限定承認で相続するべきか
父が亡くなり、遺産の確認をしていると、ローン等はあるものの、生命保険や不動産もあり、数百万円から一千万円程度のプラスになるとは思います。
私や母には、すでにそれなりの財産があります。父が亡くなっても保証人の地位が継承されると聞きました。父は人が良かったので、誰かの保証人になっていなかったかすごく不安です。父は既に高齢で年金生活、特に事業はしていませんでしたし、勿論、父から誰かの保証人になっていたとは聞いていませんし、それらしき書面等も全く見当たらず、可能性はきわめて低いとは思います。限定承認にはデメリットもあると聞きました。それでも、やはり、限定承認の手続きをとった方が安全なのでしょうか?
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
まず、熟慮期間の延長をして相続財産の調査をされることをお勧めします。 その間にできる限りの調...
その間にできる限りの調査をすべきだと思います。
そのうえで、限定承認をすべきかどうか判断することになります。すなわち、民法では、相続人は、相続によって得た財産の限度においてのみ被相続人の債務及び遺贈を弁済すべきことを留保して相続の承認をすることができると限定承認の制度を規程しております。
ただ、限定承認は債務の弁済、不動産の競売等の種々の手続きが必要となり手続き開始から終了までかなりの時間と労力が必要となり、一般的にはこれがデメリットであるといわれております。弁護士回答の続きを読む
安全と言えば限定承認かもしれませんが、費用面から見てそこまで懸念する必要性があるのかなという感...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
この質問に関連する法律相談
9月に父が亡くなり、警察から連絡があり、父を引き取り、葬儀をしました。父の貴重品は警察から預かっています。
父の郵便物から、負債が見つかったので、相続放棄しました。その後、賃貸契約の管理会社から、警察の方に連絡が入り、連絡して放棄手続きを伝えています。...
はじめまして。
簡潔に相談内容を書かせていただきます。
現在、自己破産手続き中で、8月22日に破産開始決定が裁判所から通知されました。そんな矢先、10年以上疎遠になっている実父が21日に他界したと実姉より連絡ありました。まだまだ直近の話なので、相続云...
3年前に父がなくなり、相続した土地及び建物の放棄。
現在、私と3人が所有者です。
放棄の理由は、所有者(父の兄弟)と仲が悪い。さらに建物の老朽化で建物の修繕費で揉めたりしてます。
よろしくお願いします。
相続放棄の質問です。
弟が母のお兄さんのところに養子に出たのですが、借金を残して死亡してしまいました。誰にも借金がいかないように相続放棄するにはどこまでの人が相続放棄をしないといけないのでしょうか?
養子に行った先の家族は、父、娘3人。娘達は...
相続に関する法律ガイドを見る
一定の法定相続人に保障された最低限の遺産の取り分のことを「遺留分(いりゅうぶん)」と言いますが、遺留分は法律によって割合や計算方法が決まっています。遺留分の計算は、基礎財産(相続財産)と総体的遺留分(相続財産に占める遺留分全体の割合)...続きを読む
- 2020.4.6
遺産相続の際には、思わぬトラブルが発生し、弁護士を頼るべきか悩む方も多いのではないでしょうか。このとき、専門家の選択肢として真っ先に浮かぶのが「弁護士」「司法書士」といった法律の専門家かと思いますが、実際に依頼をするとなると、何より心...続きを読む
遺言書には、遺産(財産や資産)を相続させるか否か、相続させる場合の分割方法、相続分の指定などを行うなどの効力があります。遺言を残すことによって自分が残した財産や資産の活用方法を決めることができ、また、残された家族や親族の相続手続きを手...続きを読む
一定の法定相続人に認められた最低限の遺産の取り分のことを「遺留分」といい、この遺留分を侵害する財産を取得した他の相続人等に対して、自己の遺留分を返してくれるよう請求するのを「遺留分減殺請求」といいます。ところが、遺留分の権利は永続的に...続きを読む
家族信託は ・適正な判断力の低下に備えたい ・遺言以外の資産継承をしたい という方にとっては非常に便利な制度ですので、今回はそんな家族信託について解説していきます。続きを読む
代襲相続は、民法887条・889条に規定された、被相続人の子または兄弟姉妹が被相続人よりも前に死亡等の理由で相続権を失っている場合に適用される相続制度で、これらの人の代わりにその子らが相続人としての権利を承継することになります。続きを読む