今回の解雇は正当なものなのか教えてください
先日、主人が派遣先から解雇を言い渡されました。
無期雇用扱いの会社で派遣として働いていたのですが、今回主人がストレス性胃腸炎にかかってしまい派遣先へ連絡したところ、『万が一人に感染るといけない』ということで休むように言われました。
その後は一ヶ月に満たないほどですが、毎日電話をしてお休みをいただいていました。
そして先日『あと5日後で雇用終了です』といった内容で派遣元の担当者から連絡があり、派遣先を解雇されてしまいました。
インターネットで調べると、30日前には告知しておく内容であり、それがない即時解雇は不当解雇だという内容が出てきました。
今回の場合は不当解雇にあたるのでしょうか。
上手く説明できずに申し訳ありません。
ご回答いただければと思います。
相談者(ID:18729)さん
弁護士の回答一覧
お悩みのことと存じます。お困りのことと存じます。詳しい事情がわからないので、一般論として回答は...
1.派遣先からの解雇 ということはありません。解雇は労働契約関係がある場合だけです。労働契約関係があるのは派遣元とだけでです。
2.派遣元からの解雇ではなく、雇止めである可能性が十分にあります。その場合は、雇止めの無効を主張して争えます。労働契約19条2号の問題です。雇用継続の合理的期待があるかどうか、採用の経緯、更新回数、更新基準、期待をもたせる言動等から、総合的に判断します。その上で、雇止めに関する客観的合理的理由の存否、社会通念上の相当性の存否の判断をします。本件では、子細な分析と慎重な対応が必要です。
気軽に、ということであれば(その場合も真剣な相談でお願いいたします)、労働局に相談されて下さい。どうしても不安であれば弁護士等に、ネットではなく直接相談されるのが良いと思われます。
納得のいかないことは徹底的に解明しましょう! 本相談は、ネットでのやりとりだけでは、正確な回答が難しい案件です。弊所は、ここ=ネットでは、回答を終えさせて頂き、さらなるご質問は、希望される場合にのみ、有料相談でお受けいたします。お力になりたいと思います。
クラウンズ法律事務所弁護士 藤川久昭弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
この質問に関連する法律相談
診断書を送付しうつ病で休んだら三ヶ月後に、復職の意志がないとして自然退職の手続きをすると通告されました
さらに、自己都合での退職届けの提出を求めており、健康保険証もすでに使えないと言われています
診断書に全治の期日が記されておらず、会社としてはいつま...
家族経営の壁?
私は10年前に母親が営む飲食店で働き始めました。今年7月にめちゃくちゃな理由からたった20分の話で解雇されました。給与となるものは15万円それもきちんと払われたのは最初6ヶ月程度、あとは週1の小遣い程度です。給与は直近2年しか請求不可で...
私は21歳です。3ヶ月前から病院のリネンと清掃担当の正社員で入社しました。先月から開院した新しい病院です。私以外はパートさんを含め皆さん歳上の方ばかりです。パートさんに指示や注意をするのは歳下なのだから おかしいと師長さんと副院長に言われました。私は歳上...
先日、外資系の会社の業務縮小のため、突然、解雇の通告を受けました。また、個室に呼ばれ、解雇のための同意書にサインをさせられました。もう、本国での決定事項なので、サインしなくてはならないという雰囲気の中での説明だけを受けました。
内定通知書受領: 2...
お世話になります。今年の5月1日入職。10月27日より私病にて怪我をして手術することとなったため、休職を申し出ました。最初は2ヶ月できますとのことでしたが同月30日に入職から6ヶ月未満のた
め休職制度は使えないとの連絡がありました。
その後特に連...
現在管理監督者の役職なのですが、会社に居る時間が12時間以上です。残業時間は月でだいたい決まってます。それ以上つけられない。体の不調も見られ上司に管理監督者を降りたいと申しでたら、上司からは管理監督者を降りたいなら会社を辞めるしかないと言われた。本当に会...
労働問題に関する法律ガイドを見る
残業代請求には過去2年間までという時間制限があります。2年以前のものは時効により消滅し、請求ができなくなります。しかし、残業代請求の時効の進行は止めることができます。また、企業側に不法行為が認められた場合は、時効を延長できる場合があり...続きを読む
就職活動で年間休日をちゃんと確認しないと後悔するかも……その理由とは!?
2018.10.5狙っている企業の年間休日を知ることはとても大切です。年間休日数から、『会社がどのくらい忙しいか』や『休日を取ることに対してどのくらい肝要か』など、会社の内情を予想することができるからです。同業他社に比べて年間休日が多い会社は狙い目かもしれません。続きを読む
不当解雇は、解雇の撤回を求めたり解雇によって発生した損害の賠償請求することができます。不当な解雇にあった際は、落ち着いて自分の目的にあった相談先を選びましょう。今回は、不当解雇にあった際の相談先と対処法、裁判事例などをご紹介します。続きを読む
就活の面接で「ウソ」を付くとどうなるの? 弁護士に聞いてみた
2018.4.23就職活動シーズンまっただ中である。「新卒一括採用」という慣習のない海外に比べると、日本で学生が職を得るのは簡単だといわれている。それでも初めて「世間」という荒波に揉まれる体験を大変に苦痛だと思う人もいるだろう。駅のホームで、疲れ切ったような表情を浮かべてスマー続きを読む
ハラスメント全36種類を徹底分類|意外と知らない「いじめ」の違法性
ハラスメントとは、職場上の立場や優位性を利用して嫌がらせをすることです。現在では、パワハラ、セクハラ、マタハラをはじめとするハラスメントが、36種類ほどあるとされています。この項目では、全36種類のハラスメントの概要や労働環境に関する法律についてご紹介します。続きを読む
有給休暇の繰越とは|有給休暇の年間付与日数と消化できない理由まとめ
付与された有給休暇をすべて消化しきれなくても、2年間の猶予で繰越せることをご存知ですか?この記事では有給休暇の繰越について、また付与されてもなかなか有給を消化しきれない理由などをご紹介していきます。続きを読む