私は間違っていますか?
今年の4月まで非営利団体に28年間勤務していたものです。
仕事は主に事務関係でした。休日は普通の週休2日制でイベントや業務で年に20日ほど休日出勤もありました。残業時間は非常に多く、ほぼ毎日3時間はしていました。(一人だけ残って残業ということも多かったです)
出勤簿は出勤した日に印を押す自己申告制で、タイムカードもありません。残業・休日出勤は、上司に「超過勤務・休日出勤命令簿」に時間を書いて提出するだけの管理です。(上司が定時に帰社するため、残業時間の把握が出来ていません)
こういった経緯の中で、13年位前に「うつ病」を発症し1年位休職をいたしました。その後1年位は仕事をしていたのですが、また調子が悪くなり3ヶ月ほど休職をいたしました。当時の上司は初めの休職復帰後1ヶ月位は、短時間勤務の対処をさせたりしていましたが、その後はまた残業時間・仕事ともに休職前に戻りました。もちろん、残業時間が非常に多いので36協定違反ということはその上司からは言われていました。
10年ほど前に名目上の配置換えはありましたが、やっている仕事はほぼ同じで、私の仕事をともに担当する職員だけを増やした形です。しかし、担当した職員の名前を増やしただけで、実際その職員はその仕事をせず、私か何を言っても「他の仕事が忙しいので出来ません」「勉強したことが無いので出来ません」の返答で、それを聞いている上司も何もそれについては対応しませんでした。
どんどん仕事がたまっていく中、何度か「うつ症状」が出て3日~1週間の休みをいただきながら仕事をしておりました。
昨年より「課長」職に就くとともに、今度は会社全体の経理の仕事の担当になりました。簡単な団体の経理や個人事業所の経理くらいならば常時してましたが、全体の経理であり非営利法人の経理ですので50歳を過ぎたおじさんが一からやるには時間的にも能力的にも無理があります。年度初めの4月・5月はほぼ毎日一人で午後10時頃までは残業しておりました。(その後も毎日3時間くらいの残業はしていました。)
毎日残業していても仕事が終わらない中、そのときに今の上司が帰り際に残業している私に言った言葉が「まだ仕事終わらないの。けつに火がふったかっているよ」でした。
先に書いた担当換えのときは、「人と応対する業務が大変だから、病気のことも考えて総務・業務というバックの部分にしてあげた」とその上司は言っていましたが、仕事量も残業量も変わらず逆に増えており、課長職なので残業代・休日出勤はつけられず、役職手当の2万円だけ。仕事中に何度も「仕事が終わらない」と嘆いても、上司に「せめて経理だけでも他の人に」とお願いしても、他に出来る人がいないからと拒否されました。もちろん残業中に監督署にメールで相談をしても、「あなたは管理職ですから」の返事しかありませんでした。
最終的に今年の3月に病気が再発してしまい、身体面・精神面も限界だと思い「自己都合」で退職しました。
まず、労働安全衛生の面でこういう仕事のさせ方は如何なのでしょうか。そして、私は「課長」という肩書きですが「管理監督者」には該当しないと思います。毎日、時間ごとに「仕事内容」「仕事相手」を記入した事務日報も上司に提出していますし、出勤簿もつけています。「管理監督者」という定義からは外れていますので、「名ばかり管理職」だと思います。
タイムカードの件も上司に何度か導入について相談をしても進展しませんでした。
また、このこととは関係ないのですが、仕事中何度となく喫煙所にタバコを吸いにいって帰ってこない職員の件でも、他の人との公平性が保たれないし、「職場専念義務違反」じゃないかと上司に相談したこともあります。そういう人に限っていつも定時に帰宅し、お客様のところへ良くといっては半日も帰ってこない。そういう面で上司から仕事の公平性の支持はありませんでした。
真面目に入社以来長年コツコツと仕事をしてきて仕事が原因で病気になり退職。退職しても50歳を過ぎている人が再就職することはすごく難しいです。収入も下がり、精神的にも不安ですし、私だけでなく家族全員がおかしくなっています。
長年勤めさせていただいた会社に今すぐにどうしようと言う気は起こりませんが、私や家族の人生を狂わせた上司に管理責任を問いたいという気にはなっております。
ただ相談だけになってしまうかもしれませんが、私が間違っているならば今後考え方を改めたいと思います。
相談者(ID:1963)さん
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お困りのことと存じます。お辛いことと存じます。詳しい事情がわからないので、一般論としてご回答い...
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