退職後の自殺未遂
私は、1年ほど前に働いていた職場を辞めました。原因は、パワハラによる精神疾患でしたが、職場側はきちんとした調査もせず、結局事実は何一つ認定されることなく、言われるがままに自主退職という流れでした。それからは、パワハラに対する怒りや不安に襲われ、地獄のような日々を送っています。
忘れようと思っても、ふとした時に記憶が蘇ってきて、息苦しくなります。そして、私は何度か自殺未遂をしています。原因は、他でもなく上司によるパワハラです。そこで、質問なのですが、退職後であっても自殺未遂及び精神的苦痛で訴訟を起こすことは可能でしょうか。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
詳しい事情がわからないので、一般論としてご回答いたします。 1.職場のパワーハラスメント...
1.職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上 の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
2.本件の言動が、これらに該当するかどうか、証拠に基づいて、子細な分析と慎重な対応が必要です。
3.労災責任の追及、安全配慮義務違反に基づく損害賠償請求、違法なパワハラに基づく損害賠償請求等が可能です。
4.厚生労働省「精神障害の労災認定」という基準等を踏まえて、違法なパワハラによって、精神負荷が「強」であると判断される必要もあります。
本件は、法的に正確に分析すべき事案です。専門性の高い弁護士に相談し、具体的な話をなさった上で、今後の対応を検討するべきです。
弊所は、ここ=ネットでは、回答を終えさせて頂き、さらなるご質問は、希望される場合にのみ、有料相談でお受けいたします。良い解決になりますよう祈念しております。お力になりたいと思います。
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