内縁夫婦の負の財産
母と内縁の夫が事故でなくなりました。
二人は内縁関係が認められています。
母と内縁の夫は、借地で居住兼事業を営んでいて、いったんは内縁の夫の息子が引き継ぎました。
その借地を返却するには、更地にする必要があり、今後、返却するとなった時、内縁の妻側の子も更地費用の支払い義務があるのでしょうか?
相談者(ID:3424)さん
弁護士の回答一覧
借地権は相続の対象になりますので、必ずしもすぐに更地にして地主に返却しなければならないものでは...
もちろん、その意思がないために、地主にお返ししようということになったのでしょう。
それはともかくとして、では誰の責任で更地にしなければならないのかというと、結局は借地権の相続人です。
つまり、内縁の妻側も借地人であったか(いったんは内縁の夫の息子が引き継いだとのことですので、夫側が借地人であったことは間違いないとして)、ご夫婦が連名で借地人となっていたのかとが問題となります。
もし妻も借地人であったならば、内縁の妻側の子も母の相続人であり、借地権の相続人になるので更地費用の支払義務が生じます。しかし、あくまでも地主と契約していたのは夫側のみで、妻側が連名で借地人となっていたわけではないのであれば、妻側の子は借地権を相続しませんので、更地にする義務もありませんし、またその費用を負担する必要もありません。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 |
【まずはメールでご相談ください!】弁護士歴25年以上●離婚・不動産などご相談ください。あなたの事情に合わせたベストな解決を目指します
この質問に関連する法律相談
業務委託をしたのですが、業務を遂行するはずの本人が業務の遂行を辞め、こちらが提案する折衷案をことごとく拒否するため債権を回収したい
しかし仲間内での新規事業のスタートアップだったため、領収書のないやりとりや機材のレンタルなどが多く不安である
金額面は...
ゲーム本機を課したのですが、一向に返してくれません。連絡はしていますが、無視されます。どうしたら返してもらえるでしょうか?そして、法律事務所の方から、返さなければ訴えますというような手紙を送っていただくことなどは可能でしょうか?その場合費用はいくらくらい...
フリマアプリでのトラブルです。
私は出品者側です。
4万円の商品を発送した後、鞄の隅が破れているので返品したいと言われました。
発送前に検品を行いましたが特に問題はありませんでした。
商品が到着後に破損した可能性もあります。
また、傷や汚れのあ...
Ai投資システムをうたい、最初にLINEに登録させて毎月30万が稼げるとありました。トライアルコースに登録させて100円で馬券を代理購入し、配当が2,500円の的中したと連絡がありました。手数料として500円を振込しました。すぐに2500円が振込されまし...
知人に投資を勧められました。
万が一 お金が戻ってこない場合 彼女が責任をもって投資額を支払うと約束してくれた為 65万円を支払いました。
契約書はかわしていませんが やりとりがLINEに残っています。私を勧誘した事で勧誘料を受け取っていることも書い...
太陽光設備工事契約して着手金支払い、設置場所不動産を購入後、その会社社長が入院して工事着手されず契約を破棄となった。社長から着手金の返還と不動産買戻しの約束を取り付けたがその後死亡。
社長死亡により会社が清算されるかもしれず、その前に着手金返還と不動産...
債権回収に関する法律ガイドを見る
強制施行停止の申立の流れと方法|弁護士に依頼するメリットと選ぶ基準
2017.6.6強制執行停止(きょうせいしっこうていし)とは、判決など債権者が債務者に対して有すると認められた請求権を国家権力によって強制的に実現する手続きである強制執行に対して、その手続きを回避するために行う手続きのことをいいます。民事紛争が起こっ...続きを読む
少額訴訟を行う際の訴状作成のポイントとは?書き方や記載例も紹介!
2018.3.26少額訴訟とは、その訴額(原告が被告に対して請求する金額のこと。)が60万円以下と少額であり、手続きも簡単なことが特徴です。訴状作成に関しても、自分一人で行うことも十分可能です。 ぜひこの記事を、訴状作成の際の参考にしていただければ幸いです。続きを読む
強制執行の手続きの流れ|何を差し押さえるかで変わる申請方法と必要書類
2017.6.6債権回収において最終的な手段として強制執行というものがあります。強制執行とは、簡単に言うと債権者の権利を国が代わりに実現するための手続きになります。民事紛争は最終的に裁判所が判決を下し解決をすることになりますが、それはどちらが正しいの...続きを読む
強制執行の費用と手続きの流れ|弁護士へ依頼するメリットと弁護士費用
2017.6.6債権回収において話し合いでの解決ができなかった場合は、民事訴訟などに移行し、最終的には強制執行を行い回収することになります。強制執行は債権回収の手段として最後の手段であり最強の手続きとなりますが、その強制執行をするか検討している方には...続きを読む
少額訴訟の全体像を解説|通常訴訟との違いやメリット・デメリットとは
2017.10.25少額訴訟(しょうがくそしょう)とは、訴額(相手に請求する金額)が60万円以下のケースで起こすことができる、通常訴訟よりも簡易的な裁判です。 今回は、少額訴訟とは何かということから、簡単な手続きの流れ、また、少額訴訟の使い方になどについて解説していきます。続きを読む