理不尽な解雇<正社員です>
弊社は親会社が欧州の会社が50%、日本の会社が50%の合資会社です。
昨年度は利益が赤字になったため、年度末(今年の2月)の時点で欧州の親会社から「賃料の節約のために東京にある営業所を閉鎖し、勤務地は工場でもある千葉の本社一本にして、事務所で働くスタッフをトータルで6~8人に抑えなさい」と指示がありました。
日本の親会社は欧州の親会社に逆らいたくないので、そのまま「わかりました」と回答し、東京にあった営業所は8月で閉鎖し、そこで働いていた3人の内、1人は自主退職、1人は再雇用制度で1年ごとの契約のため、来年の2月で契約打ち切りとなり、最後の1人は私です。
私が日本の親会社の社長と3月に話をしたときは「工場で働くかどうかGW明けに返事をしなさい。"行く"と言った以上変更はダメだ。君が行くなら今産休中の女性の代わりに来ている派遣の人にはやめてもらうんだから」と言われました。
しかしいざGWが明けて上司経由で工場で働くことを回答したら「辞めてもらわなきゃ困る」と態度が激変していました。
なぜそんなことになったのかわからず、その一週間後くらいにその社長と話をしたら「3月に話をした後、欧州の親会社の方から更なるコストカットの要請があったので君にもやめてもらわなくてはならなくなったんだ」と言われて納得しました。そしてその後、今年の年度末である来年の2月までで退職することに決まりました。
しかしその後、今年の3月から新しく工場長になった人と話をしていたら「3月に社長と話をしたときに社長が激怒してて「あいつは気に入らないからやめてもらう」と言ってた」と教えてくれました。
どうやら私が「工場に移動した後、私が休みをとったときに誰がフォローしてくれるんですか?」と聞いたことが、社長には「私がいないと仕事がまわらない」と聞こえたそうで、気に食わない、となったようです。
私の仕事は貿易事務のため、工場の女性達がやったことのない仕事だったし、英語ができる女性がいないのでそう聞いただけなんです。
いくら言葉が足りなかったとはいえ、そんなことで解雇されるなんて許されるのでしょうか?
ただ、もし何かあったとしても新工場長は自分の立場を守るために私にその事実を教えたことを証言してくれるとは思えません。「子供じゃないんだから、とは思ったけど、社長にはあまり言えないから..」と言っていましたし、今も2月の退職に向けて引き継ぎを早くやってくれと催促してきます。
昨年度は赤字でしたが今年はそれなりですが利益がでていますし、職場の社員数は19人なのですが、そのうち2人が派遣社員、3人は60歳を超えていて一年ごとの契約社員です。
利益云々を理由にされたとしても、正社員である私が最初にやめさせられないといけないのでしょうか?
宜しくお願い致します。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
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「そしてその後、今年の年度末である来年の2月までで退職することに決まりました。 」とあるので、本件は解雇ではなく退職なのだろうと思われます。
退職の場合も法的に争える可能性はありますが(社長のいったことが違うから無効だ、とか)、実際はかなり法的にハードルが高いです。
法的に理非をただしたいのであれば、労働法にかなり詳しく、退職法理にも通じた弁護士に相談に行かれて、法的に正確に分析してもらって、この後の対応について、アドバイスをお受けになるべきです。弁護士回答の続きを読む
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