祭祀承継者の決め方
現在叔父が継承することを、私が認めたお墓に私の親父(長男)を納骨しております。わが家が長男家で叔父は次男の家系になります。父の兄弟は3人(あと一人は叔母)です。
被相続人(祖父や祖母)からの指定はなく叔父は父生前には兄弟間の話し合いができておらず父危篤時にお寺と連絡を取り自分が継承しようと動きましたが叔母が反対し親族会議の結果父の納骨をすることになった経緯があります。
叔父は承継するにあたり私(父の長男)に母と弟の納骨は約束すると言ってました。この場合私はどうなるのでしょうか?おそらくは叔父亡き後再び家族会議
となるのかと思いますが私が承継を希望する場合どうするのがいいのでしょうか?法律的なアドバイスなどいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いします。
相談者(ID:15474)さん
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まず、前提のところが気になりますが、 現在、お墓の名義はどなたになっているのでしょうか。その...
現在、お墓の名義はどなたになっているのでしょうか。その部分を墓地管理者に問い合わせて確認はされた方が良いと思います。
その上で、もし名義がまた被相続人(祖父や祖母)であれば、まだその次の承継人が気まっていない状況ですので、話し合って決めるほかありません。誰が祭祀を承継すべきかという問題は法律的には特に何も決まっていません。もし相続人らの話し合いで決まらなければ家庭裁判所に調停の申し立てをして協議し、最終的には誰が祭祀承継人にふさわしいかを裁判所に審判で判断していただくことになります。
もし万が一、すでに他の相続人の同意がないままに、叔父名義になっていれば墓地管理者に対して、まだ祭祀承継人は決まっていないことを相続人から通知し、名義を戻す手続きを求める必要があるでしょう。
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