違反行為に関する誓約書のサインについて
業務委託契約社員として個別指導型のカルチャー教室で働いています。今回、業務委託契約書内に記載のある「受講者との連絡先交換の禁止」に反してしまい、会社側から誓約書のサインを求められています。その誓約書には、連絡先交換に対する損害賠償額が明示されており、また、誓約書締結前後問わず、違反行為が受講者側から報告を合った場合は損害賠償請求の100万円がなされることが書かれております。違反行為を行った事実は認め会社側には謝罪および再発防止の顛末書の提出をしておりますが、突然、誓約書の提出を求められたことに驚いているとともに、誓約書内に書かれている損害賠償額が想像を超える額だったため、そのの妥当性について不信感を持っており、誓約書の提出を拒んでいたところ、早急に提出するように会社側から催促がきました。金額の妥当性はあるのでしょうか?
相談者(ID:6195)さん
弁護士の回答一覧
損害賠償金を100万円とするのが高いか安いかは、この場では意見を申し上げることはできません。 ...
なぜ受講者と連絡先の交換をしたのか経緯が分かりませんし、なぜ違反したことが発覚したのかも全く分からないからです。
しかし本来なら、業務委託契約書に違反行為の場合の損害賠償額が明記されていてしかるべきです。今回の誓約書に初めて明記されるのでしたら、その金額については納得のいくように交渉する機会が与えられてしかるべきです。
催促されたからといって慌てて提出する必要はありません。
交渉の場を設けてもらえるようお願いしてみてはいかがでしょうか。弁護士回答の続きを読む
住所 | : | 東京都豊島区西池袋5-1-6第2矢島ビル4階A室 |
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対応地域 | : | 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県 |
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