定年退職と再雇用について

企業法務

60歳を過ぎた従業員に対して、定年の手続きをせず継続雇用(給料、手当ても同額)で雇用していました。
何年か過ぎて問題が出てきて、その従業員の仕事内容や勤務態度についての見直しがあり定年退職の話を進めました。
その中で、本人より雇用については65歳まで同じ契約のままで働く事を経営者と約束しているとの話がありました。
社長へ確認してみると、明確な話は一切していないとの事でした。
その場で再雇用の説明しましたが給料が納得出来ないと言われ平行線になってしまいました。
従業員の主張としては、
①現在と同額の給料
②退職金(中退協)以外にも会社からの退職金要求
がありました。
会社としては、契約を変え再雇用を考えておりますが収入が減る事に納得いかないのなら、そのまま退職して頂いても構わないとゆう事になりました。
口約束で65歳まで雇用する話も、退職金を会社から渡す約束もしていないので対応に困っております。
会社側で、やるべき事があれば教えてください。
宜しくお願いします。

相談者(ID:924)さん

2018年02月07日

弁護士の回答一覧

藤川 久昭
弁護士(クラウンズ法律事務所)

詳しい事情がわからないので、一般論としてご回答いたします。結論からいえば、おそらく、一方的変更...

詳しい事情がわからないので、一般論としてご回答いたします。結論からいえば、おそらく、一方的変更は難しい可能性が高いです。60歳時の状況(自動継続?)、仕事の内容、労働条件、御社の就業規則等を精査して、詳細に検討する必要があります。

法的に正確に分析されたい場合には、労働法にかなり詳しく、定年法理、再雇用法理等にも通じた弁護士に相談し、諸規定をもとにしながら具体的な話をなさった上で、今後の対応を検討するべきです。ネットでのやりとりには限界がありますので、すぐに直接、面談あるいは電話相談をなさってくださいね。
弁護士回答の続きを読む
役に立った
0
回答した弁護士のご紹介
藤川 久昭
弁護士(クラウンズ法律事務所)
住所東京都新宿区四谷4-28-20パレ・エテルネル205A
対応地域全国

債務の相談、残業代請求、解雇通知書/理由書のある解雇、怪我の労災の案件については、原則無料相談です。それ以外についてもお電話で有料無料を判断します。

注力分野
この弁護士の詳細を見る

この質問に関連する法律相談

元請けの人事権

当社の従業員が元請けの社員にクビと言われたらしく それきり出勤しなくなりその後退職しました
元請けに対して損害賠償請求等可能でしょうか
宜しくお願いします

1
0
相談日:2017年07月11日
起業の資本政策

資本金10万円でWebサービスの会社を起業しました。知り合いの社長にプレゼンしたところ3名から合計1000万円を出資するとの話を頂いたのですが、資本金10万円で設立したため、持ち分がかなり薄まるのではないかと懸念しています。

この場合、50%以上の...

1
0
相談日:2018年08月23日
レンタルサービスの利用規約について

製造業で、自社商品のレンタルサービスを始めようと思い、利用規約を作る予定ですが、後々のリスクを避けるため弁護士の方にリーガルチェックの依頼を検討中です。現在顧問の弁護士はおらず、直近で顧問を依頼するような事案が他にはすぐに思い浮かばないのですが、顧問契約...

1
0
相談日:2020年03月21日
(企業法務)契約書のチェックや相談

零細企業の法人事業主です。
現在、Web上で月額払いのオンラインサービス(教育教材の提供です)を展開しようとしております。
その際の顧客と結ぶ契約書の相談及びチェックをして頂ける方を探しておりますが、同じ企業法務でも、さらに得意分野が細分化されると思...

1
0
相談日:2019年11月08日
不採用にした求職者からの暴言メール

開業医です。ある大手の求人サイトと通じて医療事務員を募集しコロナの影響もあり多くの応募がありました。コロナの影響で電話面接のみで、結果が出るまで2週間かかりました。法律上履歴書の返却義務がないのは知ってますが、履歴書の返却はについては各応募者に確認し、返...

1
0
相談日:2020年06月29日
同一労働同一賃金について

親会社がグループの子会社を吸収合併しました。子会社は100%親会社出資の子会社です。子会社の基本給には元々、親会社と基本給に差(子会社のが低い)があり、子会社だから仕方ないと思ってましたが、吸収合併後の基本給形態は親会社の水準と同一にするべきでしょうか?...

2
1
相談日:2019年12月13日
フリーワード検索で法律相談を見つける

企業法務に関する法律ガイドを見る