私の母親の相続権について
私の母親は、5人姉妹の4女です。
30年ほど前に亡くなった母親の父の不動産等の遺産を母親の姉妹である次女、三女、五女が相続しました。
その時、私の母親の母、長女、4女である私の母親は相続放棄したようです。
20年ほど前に私の母親の母親は亡くなりました。
現在も次女、三女、五女が不動産を所有していますが、三人とも高齢でいつ亡くなってもおかしくありません。
因みに次女、三女、五女は独身で子供はいません。
長女は配偶者は亡くなり、子供が一人います。
もし、所有者である三人のうち誰かが亡くなった場合は、被相続人が変わるので、改めて私の母親と長女にも相続権が発生するのでしょうか?
また、先に私の母親と長女が亡くなった後に、次女、三女、五女の全員が亡くなった場合に、私と長女の子供に代襲相続の権利が発生するのでしょうか?
以上、わかりづらいかもですが、回答よろしくお願いします。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
>>もし、所有者である三人のうち誰かが亡くなった場合は、被相続人が変わるので、改めて私の母親と...
⇒配偶者やお子さんがいらっしゃらない場合で、既にご両親が亡くなられているケースでは、兄弟姉妹が相続人になります。
そのため、所有者である三人のうちどなたかが亡くなられた場合には、相談者の方のお母様と長女の方も相続人となります。
>>また、先に私の母親と長女が亡くなった後に、次女、三女、五女の全員が亡くなった場合に、私と長女の子供に代襲相続の権利が発生するのでしょうか?
⇒そうなります。弁護士回答の続きを読む
いずれもご理解のとおりです。 ・相続放棄は、「その相続に関して」効力があるので、お母様が...
・相続放棄は、「その相続に関して」効力があるので、お母様がおばあ様の相続を放棄していたとしても、別の方が被相続人となる相続については、改めて考えることになります。
被相続人に子がおらず、ご両親(や祖父母など)が既に亡くなっているときは、兄弟姉妹が相続人となるので、姉妹(ご質問者から見て伯母様・叔母様)がお亡くなりになった場合には、長女とご質問者のお母様も相続人になります。
・長女が亡くなってからその他の姉妹が亡くなった場合には、長女のお子様が代襲相続をし、ご質問者のお母様が亡くなってからその他の姉妹が亡くなった場合には、ご質問者が代襲相続します。弁護士回答の続きを読む
もし、所有者である三人のうち誰かが亡くなった場合は、被相続人が変わるので、改めて私の母親と長女...
相続放棄は、「その相続」に関しては、初めから相続人とならなかったものとみなされるものです(民法939条)から、別の相続については相続可能ですし、代襲相続もされます。
また、先に私の母親と長女が亡くなった後に、次女、三女、五女の全員が亡くなった場合に、私と長女の子供に代襲相続の権利が発生するのでしょうか?
代襲相続できます。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
私の父兄弟(4人兄弟)の相続についての相談です。
昨年11月に祖母が他界。
その後、父を除く3人で遺産分割がされたようです。
父が今月末に、父の兄に電話を入れた所、975万円の入金が父の姉(長女)からあったとのこと。
祖父が他界後、遺産相...
93歳の祖母が介護施設に入っています。
祖父は6年前に他界し、2人が住んでいた家が空き家になっています。私は夫と4歳、9か月の2人の子供がおり、その空き家に近々住めないかと考えました。
祖母には娘が二人います。私の母と、叔母です。
叔母は少し自...
18年前に父が亡くなり、その後遺産分割がありましたが納得のいかない金額でしたが母(義母)が健在でしたのでそのままでいましたが、昨年亡くなり、それを期に改めて請求すると、母(義母)とは養子縁組がされていませんでした。しかし、父が亡くなった時の相続分を考えて...
母の生前から口頭にて「亡くなった場合は、預金等の管理や保険の請求など任せるから、預かっていて欲しい」と預金通帳や保険証書を預けられておりました。2ヶ月前、その母が亡くなったため、預金口座(正味1,400万円ほど)をまず凍結し、父と姉と私の3人で法定相続分...
母が亡くなり、弟に遺産分割協議の手紙を送りましたがまったくの無視で、家裁に調停をお願いしました。亡くなって5か月後の最初の調停のとき、弟が突然、母の自筆の遺言書を提出しました。日付を見ると、母が認知症のため、自分の意志で遺言を書ける状態でない時期でした。...
私は姉と妹がいる3人兄弟の長男です。全て既婚者です。母がガンで週単位の余命と言われてます。妹が母の遺産金の総額を母の意思で自分に任され管理してるからと言い通帳を見せることに応じません。全て自分に管理を任せるという内容で母に一筆書いて貰ってるとも言ってます...
相続に関する法律ガイドを見る
自筆証書遺言(じひつしょうしょゆいごん)とは遺言者が自筆で書き記す遺言書の形式です。自筆遺言書は、紙とペンがあればいつでも書くことができる遺言書ですが、民法で定められた要件を満たさない自筆証書遺言は遺言書として無効になってしまう場合も...続きを読む
親の借金を子供が相続しなくてはいけないケースと相続放棄でなくす方法
親が抱えた借金は子供が返済(肩代わり)しなければいけないと考える人も多いかと思います。その額があまりにも高額だった場合に、子供はどのように返済すればよいのでしょうか? この記事で解説をしていきます。続きを読む
遺留分の請求を弁護士に依頼する際の費用|依頼内容からみる費用相場
「相続財産の取り分が極端に少ない」というような場合は、弁護士に遺留分の請求対応を依頼することでスムーズな解決が望めますが、依頼時は弁護士費用がかかります。この記事では、遺留分の請求を弁護士に依頼する際の費用相場や、費用を抑える方法などについて解説します。続きを読む
一定の法定相続人に認められた最低限の遺産の取り分のことを「遺留分」といい、この遺留分を侵害する財産を取得した他の相続人等に対して、自己の遺留分を返してくれるよう請求するのを「遺留分減殺請求」といいます。ところが、遺留分の権利は永続的に...続きを読む
遺留分減殺請求訴訟の管轄に要注意|調停と訴訟では裁判所が違う!
遺留分減殺請求をする場合、調停と訴訟とで裁判所の管轄が異なるとされています。管轄は、簡単に言えば「どの裁判所がその事件を担当するか」を決めたものになりますが、これを守らなければ手続きを受け付けてもらえないので注意しましょう。続きを読む
遺留分減殺請求とは|減殺請求の方法と相続時に泣き寝入りしない豆知識
遺留分減殺請求(いりゅうぶんげんさいせいきゅう)とは、一定の法定相続人に認められた最低限の遺産の取り分である「遺留分」を取り戻すための法的手続のことを言います。遺留分減殺請求の方法には特に指定がありませんが、一般的には相手方に対し内容...続きを読む