突然の就業規則 変更について
現在の会社に勤めて3年になります。先日、突然なんの前触れも無く就業規則が変更する旨を通告され、困惑しております。変更となったのは「遅刻の処理について」です。
今までは小規模の会社と言うこともあり、この件に関してはかなりルーズなものでした。例えば、5~10分の遅刻(電車遅延によるものなど)に対しては特に注意されることもなく、数分遅れる旨をメールで報告するといった程度です。社長自身も「5~10分の遅刻では何も言わないよ」と口にするのを何度も耳にしました。
それがこの度、遅刻した場合は15分繰り上げ換算で有給休暇の日数から引いていくことになりました。
しかしながら、ご相談したいのは今回の変更内容そのものではありません。
この変更の適用が、"入社当時の3年前から遡って換算する"ということが腑に落ちない問題なのです。
上記の通り、今までは遅刻の処理に対しルーズな会社であったこともあって数分の遅刻も何度かありますし、過去には通院のため、事前に了承を得た上で30分ほど遅刻し出勤した期間もありました。
それら全ての記録が、現在残っている有給休暇の日数から突然引かれるというのです。この場合、今年度の遅刻した時間からの換算であればまだしも、3年も遡って現在の有給休暇の日数から引くことは可能なんでしょうか?
弁護士の皆さま、ご教示いただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
相談者(ID:2417)さん
弁護士の回答一覧
お困りのことと存じます。詳しい事情がわからないので、一般論として回答はできるところだけ対応いた...
本件労働契約法10条本文の問題です。本件では、子細な分析と慎重な対応が必要です。素人判断は大いに危険です。
弊所は、ここ=ネットでは、回答を終えさせて頂き、さらなるご質問は、希望される場合にのみ、有料相談でお受けいたします。お力になりたいと思います。クラウンズ法律事務所https://www.crownslawoffice.com弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
この質問に関連する法律相談
深夜勤務は、労務管理システムにより当日22時までに残業申請を申告し、その承認を得ることで行うことができるというルールがあります。
ちなみに規定では、時間は設定されず「あらかじめ」としか決まっておらず、「やむを得ない事由により、 あらかじめ所属上長の承認...
就業規則変更の周知についてのご相談です。
社宅規定に基づきこの4月に転勤転居をしましたが借り換えを希望しています。これまでの規定では自己都合による借り換えでも会社負担とされていましたが、人事部より4月1日付で規定が変更され自己都合による借り換えは全...
数ヶ月前に退職した会社から、就業中の就業規則違反について始末書を書くよう連絡がきました。
就業中であれば、解雇される可能性があると思いますが、退職後である場合、罰則はどのようなものになりますか。
1ヶ月の変形労働時間制で、事前にシフト表を配布され、労働時間が周知される形をとっています。
事業主の説明で、理解できない部分があったので、質問させていただきます。
1か月の労働時間の総枠を超えなければ、予定されていなかったシフト外の法内残業につい...
年間休日121日の変則シフトです。半月ごとにシフトがでます。土日関係なく、121日を月割りした日数が公休の休みになります。希望休みを何日かだせるのですが、今まで「私用」で良かったものが、理由を要求されました。シフト担当者が、優先順位をつけたいとのことです...
労働問題に関する法律ガイドを見る
有給休暇の買取は違法なのか?よくある事例や違法ではないケースを紹介
2020.5.18有給休暇の買取とは、会社側が労働者が保有している有給休暇を買い取ることです。 有給休暇を買い取るということは基本的に可能なのでしょうか。 今回はそんな有給休暇の買取について、よくある事例を用いながら解説していきたいと思います。続きを読む
働き方改革はテレビで積極的に取り上げられていますが、その内容についてどこまで把握できていますか?テレビを観てもよくわからなかった、という方のために、この記事では働き方改革で起こる制度の変化と、実際に施行(適用)される時期について説明していきます。 続きを読む
有給休暇の申請に理由は必要?労働基準法上必要ないが申請時に配慮すること
2020.5.18気になるのは、有給休暇を申請する際の理由はなんでもよいのか、ということですが、結論から言うとどんな理由であれ、有給休暇を申請することはできます。 今回は、そんな有給休暇を申請する際に抑えておいた方が良いことについて、解説していきたいと思います。続きを読む
この記事では、就活生がブラック企業を選び、人生の大事な時間を無駄にしてしまわぬよう、ブラック企業に勤めていた先輩たちから寄せられたエピソードの一部を紹介します。「適当に企業を選ぶのは危険なんだ。」と肝に命じてもらえればと思います。続きを読む
ホワイトカラーエグゼンプションとは|メリット・デメリットを解説
ホワイトカラーエグゼンプションとは、アメリカで生まれた制度で、『特定の条件を満たす労働者に対して、労働時間に関係なく一定の賃金を支払う』という制度です。日本では高度プロフェッショナル制度にあたりますが、扱いによって労働者に与える影響が大きく変わります。続きを読む
2015年の労働者派遣法の改正によって、同一の派遣先での勤務は3年が限度になりました。それ以降同じように勤務してもらうには雇用形態や契約の変更が必要になるので、そうなるまえに契約が終了されてしまう可能性があります。それに対し自身でできることはないのでしょうか。続きを読む