執行者解任後、旧執行者が書類や遺産を新執行者に引き渡さない
執行者解任事件で審判を申し立てた者です(利害関係人は2名のみ)。
新しい執行者には自分が選任されましたが、旧執行者である叔父ガが新執行者である私に取得した財産や相続関係の書類を渡しません。遺言者の死亡40日前に財産の90%が銀行から下ろされ旧執行者が所持いたしておりますので、上に書いた「取得した財産」は10%未満の額のことになります。
生前贈与されたなら、その納税証明書も出すように審判中再三主張いたしましたが、そちらも出しません。内容証明郵便を送達後、どのような法的措置があり得るでしょうか。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
遺言執行者には、善良な管理者としての注意義務がありますので、執行者として必要なことを怠ると損害...
また、亡くなられた方の死亡40日前に財産の90%が引き出されていたことについては、無断で財産を引き出したということで、返還を求めるのが良いのではないかと思います。
いずれにせよ、内容証明郵便が送られた後に、何の反応もないようでしたら、相手方に資産があるのであれば、裁判をすることになるかと思います。弁護士回答の続きを読む
新執行者から元執行者に対して預かり金返還請求の訴訟は想定されるでしょう。民事訴訟となるので弁護...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
内容証明郵便を送達後、どのような法的措置があり得るでしょうか。 弁護士に依頼する、調停申...
弁護士に依頼する、調停申立をする、引渡請求の訴訟を行うなどの方法があり得るでしょう。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
祖父には正妻と妾がおり、妾の子供を正妻が死亡後養女にしています。30年前(正妻死亡後)に正妻側の縁者に大地主がいましたが、他に血縁者がいなかったので、祖父と父が話し合いにより、父がすべてを相続しました。今になって、まだ相続漏れとなった土地が見つかり、この...
約5年前に父方の祖母が亡くなりました。
相続人は父、叔父、叔母の3人ですが、生前、祖母の年金や預金などを介護費等の名目で勝手に叔母が使い込んでいたようです。
数年前に遺産分割について相続人3人で一度話し合ったようですが、
叔母は祖母の資産を...
兄がなくなり相続の必要があるのですが、様々な人が相続権を主張しており、一旦整理したいと考えています。
兄に妻子はおりません。相続権を主張しているのは(兄から見て)妹、妹2、愛人、愛人2、父、叔父、叔母の7人です。法定相続人にあたるのはこの中で誰にな...
去年、父が亡くなりました。母と父と同居していた兄と嫁いで家を出た妹の私の3人で遺産相続になっています。祖父が生きている時から、兄夫婦は両親から借金をしていたり、現在も同居している母の面倒をあまり見ていません。母の夜ご飯なども賞味期限切れの惣菜が出ていたり...
去年の10月末に母が他界しました。今 居住しているマンション
は、父が、他界したときに母と持分2分の1ずつ所有権を相続しています。母が、生前公正証書の遺言を作っていたのですが、不動産のことは、記入していたかわ判りません。私には、結婚している妹が
いま...
相続に関する法律ガイドを見る
遺留分は遺言に優先する|遺留分を侵害する遺言は無効になる場合も?
遺留分は、兄弟姉妹を除く法定相続人である配偶者・子・直系尊属に保障された最低限の遺産の取り分のことを言い、被相続人がこの遺留分を奪うような内容を遺言で残していたとしても、遺留分を侵害する部分の遺言については遺留分減殺請求を受ければその限度で無効となります。続きを読む
遺留分減殺請求は、遺留分を侵害している相手方に対して行うのが原則ではありますが、具体的な状況によっては遺言執行者など相手方でない人に請求をしなければならない場合がありますので、請求を始める前に「誰に」遺留分を請求するのかをきちんと把握することが大切です。続きを読む
遺留分減殺請求(いりゅうぶんげんさいせいきゅう)とは、一定の法定相続人に認められた遺産の取り分である遺留分を取り戻すための手続きで、話し合いや調停・訴訟といった形で行使する権利です。遺留分減殺請求権自体は形成権と呼ばれる「一方的な意思...続きを読む
『両親どちらかが亡くなって、独り身になってしまった際は、長男夫婦が実家で同居する』という約束で、父親が一千万円かけて実家を改築。数ヶ月後父親が急逝。その時、長男夫婦は母親との同居を拒否。1千万円を無駄にした長男夫婦に対する遺産相続はどうなる?続きを読む
遺言書に「遺産はすべて世話をしてくれた内縁の妻に譲る」と書かれていた。 娘の相続分は認められないのか?
遺言書に「遺産はすべて世話をしてくれた内縁の妻に譲る。」と書かれていた場合、娘に相続権は認められないのでしょうか。この記事では、娘の相続権に関する弁護士の見解をご紹介しています。続きを読む
内縁の妻が相続人となる3つの方法と実際に受け取れる遺産の割合
夫婦関係を結ばずに、内縁の妻(夫)としてその生活を続ける家庭も多く存在します。法律上では必ずしも婚姻関係を結ぶ必要はなく、こうした事例も決して違法ではありません。 今回は、内縁者の受け取ることができる相続や相続を受け取るための方法について、解説していきます。続きを読む