離婚調停申し立ての段階で自宅の鍵がかえられていた件
通勤がかなり遠い為と交通費がかさむと妻に咎められたため週末婚という形で双方納得した上で、自分の結婚前に貯めていた資金でセカンドハウスを買いました。
すると、突然妻の弁護士から離婚調停申し立ての書面が届きました。
転居予定と伺っておりますと記載あったために急いで相手方の弁護士に連絡。
転居ではないし予定もない旨をお伝えしましたが、元の家は妻と子が住むので近寄らないようにと。
数日後に2通目の書面にて元の家には入らないようにと。(警察を呼ぶこともありえるのでくれぐれもご注意くださいとのこと)
元の家は私名義であり、所有権、居住権もあるので当然帰りますとお伝えした。
後日帰ると家の鍵が勝手に交換されていた。
この場合はどうすればよろしいでしょうか?
警察は民事不介入といいますが記録を残すためにも呼んだ方がいいのでしょうか?
拙い文ですがご回答いただけると有難いです。
よろしくお願いいたします。
相談者(ID:18453)さん
弁護士の回答一覧
ひろきちさんの意向としては離婚せず週末婚を続けることでしょうか? そうだとすると、転居予定で...
そうだとすると、転居予定ではないことや離婚する意思がないことを明確に伝え、相手が勝手に鍵を変えたことを通知等のやり取りの中で相手や弁護士に認めさせ、一方的に別居を強いられていることを証拠化すべき状況かと思います。DV等がないのにこちらに無断で鍵を変える行為は、離婚原因を作る問題行為となりうるので。
離婚調停申し立てをされており、調停への対応や自宅のことなど検討すべき点が多くある状況かと思いますので、一度現状や相手主張を確認した上で方針を検討するため、直接弁護士に法律相談されることをお勧めします。弁護士回答の続きを読む
警察に通報しても,おそらく警察は動かないと思われます。 ひろきちさんからすれば,ご自身の名義...
ひろきちさんからすれば,ご自身の名義の自宅を侵奪された形となっているわけですから,警察に被害を訴えたいというお気持ちを抱くのは当然と思います。
しかし,自宅を侵奪したのが奥様である場合,警察は,家事事件の領域であると判断し,何もしないことが十分に予想されます。
次に,弁護士からの自宅への接近禁止の連絡や家の鍵の交換についてですが,これもひろきちさんにとっては許し難い行為だと思いますが,妻側が離婚調停を申し立て,離婚事件の対立当事者となっている以上,妻が居住する家に近づくな,と妻側から主張されることはよくあることです。また,家庭裁判所も「自宅に近づかない方がいい」とひろきちさんを説得にかかると思います。
したがって,例えば,ご自宅に,荷物を取りに行きたいなどの用事がある場合は,相手側の弁護士に連絡して,場所と対象物を特定して,送ってもらう,という方法が無難だと思います。
腹立たしいとは思いますが,自宅への入室を強行すると,高い確率で警察に通報されます。
ひろきちさんの離婚に対するお考えは分かりませんが,調停で,ご自身の主張を存分に行い,なるべく納得がいく形で結論をつけた方がよいと思います。
弁護士 伊藤悠理弁護士回答の続きを読む
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