父親名義の土地
お世話になります。50歳男性です。
20年前に父親(現在75歳)名義の土地に私名義の家を建てました。父親には連帯保証人になってもらい25年ローンを組みました。
現在まで土地の借賃等一切払っておりません。
最近になり父親との折り合いが悪くなり、土地の所有者を盾に家を出て行けとも言われかねない状況です。
この様な状況では従わざるを得ないのでしょうか?
全くの無知で申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
ご相談の件では20年前から家を建てて居住していますので、賃借権の時効取得が考えられます。 し...
しかし、父親名義の土地を無償で借りていたため、客観的に賃借の意思に基づく利用とはいえず困難です。
この場合、民法587条2項但書の解釈として、黙示に設定された建物居住目的を達成するに足りる期間が経過していないと主張することが考えられます。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
父名義の家土地について。父死去後名義はまだ変更せずそのまま母が居宅。
相続人は母、兄、私。兄、私はそれぞれ自家保有。兄は息子一家と同居中。
先日、兄が母亡き後いずれは仏壇を維持するため父名義の家に移り住みたいとの申し出あり。
そこで質問ですが、母が...
義両親と同居中。半分親の土地。半分は旦那が購入した土地に新居を建てました。折り合いが悪く、事あるごとに出て行けといわれます。しかし、新居は旦那名義で借金も夫婦でかえしており、電気水道代もすべて私たちが払っています。義両親は半分の土地の持ち主というだけです...
祖母が亡くなり既に25年以上経ちますが、未だ祖母名義の土地が存在しています。
今までは、その土地の固定資産税を次女が肩代わりして継続支払していたようです。しかし、昨年次女が他界し唯一存命の父に代表者:外14名と記載された固定資産税支払通知が送られて...
相続対象となっている家屋付き土地の買戻し交渉で教えて戴きたい。
・買戻しが付いてる家屋付き土地は、相続対象になっている。
・親戚の一人が他の相続人に了解を得ずに家屋を取り壊し更地にした。
Q1.
更地にした土地は、現相場で交渉しなくてはならな...
25年程前、実家の家を建てる際、土地は父の本家の実兄から父が譲り受ける予定でしたが、譲渡は税金が高いという事で実兄が亡くなった時に相続する事になり、実兄から父に土地を譲る公正証書を作成したそうです。実兄がなくなり、手続きをしたところ土地(宅地150坪、農...
相続に関する法律ガイドを見る
遺言書を見つけた時に必ず行わなければいけない「検認」。遺言書の検認は法で定められた義務でもあるのです。今回は、そんな遺言書の検認を行う際に必要な書類や手順、検認期日に行われることなどをご紹介します。目次1 遺言書は家庭裁判所で検認しな...続きを読む
寄与分の計算方法や寄与分が発生するケース|注意点や準備するものは?
寄与分制度とは、被相続人の財産の維持や増加に貢献した人に相続時の取り分増額を認める制度です。これにより、相続の不公平を解消することが期待できます。 どういった場合に寄与分が発生するのか、寄与分を受け取るにはどうしたらよいのかなどについて、解説していきます。続きを読む
遺言書には、遺産(財産や資産)を相続させるか否か、相続させる場合の分割方法、相続分の指定などを行うなどの効力があります。遺言を残すことによって自分が残した財産や資産の活用方法を決めることができ、また、残された家族や親族の相続手続きを手...続きを読む
代襲相続人の範囲はどこまで?代襲相続対象者の範囲と相続割合とは
代襲相続とは、相続放棄以外の理由によって、被相続人の死亡前に被相続人の子または兄弟姉妹が相続権を失っている場合に、これら相続権を失った人の子がその相続権を承継する制度をいい、代襲相続される人を被代襲者、代襲相続する人を代襲者または代襲相続人と呼びます。続きを読む
遺留分権利者が遺留分を失う相続人廃除とは|廃除の効果と代襲相続人
相続人廃除(相続廃除)とは、推定相続人について著しい非行など一定の事由があった場合に、被相続人の意思に基づいてその人の相続権を剥奪する制度のことをいい、その対象者は「遺留分」を有する推定相続人に限られ、遺言による廃除もできるようになっています。続きを読む
相続放棄と代襲相続の関係|放棄した相続権は子供へ移動するのか?
被相続人が死亡したときに、すでに本来の相続人が亡くなっているか、相続人としてふさわしくないなんらかの理由があると、本来の相続人の子どもが代わりに相続人となります。これを代襲相続といいます。例えば被相続人が亡くなったとき、すでに被相続人...続きを読む