相続と遺言に関する懸念
下記の質問内容よろしくご教授下さい。
1.遺産相続
亡き祖父Aが残した家屋付き土地があり、その家屋に居住しているDがいるにも拘わらず、元所有者Bが嫌がらせで家屋を一部破壊。
その後、再度来ないようにAの長男CとBが覚書を交わしました。
Cの他界後、相続者Gが当方達に許可なく勝手に共有財産である土地を売る為にBと交渉し、値段を決め、更地にしてしまった。
挙句の果てには、Gはこの土地問題から降りると電話で言ってくる始末。
・この件に関して、GとBに対して異議申立てを言う予定です。
・申立てを行う前に、他の相続人より交渉権、売却代金の分配を定め、又代金の入金管理の為に委任状を取得したいと思っています。
・書面にて同意してもらい、当方が交渉に当たる事は可能ですか。
書面を記載する際、下記の内容を記載してもよろしいのでしょうか。
先方が「これは脅迫ですか。」とも取れるような文面だと感じていますが、如何でしょうか。
『この件で、お話があるのであれば、○月○日迄に××さん(この文書を送る相続人)ご本人からの書面での一報をお待ちしております。連絡なき場合は、当方に土地の売却交渉および委任事項を一任されたものと承知し、Bさんとの交渉に臨みます。
下記委任事項に同意して頂けない場合には、売却などの手続が取れず、あなたにも不利益が生じますがよいですか。それでもできないというなら、当面おっしゃる方法は取れないと諦めるしかないでしょう。(訴訟をするわけにもいかないでしょう)。』
当方は、GとBとの交渉に異議申立てをしたいが、頭数では敵わない為、どうしたらよいのか困惑しています。
当方は他の相続人や相続対象の土地から遠方に住居がある為、頻繁には会えない為、今後とも手紙で遣り取りすると思います。
2.遺言
・DとGには昔から嫌がらせを受けて来ました。
・Dは、他宗教を信仰しているので、当方が管理している墓には入りたくはないと散々公の面前で言っていました。
・当方は、墓を建立し、墓守をしている。
しかし最近になって心変わりをしたのか、Gに強要されたのか、墓に入りたいと言い出し、当方には何も言わずに、寺へDとGが行き、Dの最期は当方が墓守をしている墓に入りたい、そして葬儀費用は当方より強制的に出させると言う挨拶をしてきた、と。この内容は後になって、お寺さんに連絡した際に知らされました。お寺さんは墓守に話の通すのが筋だと言ったそうです。
ですが、後になってDが当方のお墓に入りたいのであれば、許可して下さい、と言ってくるに違いないと思います。
当方としては、精神的苦痛と荷が湯を飲まされたDに対して墓には入れさせたくはないと思っています。
之も当方に無断で埋葬してしまうんではないかと今から心配しています。
そういう内容の遺言を作成された場合、それに全面的に従わざるを得ませんでしょうか。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
質問の1については、「元所有者」の立場が分かりません。相続財産の名義がどうなっているのか?売却...
質問の2については、お寺の収支なども絡んでくるので、仮にそういう遺言があったとしても直ちにお寺の方で受け入れるかどうかは不明です。紛争としても相続問題ではない親族間紛争になるかと思われます。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
1については、想定されている「異議申立」手続の内容が、今ひとつよく分かりません。 2について...
2については、遺言のうち財産処分関係以外の内容(例:葬儀のやり方など)には通常法的強制力は生じませんので、あまり心配される必要はないように思います。
いずれにせよだいぶ状況が煮詰まっているご様子でで、当事者だけでの解決は難しそうな印象です。
早めに弁護士に相談し、交渉なりしかるべき手続なりを依頼された方が良いように思います。
弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
わたしを養女にもらわなかったらよかったとか 嫌がらせをされます 家をキレイにしてくれても 何か気にくわないと ここから 出てけと言われます 正直 育ての親と縁を切りたいと思うようになってきました 縁を切ったら 育ての親の土地は、自分の息子にもら...
父名義の家土地があり私と母の連れ子の姉2人が居ます 3人の相続権利はあるのですが父と私夫婦が家のローンは支払っていました。私は同居でしたので介護費用 葬儀費用全て支払いしました 1人の姉は血の繋がりがないということで葬儀にも出席しませんでした ですが葬儀...
私には軽度認知症の父方の祖母がいます。祖父の建てた持ち家で家族5人で暮らしていましたが、祖父が亡くなり祖母が軽度認知症になりました。
祖母は私たちに家を渡すのが嫌で自身の友人に実家を譲ろうとしています。そして嫁いだ父親の姉(伯母)も、私たち姉妹と母親に...
実家の姉が(一度は結婚して戸籍からはずれ離婚後また実家の籍に戻っている)17年前父の死亡時に不動産は自分が金融財産は母がということで受け継ぎ、わたしには印鑑証明書を用意させました。実印を押すようなことはなかったのです。今回は一次相続だから実をとって諦めて...
今、遺産分割問題で調停中です。
知りたいのは、おじいさんが死んだ時「おじいさんの貯金を下ろすのに必要」といわれ署名、印、印証明をした。何かいちゃんを付け悪者にされて問題問題にされた。後になって預貯金は協議済みにすり替え遺産分割協議から預貯金は分割済みと...
遺産相続は終わってしまいましたが分割の内容に納得がいきません。母の生前介護、通院、葬式等もろもろでかかった費用をほかの兄弟に請求したいのですが、できますか
相続に関する法律ガイドを見る
相続放棄申述受理証明書が必要なのはいつ?登記や名義変更での使い方
相続放棄申述受理証明書は、家庭裁判所が発行する「相続放棄申述が受理されたことの証明書」で、共同相続人が相続登記をする際に必要になる書類です。続きを読む
遺留分の請求を弁護士に依頼する際の費用|依頼内容からみる費用相場
「相続財産の取り分が極端に少ない」というような場合は、弁護士に遺留分の請求対応を依頼することでスムーズな解決が望めますが、依頼時は弁護士費用がかかります。この記事では、遺留分の請求を弁護士に依頼する際の費用相場や、費用を抑える方法などについて解説します。続きを読む
相続問題の無料相談活用法!相談先4つと相談に行くベストタイミング
2020.4.6無料相談と言っても相談先が多すぎて、自分がどこに相談するのが1番いいのかわからないと思います。ここでは初めての相続や相続を行う上で、不安や疑問があった場合に自分に合った無料相談ができる相談先をまとめました。続きを読む
再婚と相続の関係性|再婚後の相続範囲や連れ子がいるケースでの注意点
再婚をした際に考えなければいけないのが、相続の問題です。元配偶者との間に子供がいた場合、たとえ疎遠になっていたとしても親子関係は変わらないため、相続が発生してしまいます。 今回は、そんな再婚と相続について、今から考えておくべきことを解説していきます。続きを読む
遺留分減殺請求とは|減殺請求の方法と相続時に泣き寝入りしない豆知識
遺留分減殺請求(いりゅうぶんげんさいせいきゅう)とは、一定の法定相続人に認められた最低限の遺産の取り分である「遺留分」を取り戻すための法的手続のことを言います。遺留分減殺請求の方法には特に指定がありませんが、一般的には相手方に対し内容...続きを読む
相続手続きの種類と流れ|期限・優先度別に忘れがちな手続きを大整理
相続手続きとは、亡くなった人の身辺を整理し、財産を分配し、債務を清算するなど、相続が発生した際に行わなければならない様々な手続き全体を指すものです。近年は生前整理や老前整理など、ある程度死を考える過程で自ら率先して財産等の整理を行う方...続きを読む