隣地の木々から毎日降り注ぐ大量の葉と枝について

不動産トラブル
騒音・近隣トラブル

2年前に購入した戸建ての目の前に、傾斜になった私有地が広がり、手入れされていない大量の木々が敷地を超えてこちらの敷地へ伸び、年中大量の葉、枝、虫が風に乗って降り注ぎます。またそれは自宅南向きの窓の方向でもあり、こちらの日当たりにも影響しています。
1番困っているのは毎日その掃除をしなければならない状況で、同じくそちらに面している4軒の方は毎日のように掃除せざるを得なくなっています。市の環境課に伐採等の指導をお願いしたところ、現地調査をされたそうで、山林扱いになるため何もできないと言われました。市からの提案で電線にかかった部分は電力会社に相談するよう言われ、連絡しましたが、電線が破損しないようカバーをつけることしかできないと言われました。
また、台風の時などは木が倒れたり、それなりの大きさの枝が家に飛んできたり、私有地につけているセメントの塀が道路に向かって倒れているなど、危険な場面があることも伝えましたが市は動いてくれないそうです。
正直、購入した時点では不動産屋さんから山林という説明はなく、住んでみて初めてこのようなトラブルに直面しています。決して山奥の山林という訳でなく、JR徒歩10分程の場所なので想定外の事態でした。この問題のせいで、引越しまで考えるほど迷惑しており、自治会などを通して市に再度相談をするか、個人で所有者を調べて苦情を伝えていくことを検討しているのですが、何か良い解決策はありますでしょうか。

相談者(ID:18078)さん

2020年06月05日

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結論から申し上げると,質問本文にも書かれている通り,所有者を調べて連絡を試みることが今のところ...

結論から申し上げると,質問本文にも書かれている通り,所有者を調べて連絡を試みることが今のところ賢明な方法かと思います。

境界線を越えた部分についての枝の切除等は民法上求めることができますが(民法233条1項),落ち葉についてはおそらく程度問題になるかと考えています。
また,問題が日当たりの議論に及ぶとすると日照権の問題として議論しなければならない可能性がありますが,この点は交渉での解決は難しいかもしれません。

いずれにしろ,隣地所有者も単に状況を知らないだけで連絡すれば対応してもらえる可能性もあるかと思われますし,飛び出している枝の切除は法的に要求できる可能性が非常に高いので,やはり相談者様の考えられている所有者を調べて連絡を試みるというアプローチは最良の選択肢の一つではないかと思います。
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