不当な労働条件について
この度はお世話になります。
私どもの勤める会社は、医科大学と並立する病院の中にある商事会社です。
業務内容は病院内で3店舗ある売店経営をしています。
私どもの会社は病院の設立者の娘が社長で就任しており今年で創立40周年を迎える年にあたります。
しかし3年前から、同じグループでやってきた医薬品を卸し販売をしていた会社が約180名、全社員が引き抜き?会社ぐるみの乗っとりの様な出来事があり、3年前から弁護士を立てて、裁判を行ってまいりました。
私くしどもの会社では裁判中も病院側から、売店を出て行く様、撤退する様に圧力をかけられ、今年の1月にようやく、裁判が修了致しました。
裁判の和解内容を説明させて頂きますと、売店3店舗の立ち退き、正社員の100パーセントの雇用する約束。それと損害賠償金として8億円の受けとる形で決着した形となりました。
弁護士から1月の初めに従業員に説明会が行われ売店の引き渡しが3月一杯までなので2月末日で店舗は閉店しパートアルバイトは会社都合による退社を余儀なくされ、正社員は裁判相手の病院側に雇用を約束されていました。
しかし今月に入って病院側から雇用条件として、正社員は全社員雇用はするが、契約社員での雇用で一年事の更新、5年後に正社員にするという内容でした。
正社員は全員で12名おり、どうしても雇用内容が納得いくものではないので当方の弁護士に相談した所、和解条項として正社員は全員雇用する事は約束されたが雇用形態までは、約束されておらずに、相手側からの雇用形態を不服を申し立てる事は一応、先方には言ってくれる様ですが、恐らくは変わらないだろうとの事でした。
先程の内容で解釈すると、雇用形態を問わず契約して良いのであれば、正社員は病院側から、一日3時間程度のパートアルバイトで雇用しますよ。
でもありになってしまう、お粗末な内容でした。
弁護士は1月の説明会時に正社員の方は100パーセント雇用が約束されているので安心して下さいと言っていたのが、悔しくて仕方がありません。
この様に会社は社員を守ってくれませんし、弁護士も賠償金が入れば、それ以外はどうでも良いのでしょうか?
社員はあくまでも被害者で、守ってくれない会社と弁護士に正直、怒りを感じています。
店舗の引き渡しも、3月末の内容から3月24日までに変更になり、もう時間もありません。
何か方法、手立てがありましたらアドバイスをお願い致します。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
第1に、まずは弁護士の方ととことん話し合って下さい。もうこの弁護士はいやだ、と思っても、我慢し...
第2に、一般的にいえば、おかしなことです。和解条項を守らせるような法的手段をとることは十分に可能です。
第3に、しかし正確に法的助言を行うには、和解内容、交渉の経緯、賠償金の趣旨、労働条件の内容などを事細かに検討する必要がありあす。
法的責任をきちんと追及されたい場合には、労働法にかなり詳しく、労働契約の承継の問題にも通じた弁護士に、有料であっても相談に行かれて、法的に正確に分析してもらい、今後の対応を検討するべきです。
※参照 https://www.crownslawoffice.com 弊所は、解雇通知書のある解雇、残業代請求、ケガの労災のご面談は原則無料です。
弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。
この質問に関連する法律相談
仕事中に倒れて救急車に運ばれて
上司の所長代理に1回辞めてもらうとか病院で言われて
療養中に会社から掛かってきて
上司の所長代理に1回、会社で担当役員と面談してもらいたいって言われて 面談しないと仕事は、させませんって言われて精神的に頭がおかしく...
飲食店でアルバイトをしています。
ある日の仕事中、腕に火傷を負いました。
店長に病院に行かせてほしいと申し出たところ、人手が少なく忙しいのでこのまま仕事を続けるよう言われました。
その後数日間も同じ理由で休みをもらうことはできませんでした。
...
今年6月に採用したパートの雇い止めを年度末の契約更新時に行いたいと思っています。
経緯として
1.労働契約書の内容にある業務Aを行うと手が痛くなる
2.一度手の負担が少ない業務Bに変更して様子を見たが、痛みがたまに発生する
3.病院で診察して貰う...
今年の4月まで非営利団体に28年間勤務していたものです。
仕事は主に事務関係でした。休日は普通の週休2日制でイベントや業務で年に20日ほど休日出勤もありました。残業時間は非常に多く、ほぼ毎日3時間はしていました。(一人だけ残って残業ということも多か...
地方公務員の正規職員をしています。昨年の4月に異動がありました。その部署で、引き継ぎが出来ておらず、前任者の残した20件の取引先との調整と帳簿の提出等があり業務過大で、上司に業務過大で取引先への提出が遅れているとの報告を再三しておりました。しかし、報告し...
怪我をして3ヶ月ほど休業することになりましたが、会社から休業手当みたいなものはでないといわれました。業務中に起こった事故で怪我をした場合、会社が保証してくれないものでしょうか?
労働問題に関する法律ガイドを見る
残業代請求には過去2年間までという時間制限があります。2年以前のものは時効により消滅し、請求ができなくなります。しかし、残業代請求の時効の進行は止めることができます。また、企業側に不法行為が認められた場合は、時効を延長できる場合があり...続きを読む
雇い止めとは、派遣社員や契約社員などの有期雇用を受けている人が、契約を更新されずにそのまま勤務が終了してしまうことをいいます。この記事では、雇い止めに関する法改正の内容と2018年問題、雇い止めの法理と雇い止めを言い渡された時に阻止する方法を紹介します。続きを読む
マタハラで弁護士に相談すべき3つのケースと相談のメリット4つ
マタハラの相談件数は年々増加しており、マタハラはいつ誰に起こってもおかしくない問題です。マタハラ解決は弁護士に相談することができます。今回は、数多くあるマタハラ問題の中でも弁護士に相談した方がいいケースや相談をするメリット、対処法をご紹介します。続きを読む
ブラック企業には、ブラック企業ならではの辞め方というものがあります。ブラック企業の場合は、ブラック企業ならではの原因で利用できる制度などもあるため、しっかりと準備をすれば賢く辞めることもできます。今回は、ブラック企業を辞める手順と、ブ...続きを読む
働きたくない人が知っておくべき知識と法律で考える3つの対処法
2017.6.5働きたくないというのは、働いている全ての人の切実な願いです。可能ならずっと家で寝ていたい、働かずに生活したいと思う方もいるでしょう。「働きたくない」を冷静に考え直してみると未払い残業代やハラスメントなど深刻な問題を抱えている可能性があ...続きを読む
労働問題で度々耳にするのが「固定残業制だから残業代が出ない」という言葉です。固定残業制は、残業代を支払わなくていいわけではありません。今回は、固定残業制での残業代の考え方と未払いの残業代があった場合の請求方法についてご紹介します。続きを読む