就業規則変更
12月26日に会社より来年2020年度の年間予定表が社内メールで送られてきました。その内容は、一度も通知・連絡などなく、週休二日制(土、日休み)の内年間10日間の土曜日を出勤とする内容と、夏期休暇と年末休暇がなくなりその期間を有給(5間)に変えるとするものでした。
就業規則の不利益な変更だと思います。また、変更のプロセスが全く不明です。
就業規則は、経営者が決定権はあるのは理解しますが、全くの事前告知もなく変更です。定年後、労働条件を優先に現在勤務している会社に入社致しましたが、
これでは、当初の条件と全く異なる為、退職を考えております。退職龍として会社都合となるのでしょうか?
相談者(ID:12709)さん
弁護士の回答一覧
お悩みのことと存じます。お困りのことと存じます。詳しい事情がわからないので、一般論として回答は...
1.就業規則の不利益変更問題です。労働契約法10条本文に基づいて判断されます。周知性と合理性の要件の有無が問題となります。合理性は必要性、不利益性、相当性、その他の要素から判断されます。過去の裁判例に照らした、専門的な判断が必要です。
2.これに応じた退職は自己都合になる可能性があります。本件は、法的に正確に分析すべき事案です。素人判断は大いに危険です。
気軽に、ということであれば(その場合も真剣な相談でお願いいたします)、ハローワーク、労働局に相談されて下さい。どうしても不安であれば弁護士等に、ネットではなく直接相談されるのが良いと思われます。
納得のいかないことは徹底的に解明しましょう! 不正確な法的判断で対応すると、不利な状況になる可能性もあります。弁護士への直接相談が良いと思います。なぜならば、法的にきちんと解明するために、良い知恵を得るには必要だからです。
弊所は、ここ=ネットでは、回答を終えさせて頂き、さらなるご質問は、希望される場合にのみ、有料相談でお受けいたします。お力になりたいと思います。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
この質問に関連する法律相談
先週、会社から『今月から給料を下げる』と言われました。そして今月支給から減給した金額で振り込まれてきました。
給料の減給についても納得はしていませんが、こちらに何も告げずに減給した給料で働かせていた事自体問題ではないでしょうか?
[時系列]
給...
1ヶ月の変形労働時間制で、事前にシフト表を配布され、労働時間が周知される形をとっています。
事業主の説明で、理解できない部分があったので、質問させていただきます。
1か月の労働時間の総枠を超えなければ、予定されていなかったシフト外の法内残業につい...
2016年5月まで就業し、6月は有給消化にて在籍し、2016年6月30日に退職予定です。
退職に際して、上長から給与及び賞与の減額を示唆する言動があったため、
就業規則を取り寄せ、写しを私個人で保管しているのですが、
どうやら【今まで支払われて...
労働についての相談なのですが
パチンコ店に正社員として働いています
全従業員含めて30人位の会社です。
週に1日の休みで月給制で月に
平均210時間働いて基本給が156000で
他に台の入れ替え作業(週に1回)分の
残業代が平均で5~6時...
勤め先の就業規則では、休日の項目に下記のように記されています。
下記
休日は次の通りとする。
但し、臨時に必要がある場合には、他の日に変更することがある。
この場合、あらかじめ振り返る休日を指定し、実施する。
1.日曜日および土曜日(日曜日...
昨年の12月に定年退職をしたのですが、支払われた退職金の額が就業規則の内容と明らかに違うのですが、就業規則では基本給のに定数を乗ずると記されていますが、その計算で計算すると数百万になるのですが支給されたのは50万程度なのですが、この場合は再度請求できるの...
労働問題に関する法律ガイドを見る
ブラック企業には、ブラック企業ならではの辞め方というものがあります。ブラック企業の場合は、ブラック企業ならではの原因で利用できる制度などもあるため、しっかりと準備をすれば賢く辞めることもできます。今回は、ブラック企業を辞める手順と、ブ...続きを読む
残業代請求には過去2年間までという時間制限があります。2年以前のものは時効により消滅し、請求ができなくなります。しかし、残業代請求の時効の進行は止めることができます。また、企業側に不法行為が認められた場合は、時効を延長できる場合があり...続きを読む
裁量労働制は、残業代が出なくなってしまう法案というイメージが強いと思います。実際にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。みなし残業とは何なのか、フレックスタイム制との違いや、制度自体の問題点などを説明していきます。続きを読む
マタハラは、働くすべての女性に起こり得るハラスメントです。マタハラは、平成29年に通称「育介法」が改正されたことで、今さらに注目されています。今回は、マタハラやパタハラの裁判事例を通し、マタハラの対策や法律についてご紹介します。続きを読む
給料未払いの相談先3選|未払いは法律違反なので堂々と請求しよう
「給料日を過ぎても賃金が振り込まれない」、「未払いが続いている」という場合は、未払いの給料を請求するための行動を起こすようにしましょう。今回は、未払い給料の請求手順と労働賃金に関する法律について詳しくご紹介します。続きを読む
「生理なので仕事を休みます。」は認められる?生理休暇に関する法律とは
2018.10.10たとえどんなに体調が悪くても『生理なので、仕事を休みます…』とは言い出しにくいうえ、上司や管理職の人が男性だったりすると『たかが生理で休むな!』とあっさり却下されてしまいそうです。この記事では『生理の日は仕事を休んでもいい!』について説明したいと思います。続きを読む