上司の爪で傷付けられた手 慰謝料を請求する事は出来るか
私の職種は総合建設業の一般事務です。
同じ課内の若手社員が2月末をもって一身上の都合により退職することになりました。有給休暇が残っている為20日まで出社し、後の10日は有給休暇でお休みするとの事でした。
その為、月末付で退職願を提出したところ、上司から20日付に書き換えるよう指示され、書き直しをして提出したとの事でした。
私は総務に確認した上で有給休暇を使って休むつもりであれば月末付で退職願を書かなくてはいけない事を説明し、本人も良くわからないまま上司に言われた通り書き直しただけなので月末付の退職願と差替えてほしいとの事でした。
私がそれを預かって上司に渡し、差替を依頼したのですが、数日後総務の担当者から差替されていなく20日付で退職手続きをしてくるが良いのかと確認されました。
会社側が10日分の給料支払いを拒むための作だとしたら、あとは本人が訴えるしかないのでは?というアドバイスをいただき、本人ももしそのつもりなら会社を訴えるという事だったのですが私も差替えを依頼された責任上、また会社が訴えられても困ると思い、総務部長に直接話してみました。
すると、総務部長という立場でありながら、有給休暇願も見て見ぬふりをし、20日付で一度決まったことだからの一点張りで差替などする気がないことがわかりました。
私はとっさに本人が差替えてほしいと言っておりますので、と言って20日付の退職願を破棄し月末付のものを提出しました。
その際総務部長に奪い取られようとした時、右手の甲を爪で傷付けられ出血し、後傷も消えないままとなっております。
結局、月末付で処理され、無事に退職できたのですが、私は未だにこの傷を見るたびに汚い考えの上司の顔が思い浮かび精神的苦痛があります。
また、そのような理由から賞与の査定も下げたという事を上司に告げられました。
私の起こした行動は確かに出過ぎた行動であり、文書を勝手に破棄するという事も許されないことだったかもしれません。
その点は他のやり方があったと深く反省しております。
だらだらとした文章で分かりづらいかもしれませんが、このような事由で慰謝料の請求は出来るのでしょうか。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
上司の過失の有無がポイントです。特に「奪い取られようとした時」のくわしい状況の検討が必要です。...
法的責任をきちんと追及されたい場合には、弁護士に、有料であっても相談に行かれて、法的に正確に分析してもらい、今後の対応を検討するべきです。
弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
この質問に関連する法律相談
昨年2018.11月より経理事務での派遣の仕事が決まり、先方の都合で10月最終週より勤務してきました。はじめは3ヶ月の契約で、その後契約を延長する予定でした。
部署は経理部で部屋には自分を含め経理担当が2人(正職員1人・派遣1人)と、総務担当が2人(正...
お世話になります。私は会社員で、課長職にある中間管理職の者です。
今回は上司の言動について、ご相談させて頂きます。昨日ですが、ある資料のレビューをしたところ、他部署のメンバーが同席している中で「センスがない」と一方的に言われました。
それなり...
会社で上司にプライベートのことまで口を出され、会社中に言いふらされました。
そのため異動することにしたんですが言われていた日より早くに呼ばれ異動するまで有給を使って休むように言われました。
訴える方法はありますか。
初めまして。給与不払いのご相談です。昨年12月26日~1月25日分の給与振込予定日が1月31日だったのですが、振り込みがされませんでした。遅延の事前通達はなく、社長に尋ねたところ、「投資家から資金を集めて2月2日に支払うので待ってほしい」と言われました。...
上司が変わり、現在私がやっている業務の詳細が分からない方になりました。
そのような状況で、以前から対応が悪いと言われているお客様のフオローをしてほしいと上司から依頼を受け、以前の担当者が間違った対応箇所の修正を行って居たところ、お客様からそれでは困ると...
労働問題に関する法律ガイドを見る
【新型コロナによる内定取り消しを解説】内定取り消しとは|取り消す理由と対処法を紹介
内定取消とは、何らかの理由で一度決まった採用内定を取り消すことです。内定とは、そもそも企業と求職者との間に条件付き労働契約が結ばれたとみなされる状態です。そのため、企業は正当な理由がない場合は内定取消をすることができません。続きを読む
会社から運転するよう言われたが、事故のトラウマから運転するのが怖い。会社はクビにできるの?
会社の業務で運転が必要だが、過去の事故のトラウマから運転が怖い。そんな従業員を会社がクビにすることはできるのでしょうか?この記事では、弁護士の見解をご紹介しています。続きを読む
セクハラは対価型と環境型・妄想型に定義される|裁判事例とセクハラへの対処法
厚生労働省によれば、セクハラは対価型と環境型に定義され、会社内だけに限らず労働者が業務を遂行するすべての場所で適応されるものとしています。では、実際にセクハラの被害にあった場合どのような対処をしていけば良いのか、ご紹介していきます。続きを読む
不当解雇にあった際、不当解雇によって働くことができなかった期間の労働賃金や未払いの残業代、不当解雇による慰謝料等を請求することができます。 この記事では、不当解雇の慰謝料相場や請求金額の目安、実際に慰謝料を請求できた裁判事例などをご紹介します。続きを読む
過労死で労災認定をする際の基礎知識4つ|労災認定には証拠が必須
過労死で労災認定を受けるには、①死亡と業務の関連性が強いこと②症状を発症したことの2点を証明せねばなりません。今回は、過労死で労災認定を勝ち取るための基礎知識をお伝えしたうえで、労災認定された事例や労災を請求するにあたって忘れてはいけないことをお伝えします。続きを読む