高次脳機能障害の慰謝料
昨年末に交通事故で脳挫傷で30日入院しました。事故の割合は10: 0で相手が一方的に悪いです。 最初は記憶の高次脳機能障害がありましたが今は記憶の面でおちたぐらいで生活しています。この場合傷あとはまだ一ヶ所ありますが、慰謝料はどのようなものでしょう?自分の保険屋さんは傷あとがあると障害の等級は12級で200万はあると言ってました。それは慰謝料とは別になるのでしょうか?
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
入院慰謝料が50万強、仮に、障害の等級が12級だとしたら後遺障害慰謝料が290万円が基準となっ...
このほかにも、逸失利益が多額になる可能性もありますので、弁護士にご相談されることをお勧めします。弁護士回答の続きを読む
「40代女性 後遺障害併合6級のケース」 ご投稿内容拝見致しました。 お怪我の内容...
ご投稿内容拝見致しました。
お怪我の内容からしますと、高次脳機能障害の症状の残存や影響がないかしっかりとチェックする必要があります。
当事務所の取り扱いケースの中に、類似ケースがございます。この事案では,当事務所の受任前,「高次脳機能障害ではない」との医師の意見が出されていました。しかしながら,当該医師は高次脳機能障害に通じておらず,重大な見落としがありました。そこで,当事務所の受任後,脳の画像や診断書等の証拠の精査,ご家族からの日常生活の詳細なヒアリング等を行った結果,最終的に高次脳機能障害であることが認められ,後遺障害9級が認定されました。そして,顔面部の醜状痕(7級)と併せ,後遺障害併合6級が認定されました。なお,逸失利益の金額を巡り,労働能力喪失率についても大きな争いとなりましたが,適正な労働能力喪失率が認められました。
あなたのケースでも、高次脳機能障害の点をしっかりとチェックするとともに、傷痕の件も適正な賠償を目指されるべきです。傷痕の場所がお顔の場合、後遺障害12級などに該当する可能性があります。その場合、入院の慰謝料とは別に後遺障害慰謝料290万円程度が認められます。
ただ、相手方保険会社は、この慰謝料の金額を抑え込んだ提示をしてきたり、逸失利益を否定してくることが予想されますので、弁護士に正式に依頼されるなどして、適正な賠償を目指されるのがよろしいでしょう。弁護士への依頼のタイミングは、上記のとおり高次脳機能障害への対応もございますので、早い段階の方が望ましいように思います。
弁護士回答の続きを読む
高次脳機能障害の後遺障害診断書を医師に作成してもらい、後遺障害の認定を受ける必要があります。昨...
脳挫傷で30日入院され、高次脳機能障害が残存するとなると、その症状により、7級や9級の認定がさ...
(高次脳機能障害の場合、1,2,3,5,7,9級の可能性がありますが、お書きいただいている症状からは、5級以上は該当しないかと思われます)
仮に、9級が認められた場合、後遺障害慰謝料だけでも690万円となります。
さらに、逸失利益なども請求できますので、賠償額はより高額になります。
例えば、40歳、年収300万円の方が9級の後遺障害を負った場合、逸失利益は、
300万円×35%×14.643≒1537万円
となりますので、慰謝料などと合わせると、2500万円程度の賠償が得られる
こととなります。
高次脳機能障害について、適切な認定を受けるためには、日常生活における症状について、医師と共有しつつ、具体的なエピソードをご家族に日常生活状況報告の形で作成してもらう必要があります。
特に、高次脳機能障害については、適切な等級認定を受けるために専門家のアドバイスが必須だと思います。
高次脳機能障害についてのサイトを開設しておりますので、よろしければご参照ください。
http://www.koujinou-jidan.net/弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都港区南青山2-6-12アヌシー青山5階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
大手企業法務事務所で学び、地方の弁護士も経験した「身近で頼れる弁護士」です
まず、ご相談者様は、後遺症で、12級に該当すると認定されたのでしょうか。 まだの場合は、いま...
まだの場合は、いまから、後遺症の申請をし、その結果次第で、金額は変わってきます。
後遺症と認定された場合は、通院+入院したことによる慰謝料の他に、後遺症の慰謝料をもらうことができます。
相手方保険会社が言っている、200万円というのは、その内訳を聞かないと、根拠がわかりませんが、仮に12級に該当した場合は、200万円以上の請求ができる可能性が高いです。
いずれにせよ、詳しい事情をお聞きしないと正確な回答ができないため、一度、ご相談いただければと思います。
(グリーンリーフ法律事務所弁護士 申 景秀)弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
後遺症障害14級9号外認定されました。この場合の慰謝料はいくらになるんでしょうか?
信号停止中に後ろから追突、通院期間503日 通院日153日です。
長文です。スミマセン
11月末日、信号で停車中、前の車のバックランプがつき、急加速して突っ込まれるもらい事故に遭いました(相手は高齢者でギヤを間違えた事が原因です)
相手は自賠責保険しか入っておらず、『示談で済ませよう』と話してきたが、『現場...
2013年9月30日に250CCのオートバイで幹線道路を走行中に自分の進行方向左側の路地から軽自動車が突然出てきて、衝突を避けるため急ブレーキとハンドルを右に切りバランスを崩して転倒、全治2週間の怪我をいたしました(大和警察で人身事故扱い)ちなみに車両同...
昨年4月末に私の妻が、追突事故(当方車、相手自動二輪)にあい、腰と首にMRIによりヘルニアと診断されました。相手が任意未加入のため自分の保険会社の特約で対応しています。
今年の3月に症状固定になり、後遺障害の申請を、自分の保険会社を通じで行い、併合14...
治療費528.320
通院費7.799
休業損害39.144
慰謝料673.900
損害額合計1249.163
既払額528.320
最終お支払額720.843
と言われました。
通院した日数は102日間、病院に通院しました。
...
自転車(自分)と自動車(相手)の損害賠償について相談があります。
優先道路を走っていた自分に左脇道から相手に衝突されました。
自分は跳ね飛ばされ全治2週間の怪我を負いました。
その際に自転車のフレームやタイヤが曲がってしまい破損
通勤手段...
交通事故に関する法律ガイドを見る
後遺障害等級第12級の症状と認定基準|第12級の慰謝料相場まとめ
後遺障害第12級は全14段階ある後遺障害等級の中では軽い症状だとされています。交通事故によって起こるむち打ち症など身近なケガが多いため、後遺障害等級認定の総合件数に対する後遺障害第12級の割合は全体の2番目になります。平成26年度の損...続きを読む
後遺障害で得られる慰謝料は、入院や通院での心身的な損害に対する『入通院慰謝料』に加えて、後遺障害等級に認定されることで得られる『後遺障害慰謝料』や被害者の労働能力喪失における損害を補償する『後遺障害逸失利益』などがあります。後遺障害を...続きを読む
後遺障害の併合(へいごう)とは、系列の違う後遺障害が2つ以上ある場合において、重い方の等級より1~3段階上がって認定されることや、重い方の等級で合わせて認定されることをいいます。併合は複数の後遺障害を負った場合の認定基準になります。た...続きを読む
交通事故にかかる弁護士費用の相場|費用の節約法と依頼先を選ぶコツ
2020.3.27交通事故問題の解決に心強い弁護士ですが、当然ダダではないので利用するなら費用の相場と節約方法を把握しておく必要があります。この記事では交通事故の弁護士費用についてご紹介するので、弁護士への依頼を検討されている場合はぜひ参考にしてみて下さい。続きを読む
交通事故を弁護士に相談する際の選び方|ポイントや選択方法を解説
2020.3.27交通事故に関する問題に対応する際は、弁護士のサポートを得ることでスムーズな問題解決が望めます。ただし、一口に弁護士といっても対応内容はさまざまで、依頼内容に合った弁護士を選ぶ必要があります。この記事では、交通事故を弁護士に相談する際の選び方を解説します。続きを読む
自動車事故の示談を進める基礎知識と失敗せずに慰謝料を増額するコツ
交通事故における示談交渉は慰謝料などの損害賠償の金額を決めるとても重要な手続きです。この記事では示談交渉の基礎知識と交渉を成功させるコツをご紹介しますので、情報を仕入れて示談交渉の準備をしておきたい場合はぜひ参考にしてみて下さい。続きを読む