財産分与のための通帳開示につきまして
2021年10月2日。夫から初めてDV(首締め)を受け、深夜だった事もあり警察を呼びました。子供(小5)の目の前でした。その日の朝、私は転倒し左腕を骨折し無抵抗の状態でした。壁に押し付けて絞められ、床に倒れても尚両手で締め続けられました。
翌日から夫は一方的に別居を開始しました。音信不通にされた挙句、届いたLINEの内容は『離婚か家庭内別居しかない』との事でした。
離婚はしたくない旨伝えた所、その一度のやり取りだけで協議離婚は難しいようだと言われ調停に持ち込むとの事でした。
離婚したくない理由を問われ、それに対し解答しました。今まで散々俺が折れてきたのに今更何だ、という内容でした。確かにここ数年喧嘩が多かったと思います。私が離婚や別居を口にした事もありますがそうならないと話し合いにならず過ごして来ました。
何故首を絞めたのか問うたところ、咄嗟に手が出たがそこまで自分が追い詰められていた事に気付いたと言われました。追い詰められていたのは自分を押し殺してその場凌ぎで過ごしてきたのか問いました。その通りだ、という事でした。
未成年の子供が2人おり、私は出来れば離婚は回避したいと思っていますが夫はその気はなさそうです。財産分与に伴い、双方の収入の証明や過去半年分の通帳開示を求められています。
現在義姉宅に身を寄せている事が分かり、そこへ送れとの事です。
離婚の合意がなされていないのに、離婚請求されている私がそれに応じなければならないのでしょうか。
相談者(ID:20838)さん
弁護士の回答一覧
有責配偶者からの離婚請求は原則として認められません。 ですのであなたの方に離婚する意思がない...
ですのであなたの方に離婚する意思がないのでしたら、離婚することを前提とした対応をする必要はありません。
とはいえ、客観的に見た場合、ご相談にあるような苛烈なDVを受けたのであれば、相当の慰謝料を支払って貰った上で離婚に応ずるのが現実的かと思います。
自分に非があることであるのに、そのことについては何も言及せず、離婚するのは当然というような姿勢のご主人の土俵に上がる必要は全くありませんが、離婚すること自体についてはやむを得ないこととして、その条件について慎重に検討するという姿勢に転じた方がよろしいのではないかと思います。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 |
【まずはメールでご相談ください!】弁護士歴25年以上●離婚・不動産などご相談ください。あなたの事情に合わせたベストな解決を目指します
この質問に関連する法律相談
はじめまして、お世話になります。
現在、離婚に向けて話し合いが進んでおり、条件など、一応の合意が出来た状態です。
財産分与として、夫名義の預貯金から、合意した金額を譲渡されることになったのですが、具体的にはいつどのようにして受け取ればよいのでしょ...
結婚して10年ほどが経ちます。
子供は2人で、私は普通に事務の正社員で、旦那は営業マンです。
離婚という話に今なっています。
理由は、旦那の浮気です。
親権などの話は分かり合えたのですが、財産分与についてよくわかりません。
旦那の仕事は、固定給...
入籍後1年経過した妻との離婚を検討しています。子供はいません。そこで財産分与について質問です。
共通財産とは基本的には夫婦で共同して形成した財産ですが、入籍時から仕事の関係で単身赴任しており、同居をしておりません。入籍前と同じように、互いの生計は互...
去年籍を入れて以来、旦那と一度も一緒に住んでいません。今年に入り子どもが生まれましたが、4月に旦那の転勤の可能性があったこともあり、それぞれ実家に住んでいました。実際地方への転勤が決まり、4月から一緒に住む予定でしたが、まだ子どもが小さいため夏頃の引っ越...
初めまして。
昨年6月に離婚をしましたがお互いの住居の問題で11月中旬まで同居でやっと引っ越しで別居になりました。大学生が1人、中学生が二人の3人の子供は私が親権を得ました。
財産分与は車の売却費、マンションの売却費の折半、養育費は毎月9万円と口約束...
タイトル通りですが、夫の相続財産は財産分与の対象となるでしょうか。また、家計のやりくりがお互い共働きのため、毎月一定の金額を共通の口座に入金してやりくりをしていたのですが、お互い個人の口座のお金は財産分与の対象となりますか?
離婚に関する法律ガイドを見る
離婚時に離婚協議書を作成するべきという記述に対して、必ずと言っていいほど「公正証書にしましょう」という言葉が出てきます。ここでは、離婚協議書と公正証書の違いを解説しながら、離婚協議書を公正証書にする方法や作成ポイントを細かくご紹介した...続きを読む
男女別の離婚したいと思うとき|対処法と離婚すべきかどうかの判断基準
夫婦でいる以上、日々様々な出来事が起こると思います。時には離婚したいと考えるほど、嫌なこともあるでしょう。裁判所によると、平成27年に離婚調停を申し立てた理由に以下の理由がありました。 参考:「平成27年裁判所統計」 裁判を行わなくて...続きを読む
妻のモラハラを理由に離婚することは可能です。しかし、離婚時に夫は金銭的にも子供関係でも損しやすいため、しっかり準備する必要があります。この記事ではモラハラ妻と最短で離婚するための方法などについて紹介します。続きを読む
婚姻費用分担請求調停の申立方法をわかりやすく解説|費用や流れなど
婚姻費用分担請求調停の申し立て方法をわかりやすく解説します。また、知っておきたい婚姻費用の基礎知識や、計算方法、申立てに必要な書類から費用、調停開始から決まるまでの流れ、注意点、弁護士に依頼した場合なども解説。ぜひ参考にしてみてください。続きを読む
離婚時に、厚生年金や共済年金を分割できる制度があることをご存知でしょうか。専業主婦(主夫)や配偶者の扶養内で働いている方が離婚をした際に配偶者が払っていた厚生年金を分けてもらえる制度になっています。続きを読む
母親が親権を獲得する方法|不利になるケースもある?対処法は?
親権獲得に母親は有利であるというのは本当?この記事では、母親が親権を獲得する割合、重視されるポイント、親権を獲得する方法、母親でも不利になるケース、不倫や収入が少ない場合、注意したい子の連れ去り、弁護士依頼のメリット・費用、母親が獲得した事例を紹介します。続きを読む