セックスレスは離婚の理由になりますか?
次男が16歳になりました。妻と最後に交渉を持ったのは次男の懐妊の時です。それ以来私が求めても全く応じようとはしませんでした。最近はもう諦めの境地に達しています。性欲の処理はひとりでするか、たまに風俗のお世話になったりして過ごしてきました。毎日ひとりベッドで寂しく暖かい生身の女性の温もりに癒されたいと思いながら、毎日を過ごしてきました。 何年か前に離婚を切り出したのですが、子供が小さいとのことで一蹴され、今日に至っております。
こういうケースでは離婚する理由として認めれられるのでしょうか?
専門家のご意見をお聞かせいただき、今後どう対応して行けばいいかをご教示いただけるとありがたいです。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
諸々の事情の一つと考えるべきで、それだけが事由であれば、判決段階で離婚事由有りとの認定はきつい...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
セックスレスも,法律上の離婚原因である「婚姻を継続し難い重大な事由」となりうるものですので,離...
実際に裁判例で認められている事案もあるようです。
ご相談者の場合,奥様と性交渉を最後に持ったのは16年前で,それ以来,ご相談者が性交渉を求めても奥様が一切応じないとの状況が継続しているようです。
婚姻関係継続にあたっては,性関係も重要であり,病気や老齢などの理由により性関係を重視しないという夫婦間の合意があるというような場合を除き,性交渉の拒否は「婚姻を継続し難い重大な事由に該当する」と考えられています。
何年か前に離婚を拒否されているようですが,再度,離婚協議を持ちかけてみて,奥様が改めて離婚を拒否するということであれば,離婚調停を申し立ててみてはいかがでしょうか。
なお,奥様が性交渉を拒否し続けていても,ご相談者が不貞行為を行った場合には,ご相談者は有責配偶者(離婚原因を作った責任ある配偶者)となり,ご相談者からの離婚請求が認められにくくなる可能性もございますので,ご注意ください。弁護士回答の続きを読む
セックスレスは離婚理由にはなりません。古い下級審判決例及び弁護士の一部の方々は、セックスレスを...
「風俗のお世話」になっている事実は、婚姻外の性交渉として、有責性の根拠となります。有責配偶者のは離婚請求は認められないので、この意味でも、ご相談は、離婚を請求できません。「風俗は不貞とならない」とアドバイスする方もいますが、これは誤りです。
ご相談者としては、今後、夫婦関係の修復を図っていくのがよいと思います。
また、セックスレスの解消について、専門家に相談されることをお勧めします。
なお、私の事務所でもご相談を承っています。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区神楽坂3-2神楽坂Kビル7階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
離婚、相続、国際離婚、親権等家族法、一般民事、刑事、入管、その他、幅広い分野を扱っています。 英語、中国語、韓国語、比語、タイ語の多言語対応の事務所です。依頼者に寄り添い、ベストな解決を目指します。
この質問に関連する法律相談
主人と子、中3女、小4男がいます。旦那名義の一戸建てに住んでいます。
昔から離婚を考えながらも、子供のためには…と思いながら我慢してきましたが、もう限界になり離婚を進めていきたいと思っています。昨年まで派遣で働いていた会社を辞めて、今正社員見習いの...
私、妻、義母の3人で同居してました。持ち家でしたが私名義は20%でほとんど妻側の持ち分です。3ヵ月前に離婚を切り出され、私は別れたくなかったので離婚回避に向け色々頑張りましたが、先日ついに別居することなりました。
半分追い出されるような形で別居になった...
結婚して27年
子供は3人
した2人がまだ学生ですが、二人の就職決定を待って
(あと1年半後)離婚したいと考えています
相手にいい出すタイミングと子供達には
いつ話したらいいのか、悩んでいます
アドバイスいただけないでしょうか
モラハラにより精神的苦痛で別居したいと考えています。一度相手に一緒に生活するのは精神的にキツい。離れて考える時間が欲しいので別居したいと伝えましたが別居は認めてもらえず。
認めてないのに勝手に出て行ったら悪意の遺棄で訴えるから!と言われました。
相手...
数年前から主人は自営してます。私は家族従業者として手伝う形です。
自営を初めてから主人は仕事の事で店に寝泊まりする生活(自営前は私の実家での一緒の生活です)、私は店を手伝ってる間、子供達を親に見てもらえる環境で子供らと実家暮らしで休みは子供たちも店...
離婚に関する法律ガイドを見る
離婚の際、父親は圧倒的に親権獲得が不利です。この記事では、父親が親権を獲得しにくい理由から、知っておくべき親権獲得で重視されるポイント、親権を獲得する方法、注意したい『子の連れ去り』、弁護士に相談するメリット、獲得事例まで解説します。続きを読む
面会交流調停を弁護士に依頼した場合の費用の相場はいくらなのでしょうか。この記事では、面会交流調停における弁護士用の相場と内訳、少しでも費用を抑えるコツを解説します。子供と会うために面会交流調停を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。続きを読む
養育費は減額の請求ができる!実際に減額できたケースや請求の流れ
養育費の支払いは民法で定められているため、親権を持たない親の義務です。しかし、そうはいっても支払いができないなどもあるでしょう。ここでは、養育費の支払義務や減額の方法について紹介します。続きを読む
婚約破棄されたことにより、慰謝料請求をお考えの方へ婚約破棄に伴う当事者の背景にもよりますが、相当な精神的苦痛や金銭面での負担が大きい場合は慰謝料を請求できる可能性が高いのでご安心ください。ここでは、慰謝料の相場と慰謝料が決まる際に考慮...続きを読む
協議離婚で養育費を請求するための全知識|養育費の算出方法と相場
親子は直系血族になるので扶養の義務があるのです。ここでは、協議離婚の際に養育費を決める方法や相場、養育費を請求する・支払う根拠や義務が法律でどのように定められているのか、支払い期間、しっかり払ってもらうための方法を紹介します。続きを読む
親権問題を無料で相談できる機関や窓口はあるのでしょうか?この記事では、親権問題を無料相談できるおすすめの相談先のご紹介から、弁護士に相談すべき人と相談のタイミング、相談の際の注意点まで解説しています。ぜひ参考にしてみてください。続きを読む