護認定は初期のころ認定は5でした。具合が悪くて病院に入る度に
先生から延命措置のサインをしてまいりました、3人の子供に連絡しても、着...
よろしくお願いします。
①危急遺言の文言は、いつ誰が作成するのですか。
②本人が話すことができない場合についてお願いします
③公正証書を見れば、危急で作ったものかどうか書いてあるのですか
④家族が、遺言時より6か月前にアルツハイマー型脳の萎縮があ...
相続に関する法律ガイドを見る
夫が亡くなった後に姑が保険金を要求してきた…分ける必要はある?
2018.10.11夫は亡くなる前、何度も「俺が死んだらおふくろを頼む」と言いました。夫を安心させたくて、「大丈夫、まかせて」と約束したものの、夫亡きあと、保険金を分けてほしいと言ってくる姑。夫との約束通り、面倒をみなければなりませんか?続きを読む
遺留分権利者が遺留分を失う相続人廃除とは|廃除の効果と代襲相続人
相続人廃除(相続廃除)とは、推定相続人について著しい非行など一定の事由があった場合に、被相続人の意思に基づいてその人の相続権を剥奪する制度のことをいい、その対象者は「遺留分」を有する推定相続人に限られ、遺言による廃除もできるようになっています。続きを読む
寄与分と特別受益の違い|遺産分割の相続割合と相続税申告時の計算方法
相続では、特定の相続人が被相続人の財産を増やしたなど経済面での貢献度を考慮して法定相続分より少し多めに財産を渡すことがあります(寄与分)が、生前に被相続人から利益を受けた利益(特別受益)を考慮して相続財産の割合も少し下げましょうというルールもあります。続きを読む
成年後見制度は、認知症などによって判断力が低下した人が、第三者に財産管理を委託して適切に財産管理するための制度です。この記事では、成年後見制度の種類やメリットとデメリット、利用の流れなどを解説していきます。続きを読む
相続人の一部が遺産を使い込んでしまった場合、相続開始後に他の相続人とトラブルになるケースが多いです。遺産の使い込みを調査するには個人の力では限界があるので、弁護士などの専門家の力を借り、不等利得返還請求や損害賠償請求によって遺産を取り戻しましょう。続きを読む
相続が始まってまず頭に浮かぶのが遺産分割ですが、相続人間で遺産分割協議を行った後には遺産分割協議書を作成するのが一般的な流れになります。遺産分割協議書は決まった書式はなく、比較的自由に作成することができる書類になりますが、作成の際に必...続きを読む