事業場外みなし労働について
今年7月から事業場外みなし労働時間を会社が適用するようになりました。ただ会社の指示でam5〜pm10までの就業時間であれば、勤怠システムをam9〜pm6で入力と指示がありました。
20時間のみなし残業システムもありますが、それ以上残業しても勤怠システムに反映されないため、残業した事になりません。
違法だと思いますが、どうしたら良いか分からず相談しました。
相談者(ID:18533)さん
弁護士の回答一覧
お悩みのことと存じます。お困りのことと存じます。詳しい事情がわからないので、一般論としてご回答...
事業場外労働のみなし制は、労働時間をみなすというものです。したがって、am5〜pm10までの就業時間であっても、8時間等、通常の労働時間としてみなされます。
ただ、残業代は発生しないとしても、労働時間管理の観点から、実際の拘束時間等を記録すべきです。この点で、この指示には問題がある可能性があります。
納得のいかないことは徹底的に解明しましょう! 気軽に、ということであれば(その場合も真剣な相談でお願いいたします)、労働局に相談されて下さい。法的責任をきちんと追及されたい場合には、労働法にかなり詳しく、上記に関係した法理等にも通じた弁護士等に相談し、法的に正確に分析してもらい、今後の対応を検討するべきです。
弊所は、ここ=ネットでは、回答を終えさせて頂き、さらなるご質問は、希望される場合にのみ、有料相談でお受けいたします。どうしても不安であれば弁護士等に、ネットではなく直接相談されるのが良いと思われます。お力になりたいと思います。
クラウンズ法律事務所弁護士 藤川久昭弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
この質問に関連する法律相談
10人未満の事業所で(建築資材の販売店)働いていました。面接の時に普通の会社とは違うので定時(5時)には帰れない旨の説明がありましたが(この時点では遅くても六時前には帰れると思ったので)了承し入社しました。しかし実際には、ほぼ毎日1日時間以上サービス残業...
初めて相談させていただきます。
夫(39歳)の仕事(営業)が、毎日6時半に家を出て深夜12~3時帰宅です。通勤に90分かかるとしても15時間労働。睡眠時間は3~5時間が当たり前。
営業手当に含むので残業代はゼロ、外回りで昼休みもありません。
...
とある印刷会社で働いてる30代後半の者です。
残業代無し、ボーナス無し、昇給なし、退職金無し。
手取り20万。(初めは18万でした。交渉の末なんとか2万上げてもらいました。)
働いても働いても苦しい日々が続きます…
これはワーキングプアとは言えな...
1.現在、勤務中の会社で民泊事業を担当しておりますが、会社が事業を計画しているエリアでは、法律・条例とも違法となります。その対策として、合法的に民泊を行う方法(旅館業法を取得し営業)を社長に提案してみましたが、あくまでも違法民泊を推進するとの事で、致し方...
仕事を無断欠席した日に主人は、自殺しました。
会社は、組合にも入っていないと生前言っていました。
仕事上、営業でしたが
大人しい性格な為上司から罵声をあびる事もあった事が前の社員の方にメールで確認しました。
役職をついていた為、さーひ残業もおおか...
労働問題に関する法律ガイドを見る
過労死裁判の判例と裁判を起こす手順|遺族が企業に請求出来るものとは
大事な人が過労死をして、裁判を起こされる方もいらっしゃいます。これまで起こされた訴えは数知れず、現代でもたびたび話題をさらいます。そんな過労死の裁判ですが、実際起こすとしたらどのような手順が必要なのでしょうか。記事にて詳しくご紹介していきます。続きを読む
有給休暇の繰越とは|有給休暇の年間付与日数と消化できない理由まとめ
付与された有給休暇をすべて消化しきれなくても、2年間の猶予で繰越せることをご存知ですか?この記事では有給休暇の繰越について、また付与されてもなかなか有給を消化しきれない理由などをご紹介していきます。続きを読む
- 2018.5.21
不当解雇や、未払いの賃金が一向に支払われない場合などは、企業に対し労働審判を申し立てることで解決できる場合があります。この記事では労働審判の概要や、必要な費用、必要な手続きや解決までの流れをわかりやすく説明します。続きを読む
労災手続きを徹底解剖|手続きの際に気を付けておきたい6つのポイント
2017.9.11労働災害に見舞われたとき、必要な手続きをすることで休職になっても安心して休みながら治療に専念できます。ただし、労災に見舞われれば必ず傷病に対する手当が受け取れるとは限りません。この記事では労災に見舞われたときにする必要がある手続きのポイントを紹介しています。続きを読む
ブラック企業とは、長時間労働や未払い残業代などの問題を抱え、粗悪な労働環境になっている会社のことを指します。ブラック企業と呼ばれる会社にはいくつかの共通点があり、どれも違法性の高いものです。今回は、ブラック企業の特徴と対処法をご紹介します。続きを読む
パワハラを相談できる7つの窓口|相談例・準備しておくべき資料を解説
パワハラについては相談窓口が多数あり、目的によって相談先を選ぶ必要があります。この記事では、パワハラの相談先・相談前に準備しておくべき資料・実際の相談例などを紹介します。続きを読む