弁護士特約は使えるのでしょうか?
10対0の追突事故の被害者です。
加害者が任意保険に入っておらず、当方の任意保険の人身傷害補償にて通院し6月27日症状固定
通院期間213日 通院日数100日
先日後遺障害の通知が届き
頸部痛、頭痛と、背部痛、腰部痛の併合で14級9号の認定が取れました。
教えていただきたいのですが、
①異議申し立てをして等級が上がる見込みはあるのでしょうか?
最近頭痛、耳鳴りはましになりましたが、事故後左耳の聴力落ちている気がします
②弁護士さんによっては人身傷害補償では弁護士特約が使えないや、自賠責基準程度しか取れない様な書き込みを目にしました、保険金額75万円以上の増額は見込めない物でしょうか?
よろしくお願いします
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
①異議申立によって等級があがりそうかは、いただいた情報だけではなんとも申し上げられません。 ...
ただ、最近難聴が生じたとすると、事故からの期間が長いため因果関係の立証が難しい可能性もございます。
いずれにせよ、この点についても一度具体的に弁護士に相談されるべきと思われます。
②人身傷害保険では弁護士特約は使えませんし、補償の程度も加害者に対する賠償請求額に比べると低くなります。
今回は、相手方が無保険車とのことですが、ご自身の保険に「無保険車特約」はついていませんでしょうか。
もしついている場合、まず弁護士特約を使って弁護士を選任し、相手方に対して損害賠償請求訴訟を行う。
相手方に対する判決を得た上で、ご自身の保険会社に無保険車特約に基づく請求を行う。という2本立てで行うことで、
弁護士特約を使いつつ、賠償額を(人身傷害保険水準ではなく)満額受け取ることが可能です。
賠償額としては、75万円を優に超えると思われます(いただいた情報からだと、通院慰謝料が100万円ほど、
後遺障害慰謝料が110万円ほど、逸失利益が年収の20%ほど(主婦なら逸失利益が75万円ほど)でだいたい300万円
程となるのではないかと思われます。)。
弁護士法人勝浦総合法律事務所
東京オフィス/大阪オフィス弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都港区南青山2-6-12アヌシー青山5階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
大手企業法務事務所で学び、地方の弁護士も経験した「身近で頼れる弁護士」です
人身傷害保険は,ご自身の任意保険契約に基づいて支払われる保険金ですので,その約款に記載されてい...
他方で,相手方本人に損害賠償請求する場合には,自賠責基準に縛られることもありませんし,ご自身の任意保険に弁護士特約が付いていれば,その利用がおそらく可能です。
ですので,人身傷害保険による支払を受けた後で,不足分を弁護士特約を使って相手方に請求するという流れが多いように思います。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都千代田区内神田3-4-12トーハン第7ビル2階 |
---|---|---|
対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 |
明るい未来のため全力でサポートします。
この質問に関連する法律相談
先日バイクで単独の転倒事故を起こしてしまいました。
幸い相手もなく自分自身が怪我をしただけで済みましたが、バイクは廃車になってしまいました。
事故を起こしたバイクは納車されてから1ヶ月ほどで、4回程度しか乗っていません。
事故を起こした場所も、峠道...
事故に遭い、現在通院中です。手の痺れが、全く取れない状況でかれこれ3ヶ月です。
半年までは、病院に通えるようですが、それ以降は、どのようになるのですか?
症状固定となるならば、慰謝料は、どれくらいになるのでしょうか? また、それ以降は病院に通えるもの...
トラックをバックで壁に損傷を与えました。
警察より連絡が入り、当て逃げとなっています。
運転者本人に状況を確認したところ、当たったことに
気づかなかったと言っています。防犯カメラには映っていました。
警察に本人の主張を通させていいでしょうか?
帰宅途中に事故にあったのですが、一月ほど大学にも行けずアルバイトも出来ない状態になってしまいました。アルバイトでも休業損害として認められますか?あと休まざるを得なくなった大学の授業料ですが例えば月で年間授業料を割って、その分を請求することはできますか?
日本に居住している友人のイギリス人男性が、 今年の初め頃、東京で、彼は同乗者を数人乗せて、 接触事故を起こしてしまいました。
相手はタクシーで、 その時点では怪我等はなかったようですが、問題は、 その時点で同乗者が逃げたため、 運転していた彼は逃げ...
会社の車で2名で走行中、センターラインオバーした車に正面衝突され、その勢いで横に駐車していた車に衝突しました。車は廃車、相手の車はそのまま放置され、運転手は走って現場を逃げました。
こちらは一人が一週間の入院で、内臓損傷、もう一人は打撲程度でした。...
交通事故に関する法律ガイドを見る
交通事故によって負ったケガが治療し続けても回復の見込みがなく、日常生活で行う身体の動作が制限されたり労働能力を失ったりした場合、全部で14段階ある後遺障害等級のいずれかに認定されます。後遺障害第14級は全等級の中で最も軽症だとされてい...続きを読む
後遺障害の併合(へいごう)とは、系列の違う後遺障害が2つ以上ある場合において、重い方の等級より1~3段階上がって認定されることや、重い方の等級で合わせて認定されることをいいます。併合は複数の後遺障害を負った場合の認定基準になります。た...続きを読む
交通事故によるむち打ち慰謝料の相場と適正な後遺障害認定を受けるコツ
むち打ちは交通事故の代表的な負傷の1つですが、他者から見て症状が分かりにくい負傷のため慰謝料請求の際にトラブルが生じやすいと言われています。そこで、この記事では慰謝料請求の成功率を高めるためにむち打ちの後遺障害に関する基礎知識をご紹介します。続きを読む
交通事故の示談金を増額させる方法|弁護士に依頼するメリットも解説
交通事故の示談金が増やせることをご存知ですか? この記事では、交通事故の示談金を増額させられる方法について紹介します。同じ交通事故でも、交渉次第で受けとれる示談金の金額が大幅に異なってくるので、ぜひとも知っておいてください。続きを読む
交通事故で被害者が死亡した場合に遺族が知っておくべき示談交渉の知識
被害者が亡くなった場合、加遺族が損害賠償請求を行います。損害賠償額は、一般的に示談交渉時に加害者の加入する保険会社と交渉することになりますが、不当に低い金額が提示される場合もあります。今回は、損害賠償額の算定方法と、示談交渉時の注意点について記載を行います。続きを読む
- 2020.3.26
弁護士費用を支払う余裕がないとしても簡単に諦めてはいけません。なかには分割払いに対応している事務所もあるほか、各種制度や特約を利用して費用負担を軽くできるケースもあります。この記事では、弁護士費用が払えない場合の対処法や、弁護士を選ぶ際のコツを解説します。続きを読む